1月29日に東工大大岡山キャンパスで、東浩紀氏、浅田彰氏、磯崎新氏、宇野常寛氏、濱野智史氏、宮台真司氏を登壇者に迎えて行われた『思想地図』シンポジウム「アーキテクチャと思考の場所」のレポートを執筆しました。短い文章ですが、様々な論点がでたシンポジウムだっただけに、いくつか補助線を引いてみました。『思想地図』のwebサイトともどもご覧いただけると幸いです。
http://www.nhk-book.co.jp/books/nhk_books/shisou/report.html
1月29日に東工大大岡山キャンパスで、東浩紀氏、浅田彰氏、磯崎新氏、宇野常寛氏、濱野智史氏、宮台真司氏を登壇者に迎えて行われた『思想地図』シンポジウム「アーキテクチャと思考の場所」のレポートを執筆しました。短い文章ですが、様々な論点がでたシンポジウムだっただけに、いくつか補助線を引いてみました。『思想地図』のwebサイトともどもご覧いただけると幸いです。
http://www.nhk-book.co.jp/books/nhk_books/shisou/report.html
今日、神奈川県立高校の後期入試合格発表があった。今年唯一の受験生から、合格報告の電話をもらった。毎年のことだけれど、やはり毎年嬉しいものである。
神奈川の県立高校入試に関していえば、内申対策は先生に気に入られることと訴求力の高いことをコツコツ積み重ねていくしかないが、学力試験対策は学習すべき範囲も明確で基本的な問題しか出題されず(独自入試除く)、シンプルなことをやるだけで全く問題ない。しかしこの7,8年いろいろ見てきたけれど、大抵の塾や個別指導のカリキュラムは、中学生相手に無駄に長時間勉強させたり、たくさん問題を解かせるだけだったりと効率化されてなさすぎる。そのせいで勉強に嫌気がさして、「勉強する」ということから脱落していく中学生も少なくない。
どうにかしたいなあ。
追記
最近、テレビで見て知ったのだけど、個別指導の塾にもコーチングを導入し始めたところがあるらしい。例えばIE→
http://www.tact-net.jp/ie/upsystem/index.htm
塾や予備校産業で最も早くIT化とコーチングを強く押し進めたのは間違いなく、昔バイトしてた東進ハイスクールだろう。予備校はさておき、大抵の個別指導はコーチングとかやる前に、適当な指導履歴(それすらめんどくさいから、おざなりになりがち)だけを頼りに、毎週違う大学生が入れ替わり立ち代わり指導するとかいうシステムをなんとかしたほうがいい。実際は人件費や教室の運営規模の問題で塾や予備校は、システムの刷新が難しいのだけれど。その意味では、毎年毎年新しいシステムをばんばん導入していた東進は凄かった。もしかすると、長期的にみれば硬直化した業界だけに、東進のようにイノベーションを仕掛けていったほうが、競争が熾烈化しつつある教育業界の中で生き残っていこことができるのかもしれない。
昨日、早朝に山中湖から帰ってきて茅ヶ崎市役所産業活性化研究会を経て、その後EcoSurfer代表の堀さんと打ち合わせをして、平塚商工会議所青年部の20周年事業に関する打ち合わせに参加してきました。
カジュアルな会かと思っていたら、僕たちだけではなく産能大学、東海大学、神奈川大学近隣からも関係の方が参加していて少し驚いたものの、約2時間に渡ってプロジェクトの概要の提示とディスカッションが行われました。これは思った以上に面白いプロジェクトになりそうです。というのも、行政や商工会議所と単体の大学が組むのは良くある話ですが、近隣の複数の大学を巻き込むプロジェクトというのは珍しい企画だからです。研究者や学生、商工業者、住民の相互交流という点からみても大変面白いのではないでしょうか。その後、湘南ベルマーレのファンの方が集うお店としても有名で、実はビーチマネー加盟店でもあるモト・ロッソさんで懇親会がありました。モト・ロッソさんは地元野菜や日本全国の珍しいお酒なども取り扱っている素敵なお店です。
