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2010年02月19日

openFrameworksでステンシルバッファ

openFrameworksは、インタラクティブなシステムやメディアアートを制作しやすくするように設計されたフレームワークですが、OpenGLのGLUTを拡張しながら、通信や画像処理や動画の表示など、さまざまな機能を一緒に使いやすくするようラップされたライブラリが同梱されています。

DAWNでは、動画を表示しているスクリーンに映った身体の影の向こうに、違った動画が現れます。こうしたマスクを使った動画の表示をする方法には、幾つか手法がありますが、今回はステンシルバッファを使いました。

参考にさせてもらったサイトがこちら。
http://son-son.sakura.ne.jp/programming/opengl_2.html
http://son-son.sakura.ne.jp/programming/opengl_4.html

そして、
openframeworks の/libs/openFrameworks/app/ofAppGlutWindow.cpp の void ofAppGlutWindow::setupOpenGL(int w, int h, int screenMode); の中で
 glutInitDisplayMode(GLUT_RGB | GLUT_DOUBLE | GLUT_DEPTH | GLUT_ALPHA );
となっているところを
 glutInitDisplayMode(GLUT_RGB | GLUT_DOUBLE | GLUT_DEPTH | GLUT_ALPHA | GLUT_STENCIL);
とすることで、ステンシルバッファも使えるようになる。

DAWNの制作にopenFrameworks

サイバーアーツジャパン─アルスエレクトロニカの30年に出展中の、平野啓一郎+中西泰人+森野和馬+ケンイシイのコラボレーションによる「DAWN」。

DAWNのインスタレーションの実装にはOpenCVとOpenGLを使っていますが、オープンソースのフレームワークであるopenFrameworksを使いました。
http://www.openframeworks.cc/

プログラミングをスタートした当初は、書籍の情報は

ぐらいしかなく、田所淳さんのhttp://yoppa.org/sbaw09.phpを見つつ、サンプルコードを眺めながら、実装を進めました。

来週には、田所淳さん、比嘉了さん、久保田晃弘さんによる日本語の書籍も出ますから、使う人がきっと増えてくるでしょう。


サイバーアーツジャパン展に「DAWN」を出展中

サイバーアーツジャパン─アルスエレクトロニカの30年に出展中の、平野啓一郎+中西泰人+森野和馬+ケンイシイのコラボレーションによる「DAWN」。

こちらはその予告ムービー。

平野さんによる小説ドーン
をモチーフに、森野さんが3D映像を、ケンイシイさんが音楽を、中西がインスタレーションを担当しました。この展覧会に向けて作った新作です。

オープンしたのは2/2でしたが、まだバージョンアップの作業をしています。森野さんによるスペシャルページはこちら。
http://stripe.co.jp/dawn/

森野さんとアイデアを出している時のスケッチ(by 森野さん)。

内覧会の様子。