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Februar 12, 2004

Relative sorrow

あの日 キミと泣いたまま
明けた 街は眩しくて

今は 足を踏み出すと
ボクは 言いかけたけれど

きっと今日も
悲しみばかり溢れるだろう世界に
キミまで連れてゆく勇気は持てなくて

はやく一日が
悲劇のまま終わってしまえばいいのに
有り得ない悲しみが
目の前を通り過ぎればいいのに

明日は少しうまく歩けるように

悲しみは喜びの中でしか存在し得ない。
喜びだけの世界じゃ、そこには喜びなんて言葉はない。
悲しみも喜びも、感情のふり幅から見出されるもの。

今日、世界が殲滅してしまえば
明日、足元に花が残っていただけで笑えるかな。

でも、足元にゆれる花に、
大切な多くの喪失ほどの価値はあるかな。

投稿者 POE : Februar 12, 2004 10:05 EM

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