立教大学文学部創立百周年記念×Synodos「1968+40 全共闘もシラケも知らない若者たちへ」
http://kazuyaserizawa.com/synodos/sympo/index.html
お世話になっている方々が登壇されるので、見に行ってきました。
僕はこの「全共闘もシラケも知らない」世代に該当します。
一言でまとめれば、1968年の問題圏と現代の問題圏は、理論的には接続するが、実践的にはもはや接続しない、ということでしょう。
既にお年寄りの方の発言内容は、思い出と化しており(それはそれで個人的に重要でしょうが)、そこから現実の様々な問題の問題発見・解決に繋がるとは思えません。もちろん、今回のシンポジウムの目的はそのような現実の問題発見・解決を射程に入れたものではない、と言えばそれまでですが。
「愚者は経験から学び、賢者は歴史に学ぶ」と言ったりもするので、生きた「歴史」を知ることも重要だとは思います。
しかし、論理的に破綻した暴言を吐き散らす、しかし元気なお年寄りを相手にされた、登壇された皆様の苦労は並大抵なものではなかったでしょう。あのような年寄りにだけはなりたくないと思った次第です。
一点だけ気になったのは、橋本先生の「高額所得者の数はかわらず、低額所得者の数が増えている」という趣旨の発言があったように記憶しているのですが、所得とは一般に収入から経費を引いた額のことであり、所得格差は高齢化と関係する問題です。年金生活者が増えるからです。そうすると若年世代の間で格差が広がっている、低所得者が増えているというときには、世代別の統計を参照しなければならないはずです。僕は格差問題は全く専門ではないのですが、このあたりは実際にはいったいどうなっているのでしょうか。
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