ところで商工会議所の青年部というのは、商工会議所の中でも45歳以下の方が参加している部会のようですが、地域活性化を考えていくうえでは、改めてこれから地域の中核を担っていくことになるこうした若手の方々とコラボレーションしていく必要があると確信しました。
このとき、商工事業者の方の集まりである商工会議所と大学というのはそもそも活動目的が異なる組織なので、一般にプロジェクト初期にはいろいろなニーズや文化の違いが浮き出てきます。これは僕の個人的な意見ですが、自治体や商工会議所、NPO等のアクターが大学を活用する「方法」には大きく分けて次の2つの方法があります。
1.「業務」として、一定の枠内に収まるプロジェクトを委託する。
例えば、あるプロジェクトを企画したうえで、その実現手法に関して大学にコンサルティングを依頼するとすると、僕の友人たちが勤務しているような外資コンサルティング会社等への依頼と比較すれば一般に0がいくつか少なく委託することができるでしょう。最近では研究資金獲得や地域活性化の文脈でも、こうした方法が注目されています。しかし、大学はプロのコンサルタントでもないし、一般に大学生や教職員といった参加者になるはずのアクターの興味関心と照らしても、この方法では大学の「良さ」や大学ならではの特性を100%活かすことはできないのではないでしょうか。
2.「面白さ(≒誰もやったことがない新しいこと)」で参加者を引きつけ、自律的かつ共同でプロジェクトを0ベースから「創る」。
一般に研究者というのは面白いこと、特に誰もやったことがない新しいことに強い関心があります。業績(特に重要な査読論文と呼ばれる論文のためのテーマ)とも関係します。この特性を念頭におくと、「面白いことをやりましょう」という誘いが、お金や業績はさておき最も魅力的で関心が湧きます(少なくとも僕は)。結果的には、お金や業績にも関係してくると思いますが、とっかかりはそれが一番いい。逆に言えば、僕らは会社ではないので、「面白い」と思えば、お金と関係ない水準で物事に取り組むことができます。そこには前提として、議論しながら互いのニーズやリソースを擦り合わせ、プロジェクトを実現に向けていくということが必要になるでしょう。このとき違った文化を背景にもつ組織ですので、互いにもどかしさや違和感がでることもありますが、それを(言い方を変えれば「それさえ」)乗り越えることができれば、大学の持つ自由闊達さや大学生の若さという特性を活かした面白いプロジェクトの可能性が見えてくると思います。
僕はできれば、あらゆる場面で後者のようなプロジェクトに携わっていきたいと考えています。もしかすると、こうしたある種の「過剰」なコミットメントは、「浮遊するインテリゲンチャ」やある種の価値中立的であることが理想とされた旧来的な研究者像とバッティングするのかもしれません。しかし、「現場」において、否定ばかりで建設的な意見を言わない「大学の先生」への不満やある種の諦めの言葉(「大学の先生はそんなものだ」etc)を聞くことも少なくありません。僕は実践的な地域活性化の方法とモデルを試行錯誤しながら考えていくうえで、プロジェクトの成否や信頼関係構築などを念頭におくと、研究者のある種の「コミットメント」は不可欠ではないかと考えています。
先日、2008年度の井庭研追いコン合宿@山中湖が行われた。
卒業するみなさん、おめでとう!
