『なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか?』
実に刺激的なタイトルだ。一瞬、アンチ・エコ本かと思うが、そうではなくシリコンバレーの近況報告とエッセイ集。ジャーナリストである筆者のblogから本を作ったようだ。同名のタイトルのエッセイの内容は、要は資源ゴミを最初に細かい分別して収集するよりも、とにかく一緒くたに出させた後に自動分類装置と手作業で分類する方が効率的で、実際シリコンバレーではそうしている、ということのようだ。
なるほど。確かにエコは重要だ。でも、方法については、まだまだ思考の余地があるということのようだ。今、それが正しい、と一般的に思われていることも、実は合理的ではないことがある。それがセオリーだ、と思われていることほど、思考停止に陥ってはならない、と考えさせてくれた一冊。他のシリコンバレーの近況やエッセイも興味深い。

