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Juli 15, 2004

集団妄想

あの日から
夢を見ない

あの日から
世界はない

あの日から
瞳を閉ざしてしまった
あの日から
僕は世界になった

今、ここにはもう
全てがある

この暗闇のむこうには
大好きなグランドや
忘れられない君がいる

だからもう大丈夫だ

同じ世界を
二人で見られなくても大丈夫

同じ世界で
生きられなくても大丈夫

生きていくだけなら
そう
生きているだけでいい


もうここにはいない
あの人と
同じには見られない街を
歩いていく

人はただ通り過ぎていく
やがてさめてしまう熱狂を
今はもう黙って見つめることしか出来ない

街はもう通り過ぎていく
やがて消えてしまう人々を
匿名的に見送る僕たちの夢

いとおしい風が
やさしく消えていった時代をなぞる

もう何も見えない街で
君は素敵な絵を描き続ける

絵筆も絵の具も
何もなく
君はただ
微笑み続ける

その絵を誰かが褒め称え
その絵を誰かが燃やせという

でも、君は
ただ首をふり、何も見えないと言う僕を
そっと抱きしめようとしてくれる

もう何もない

夢の跡には
ただ空が
夢の跡には
ただ星が

そう。
見えない。
わからない。

世界はもう
たった一つの
役割を終えて

僕の世界や
君の世界になったまま


僕は今、瞳をあける

もう、たとえ、君の世界はなくても
僕は今、

瞳をあける

こんな即興で書いた詩を出したいんだけど、どうかな。
社会環境論。

あのさ、賞状とかで、実績をアピールしつつ。

だめ?だめかなあ。

投稿者 POE : Juli 15, 2004 10:51 EM

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コメント

やっぱり詩は難しいんじゃ無かろうか。

でもこれでAがきたら、君は真のぽえまーだね。

ん、、んなことで「真」は判断されねって?

今、論文形式のレポート書いてる最中です。あと1枚。

投稿者 笠井 : Juli 16, 2004 02:49 FM

勇気のない僕は、結局絵本を書いてしまいました。内容も含めて自己嫌悪。でも爽快。

投稿者 poe : Juli 16, 2004 02:15 EM

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