毎年井庭研では、卒業生を後輩がサプライズ企画を織り込みつつ合宿形式で追い出すことになっている。こんな感じで、いい意味でも悪い意味でも、学部の学生たちはみんなとても仲良くやっている。
僕は人文系出版関係きってのアウトドア派のHさんに磐梯山にスノボに連れて行っていただいていていて、また他にもいくつか仕事があったので、夜中に、時速120km、車間距離10mできれいに縦に並んで走るトラック群@東名をすり抜け、濃い霧で視界3mの138号を経由して一瞬だけ顔を出してきた。みなが力尽きたam3:00に神奈川に向けて出発したのだが霧は更に濃くなっており、しかも普通に側溝なんかもあって、御殿場にたどりつくまでの道中はこれまでの運転経験の中で間違いなくベスト3に入る恐怖体験になった。
いずれにせよ、卒業する皆様おめでとう&これからも一層頑張ってくださいね。
今晩から、いつもお世話になっている某社営業の方とスノボ@福島行ってきます。多分昨シーズンはやってないので、2シーズンぶり...? 明日は波のほうはかなりいい予想ですが、雪はどうなんでしょうか。
明日は神奈川県下の公立高校の後期入試である。いわゆる学力重視型の入試方式。今頃ネットを見ている受験生はいないと思うけれども、頑張ってきてほしい。僕の生徒も1人明日の受験を控えている。明日の天気予報は曇り。重度の花粉症である彼も比較的実力を発揮しやすいだろう。
しかし、公立高校入試を見ていると、入試対策(そしておそらく多くの試験対策)に必要なことは、基礎的な知識の記憶とその応用方法への習熟の2点に過ぎないことが良く分かる。そうであるにも関わらず、塾も、教科書も「過剰」な教育プログラムを用意しすぎている気がしてならない。そもそも指導要領の範囲というのはそれほど広くないのだから、問題のバリエーションは限られているし、公立高校入試の問題のような到達度を測るテストに照準する場合、解いたことのある問題(例えば過去問5年分程度)を徹底的にやり込みベーシックな知識と解法を徹底的に修得することが有効である。従って、多くの既存の教育プログラムにありがちな個々の問題を中途半端にしたまま数多くの演習をこなす(実に多くの中学生がそうしている!)対策よりも、反復学習によって基本的な解き方を体得するほうがずっと効いてくるように思う。
いずれにせよ、今更細かい技術論はどうでもいいが、受験生には頑張ってきてほしいものである。

先日学部で約3年間お世話になった恩師金田秀昭先生を囲んで同窓会があった。先生がSFCで開いていた自主ゼミに出ていた学生のうち、最後の代(僕らのこと)がどうやら大学院を卒業できそうだということが決まり急遽執り行われた。久々の再開だったが近況を聞くに、先生もみんなも相変わらずご活躍のようでとても刺激を受けた。
一昨日には、長い間お世話になったcharlieさんの壮行会が情報社会理論研究会界隈で行われた。charlieさんには、宮台ゼミや情報社会理論研究会関係などで、もはや簡単には説明できない程お世話になった。
さらに同じ頃、今年の生徒の中で唯一の受験生が私立高校の特進高校の合格を決めてきた。この調子で公立高校も決めてきてくれることだろう。
このように季節柄ということもあるが、多くの知り合いが新しい生活を始めようとしている。宗教みたいなものだけれど、成功とか失敗とは関係なく基本的に「新しい」ことは良いことであると信じている。だから、新しい生活を始める人が大変羨ましい。大学院にずっといると長期間に渡って環境レベルでは大きな変化がない。もちろんその中で「新しい」をいつも探しながらやっていくわけではあるけれど。
写真は茅ヶ崎市役所の産業活性化研究会をやっているときに、ふと窓の外に見えた富士山。天気がよくて随分はっきりと写っている。皆さんの門出の話とあわせて、縁起をかつがせてください。

今日の湘南某所夕方の波。頭ちょっとくらい。流れも強くて、超ハードでした。
先日、僕も執筆させて頂いた『思想地図』(NHK出版)の公式サイトができたそうです。
http://www.nhk-book.co.jp/books/nhk_books/shisou/
