Juli 07, 2004
七夕
小学校のころに社会化見学で行った市のプラネタリウムの職員に「この市では天の川は見えません。織姫も彦星も見えません」と言われたきり、空を見上げることなく七夕は過ぎていきました。
でも今年の七夕は久しぶりに快晴。あの職員に話を聞いて、哀しくも大人になった気がしたあの日よりも昔に戻った気分で、沈んでいく空を染めていく西からの闇を眺めています。とりあえず、家と木と屋根がよく見えます。
織姫と彦星がその定住する星の成立と共に生まれたとして、数十億歳。一年に一回、数十億回(白色矮星になるまであとこれからも数十億年か)会えるのと、百年ぽっちのうちらの寿命で毎日会うのはどっちがいいんだろう。
あー、でも七夕伝説の成立と共に二人は誕生したと見るべきなのかな。とすると1000年前くらい?ってことはまだそんなに会えてないんだ。どれだけ二人が存在するかも七夕という文化がどれだけ存続するかにかかってくるわけだ。
空、見上げてみましょう。
投稿者 POE : Juli 7, 2004 07:28 EM
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