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August 23, 2006

形容詞が気になるこのごろ。

「実は優しい?サルコジ内相」(読売新聞)

フランスのサルコジ内相が新著でマイノリティーの優遇策について
具体的に述べた、という記事のタイトルなんだけど、意味不明。

もともとサルコジってのは、アファマティヴアクション推進者なんだから。
しかも、「優しさ」と「少数民族優遇政策」がどう結びつくかもわかんない。

最近、みんな、主観的な形容詞を簡単に使いすぎだと思う。
別に、個人の日記やJ-POPの歌詞や居酒屋談義なら全然かまわない。

だけど、政治の場や新聞で、それはどうなのだろう。
「美しい国」「明るく元気な地方作り」...

こんなのは、J-POPの歌詞にさえならない。
せいぜい小学校3年生(それも1学期)の学級目標くらいだよね。

そんなことを恥ずかしげもなく総裁選の公約で言えてしまう
そんな人たちは、美しくないし、かっこ悪いと思う。

(と、確かに主観の形容詞は便利だから使いたい気持ちはわかるんだけどね)

投稿者 POE : August 23, 2006 04:12 EM

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