---------------------------------------------------------------------------- 学籍番号:79950982 入野仁志 生命が生き残るためには自己複製機能が必要不可欠である。私は粘土鋳型説に 賛同し、有機物と粘度鉱物の結晶の複製機能が、現在の生命の素を作ったと考 える。 生命誕生時に自己複製機能手段がなければ我々はいない。となると我々が生命 と呼んでいる物は誕生時に自己複製機能手段を持っていなければならない。粘 土鉱物の結晶は複製及び変異する事が分かっている。生体に必要な元素が集ま り化学進化(生体に必要な元素の調達と化学反応の為のエネルギーは彗星衝突 等外的要因が必要だろう)が起きてDNAが出来てもそれが自己複製という高度な 機能を持つとは考えにくい。そこで原始生命は、粘土鋳型説が唱えている有機 分子が粘土遺伝子の表面に吸着した事は偶然かもしれないが既存の単純な自己 複製機能を持っていた粘土鉱物の機能を利用したと思う。エネルギーがないと 生命活動は維持出来ないから多分最初の原始生命は有機物を取り入れ加水分解 等で熱エネルギーを作って生命を維持していたと思う。有機物を取り入れる際 に、粘土が持っている無機物である金属元素も(我々が気づかない間に環境ホ ルモン等必要以外の物を摂取している様に)微量ながら原始生命に入ってきた のだろう。そうして体内に入った粘土鉱物が蓄積し体内で自己複製及び変異の 機能を働かせたのだろう。そして変異によってそれらの機能を体内有機物に持 たしたのだろう。 評価者コメント: 自己複製機能の重要性を認識し、それに絞ってなおかつ、分子レベルから言及 している点が高評価。 --------------------------------------------------------------------- 学籍番号 :79956689 中村一穂 "彗星衝突"と"分子進化"によって原始生命が生まれたのではないかと考える. 彗星の作った生命のスープは酸化型であると考えられている原始大気の中でも、 原始生命が発生するだけの可能性を持っていたのではないか. 現在、生命のスープともいえる原始地球の海から原始生命が発生したということが、 生命発生の可能性として広く知られている.1953年に行われたスタンレー・ミラー の実験により、原始地球の大気を模した混合ガスから放電によりグリシン・アラ ニン・乳酸などが、シリル・ポナンペルマの実験では電子ビームの照射により核 酸塩基が合成されることが確認され、このシナリオが単に卓上の理論ではないこ とが確認された. さらに、現時点までに実験での合成に成功した10数種のアミノ酸は、 現在DNAのデコーディングがおわっている生物の構成要素として高い割合を占め ていることもかっており、原始生命はその10数種のアミノ酸のみで構成されてい たのではないかという論もこのシナリオの有効性を示している. 実際には原始地球の大気成分はアンモニア主体の還元型ではなく、 窒素主体の酸化型で、生成されたアミノ酸は酸素にふれることで分解してしまい 結果として有機分子が生成されにくいこと.また、たとえ大気が還元型であった場 合は酸素がないためにオゾン層がなく、その結果降り注ぐ紫外線によりアミノ酸 は分解されてしまうのではないかといわれているが、彗星衝突は酸化型である原 始大気の中でも生命が発生する可能性を生んでいる. まず、彗星の落下によって生じた"彗星池"には当時の海水とは比べものに ならないほどの生命に必要な元素を含んでいたはずであり、宇宙から飛来した彗 星の成分から生命が発生したのならば、酸素反応系において地球上における存在 比が低いモリブデンが重要な役割を果たしている事も理解できる. さらに、彗星本体の核はアンモニアを多量に含んでおり、地球が酸化型の 大気であったとしても彗星が飛散した周囲の大気成分がアンモニア主体の還元型 になっていたのではないかと考える. 私は以上のように、彗星衝突によって生じた"彗星池・還元性の大気"によっ て生命が発生したとのではないかと考えている. 評価者コメント: 論理的に説明されており、還元型、酸化型の説明は唸らせるものがあった。 (ただし、文章が少々長い。)