Februar 27, 2005
みらいもここまで...
センター試験用の小論文の自動採点マシンらしいです。
http://www.asahi.com/national/update/0215/019.html
「Jessは、あらかじめ、理想の小論文として全国紙の2年分の社説、コラム計約2000本を記憶し、「学習」している。文の長さ、漢字・かなの比、言葉の多様さ、受動態の割合、接続詞の使い方などの統計分布から割り出し、模範に近いほど高い点数を与える仕組みだ。 」
小論文って社説みたいな文章が模範だったとはじめて知りました。ときどき支離滅裂だったりしたほうがいいんですね。
というか、小論文ってもっと血の通ったものだと思ってました。公平さと人間味は両立しないことは知っているけれど、こうも機械で文章が判定されるとなると、夢も何もなくなってしまいます。
受験用の小論文にテクニックが必要なことはわかるけれど、それの追求でいいのかという割り切れなさ。いや、文章や絵が書けない人のためにさも文法のようにテクニックを提供することには賛成なのだけど、それを文法のように機械で判定してしまうとなると、それは一体誰のための何の小論文なのだ?という不信感。
まあ、もう2005年だし、いいのか。