宮台先生が若者の個別化と交流の断絶をして、島宇宙化と言ったのは90年代前半のことだが、最近マーケティングの分野でロングテール論や冪乗分布の議論で、ニッチとその担い手へのアプローチに関心が集まっている。
『下流社会』の三浦展監修のこんな本が出た。
ニッチなライフスタイルを送るターゲットには、潜在的なビジネスチャンスがあり、そこに対して、どのようにアプローチしうるか、というテーマで、具体的な事例を41紹介している(原著にはもっとたくさんあるが、その中から日本についても考えられるテーマをチョイスしたそう)。三浦さんのコラムも多数挿入されている。
事例としてはそれなりに、面白い。
口コミ創造とその方法論で、しばらく前に少し話題になったこちらもあわせて読むと、マイクロ・トレンドとその担い手へのアプローチを考えることができるかもしれない。

