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Desember 28, 2007

a small gift

夜が生まれる街を学生の笑い声が抜けていく
僕はタクシーの中で時計を気にしている
まるで夢を通り過ぎた気がした

思い出を手繰り寄せてみる
そこにはもう僕の居場所がないことを知りながら

It's sorry that I can't stay here longer
どんな場所も どんな人も どんな想いさえも
巡り続ける世界の片隅で今日も微笑んでいる


明日を忘れるほどにカラオケで飲みすぎた夜たちを
僕は世紀末の街に置き忘れたのだろう
あれは未来よりも遠い日のこと

虚しさにふと気付いたとき
悲しみには輪郭さえもないことに気付いたよ

It's sorry that I can't stay here longer
どんな愛も どんな夢も どんな孤独さえも
変わり続ける世界の片隅のただのひとコマだから

約束もなくいつも別れたね
二人には明日があまりに当たり前だった

It's sorry that I can't stay here longer, but
どんな明日がやって来てもそれを当たり前と
思えた日々を抱いて僕たちは今日も歩いていこう

It's sorry that I can't stay here longer, but
どんな場所も どんな人も どんな想いさえも
巡り続ける世界の片隅で今日も微笑んでいる

投稿者 POE : Desember 28, 2007 10:43 EM

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