東さん、北田さんのイントロや濱野さんと僕でつくったブックガイドなどが立ち読みできるようになっていますね。これからコンテンツを拡充させていくと伺っています。チェックしてみてください。
EcoSurfer代表の堀さんのブログでも告知されているように、2/14(土)にEcoSurferと藤沢市のトレアージュ白旗ショッピングセンターのコラボレーション企画として「ビーチマネーバレンタインin白旗」というイベントが行われます。ぜひ足を運んでみてください。
2月13日追記
EcoSurfer代表の堀さんのブログに、明日のビーチマネーバレンタインin白旗の詳細がアップされています。ところで、今日茅ヶ崎市役所の産業活性化研究会を終えて帰る途中でラーメンが食べたくなり辻堂に向かったところなんとばったり堀さんに遭遇w 一緒に麺屋らうに行ってきました。まさにit's a smallworld!!でした。

オオイヌノフグリが咲いていました。日差しもすこしずつ、力強さを取り戻してきて、風が吹いてなくて太陽が出ている午後なら、車の窓を少し開けて走れるようにもなってきました。
2/10(火)は神奈川県の私立高校の入試。今年の生徒の中には高校受験生は一人しかいないが、ぜひとも健闘してきてほしい。
7年ほど塾講師や家庭教師をやってきているが、毎年思うのは公立高校を受験するうえで必須の「絶対」評価はフェアではないということだ。到達度評価だけで構成されているならまだしも、認定評価の部分が多過ぎる。認定評価は各教師に依存した規準によって判定するため、いくらテストでよい点数をとっても成績がいつまでたっても上がらないということがしばしば起こる。そのことで定期テストという目標まで「頑張った」生徒の学習意欲を著しく損なうこともある。さらに、生徒の側に「公立上位校に進学するためには、教師に気に入られなければならない」という暗黙の了解が生じている。勉強も、部活も、ボランティアも、生徒会も頑張るといったある種超人的な目標を目指せというようなことである。そしてそのような了解がコードとなって、いわゆる「教師が好きなタイプの生徒」から外れた生徒のポジションを固定化する機能を果たすことがある。こうしたことを僕に言う生徒も少なくないが、こうした事態が真実かどうかはさして問題ではない。「一度教師から嫌われれば、いくらテストでいい点をとっても、いい成績を得ることはできない」というある種のステロタイプは、それが真実ではなくとも生徒の間に流布することで、予言の自己成就的にそうした事態を招きうる。
結局、現行のように教師個人に依存する評価規準では、教師も人間である以上、意識的にせよ、無意識的にせよ、気に入った生徒には甘く、そうでない生徒には厳しくなるのが当然である。これは教師が悪いということを意味しているわけではなく、教師に依存した制度の欠陥といえよう。
試験の点数だけが評価すべきポイントではないこと自体は間違いない。しかし、現行の評価方法は「頑張った」と思った生徒や教師の期待から外れた生徒の再チャレンジを評価し難いものにしているように見える。そのことは中学校での生活が、他の初等、中等教育の課程と比較して特にキツそうに見える原因の一つに思えてならない。
移動中に駅前の書店でたまたま電車内で読む何かを探していて、ふと目にとまりそのまま興味深く読んだ。梅田は「シリコンバレー精神」について次のように定義する。
「シリコンバレー精神」とは、人種や移民に対する底抜けのオープン性、競争社会の実力主義、アンチ・エスタブリッシュメント的気分、開拓者(フロンティア)精神、技術への信頼に根ざしたオプティミズム(楽天主義)、果敢な行動主義といった諸要素が交じり合った空気の中で、未来を創造するために執拗に何かをし続ける「狂気にも近い営み」を、面白がり楽しむ心の有り様のことである。
