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Oktober 24, 2010
A DREAM
無国籍的にはなれない
僕らの夢はまだこの街にあるよ
希望がまだ人々を優しく包んでいた頃
まだ若かった僕の両親は出会った
絶望をまだ笑いながら言えていた時代
まだ幼かった僕は君たちと出会った
いくつか前のこの国の中心
震災を経てもなお
あのタワーは夜空を照らす
無国籍的にはなれない
僕らの夢はまだこの街にあるよ
たやすく手放す訳にはいかない
守るべき孤独や愛すべき絆たち
その全てを今でも守りたいと思うから
失望がただこの頃は無関心に通りすぎる
ただ若かった僕はこの街を出たかった
希望がただ無責任に持てはやされる時代
ただ優しかった君はあの旗を手にした
拡張を繰り返した空港が
24時間世界をつなぐ
湾岸の風景はだいぶ変わった
間違いだけじゃすませない
僕らの夢はまだこの街にあるよ
もう立ち止まる訳にはいかない
約束を交わしたあの日を忘れない
その全てを君たちと守りたいと思うから
無国籍的にはなれない
僕らの夢はまだこの街にあるよ
かたちを変えても今でも見えるよ
約束を交わしたあの日を忘れない
優しかった青空 掠れそうな記憶たち
Oktober 04, 2010
さみしさの交差
僕たちはこんな場所まで
気付けば来てしまっていた
あんなにも守りたいと願った日々は
たやすく色あせてゆく
横浜の光は眩しすぎて穏やかだった
まるで映画のスクリーンのように
雲は流れ 月が隠れ 君はうつむいていた
ねえ 寂しさがいま交差しているといいな
離れた距離を確かめ合うことさえもせずに
ただ祈りが重なることを信じて同じ空を見上げる
メールも電話もいらないよ
ただ祈りがつながることを信じて同じ空を見上げる
空港へ続く高速道路をタクシーで急ぐ
まるで映画のエピローグのように
街は流れ 人を忘れ 僕はうつむいていた
ねえ 僕たちはすぐ道を分けていくのかな?
確かなものは何一つ
未来には残せない
だけどここには、
こんなにも過ぎていった日々があふれている
ただ祈りがつながることを信じて同じ空を思い出せるから