井庭研究室の放出本の一番上にあったので、鍵を忘れて後輩を待っている間、ぱらぱらめくっていたら、意外と面白くて全部読んでしまった。
産業は重厚長大から軽薄短小へ、人材はフリーエージェント化が必要です、というIT革命の不可避性を指摘する今となっては特に目新しい議論ではないのだけど、書かれたのが2002年。時代はITバブル崩壊直後。その時期にあって、よくこれを言い続けられたな、というのが一番の関心。
日本経済の1940年システムについてもっと解説が欲しいところだけど、どうもそこは別冊に譲るということのよう。
文系の学問に評論家ではなく専門家がもっと必要という指摘には、現在でも共感するところが多い。

