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Juli 14, 2005

さいご

普通の授業も明日で終わり。
最後かも知れない一学期は、毎日がとても楽しかった。

目線が未来で、その未来から今を見ていたから、懐かくて大好きな学生時代に大人が戻れたような、そんな気持ちで生きていられた。

ひとつあきらめてしまった授業もあるけれど、それでよかった。
その授業の先生自体に対する怨念はあるけれど、許さないけど、抱えていくけど、それでも授業の過程でできたいくつかのつながりや体験はうまく抱えていけそう。(ってなんか植民地住民みたいな感想だな)

終わりが見えているって、きっと素敵で大事なこと。
散漫って怖い。ありふれた日々は、それがちっともありふれたものじゃなかったことに気付くまで、どれほどの意味ももてない。

別に本当の最後じゃなくていい。第二部があっても、後編がどれだけ続いてもいい。それでも、いくつもの横線を、便宜的にも日常には引いていくべきだ。
(ってなんかタイトルを変え、版権や商品名を更新してもうけるアニメみたいだな)

調べたいことも調べられたし、本もたくさん読めたし、メディアで喧嘩もできた。どれも、ありふれた平凡で平均的なことだけど、横線で区切られたある区画の中でしか起こり得ないと気付いたらなら、その横線を引くことが出来たなら、とても大切なことになり得るから。

だから、たとえば誰かを鼓舞するときにかける言葉は「死ぬ気で頑張れ」じゃない。「明日死んでるかも知れないよ?」がいい。(ってなんかおかしいな)

投稿者 POE : Juli 14, 2005 03:10 FM

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