本書を読んでいて、ふとSFCに入学したての頃を思い出した。SFCに入学したのは2002年。キャンパスができて約10年。いろいろなカリキュラムも固まってきてはいたが、同時にある種の硬直化も始まっていて、それを払拭するためSFC ver2.0というプログラムが走っていた。当時ネットバブルのピークは過ぎてはいたが、キャンパスにはその名残は残っていた。熱意と若さにあふれた人間が多数いて、至るところで異業種交流会や名刺交換会、勉強会と称したイベントが行われていた。
有名企業になった会社を生みだしたキャンパスということで、先輩たちにならって一旗揚げようと虎視眈々とねらっている熱気を持った人間が集まっていた。先にベンチャーを起こした先輩たちに企画書をプレゼンして、彼らのポケットマネーでイベントを打ったり、ベンチャーを起こす同級生や先輩も少なくなかった。もちろん、中には何年も留年してるような怪しげな連中もいて、それら全てがよかったのかどうかは分からない。しかし、SFC ver2.0の頃にはエネルギーがあった。少なくとも「SFCはただの高偏差値大学ではない」という共通了解が存在していたような気がする。
時は2009年。僕は未だに大学院生としてキャンパスにいるが、お世辞にももはやその熱気はない。昨年定期試験監督補助をした学部のベンチャー経営系の授業の人の少なさには、逆の意味で驚かされたものだ。もちろん、今でも面白いテーマで起業する人もいる。けれども、キャンパス全体を覆う熱気や怪しさは感じられない。別にそれがいいとか悪いとか、昔はよかったということではない。それはそれで一つの時代が終わったということなのだろう。そのようなことを、底抜けに明るい田舎町でありかつ競争社会でもあるシリコンバレーでの出来事を書き連ねた同書を読みながら思い出した。
既に個人的な感慨と錯綜しているが、特に気になった指摘をあげておくと梅田はリスクをとるためにこそ、セーフティネットが必要だ、と述べる。彼はシリコンバレーと日本の起業を比較して、前者は起業資金にベンチャー・キャピタルやエンジェルからの資金提供が中心になっていて、後者は個人資産を担保にした銀行等からの借金が中心になっていると指摘する。つまりシリコンバレーでは起業資金と個人資産が明確に区別されているからこそ、リスクをとることができるということである。起業が成功するまでに資金が尽きれば会社は解散するが、それは個人資産とは関係ない水準の話であるがゆえに一つの経験にすぎず、貴重な経験をしたとも言える。従って「失敗」によって、次の再チャレンジの動機が損なわれることはないというわけだ。他方で個人資産を担保に起業することの多い日本ではそうはいかない。失敗は事実上不可能であるがゆえに背水の陣で挑まざるをえず、リスクを取りに行き辛い。
この「リスクをとるためのセーフティネット」という発想は、あらゆる分野において日本で欠如している概念のように思う。起業に近いところで言えば、NPOや社会起業。はたまたこれから僕が進もうとしている学術の世界(というか日本における博士課程進学後の就職先の問題)も然り。
近日中にアップされるであろう先日の荻上チキさんによるインタビューの中でも、梅田望夫しかり、勝間和代しかり、ライフハック×自己啓発の文脈で日本を変えようとしているのだということが俎上に載せられた。本書からもそうした気配が多分に漂っている。だが、冒頭にも記したような文脈の中で大学生活を送った僕にとっては、その気配は決して忌むべきものではなく、むしろどこか懐かしく、心地良くさえあるのである。
昨日、慶應義塾大学学生支援GPの今年度の最終報告会が行われた。
学生支援GPとは正式名称を「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム」という文部科学省の取り組みで、次のような目的のもと始められたプログラムだ。
学生の人間力を高め人間性豊かな社会人を育成するため、各大学・短期大学・高等専門学校における、入学から卒業までを通じた組織的かつ総合的な学生支援のプログラムのうち、学生の視点に立った独自の工夫や努力により特段の効果が期待される取組を含む優れたプログラムを選定し、広く社会に情報提供するとともに、財政支援を行うことで、各大学等における学生支援機能の充実を図るものです。
慶應義塾の場合は、「卒業生と連携した地域協働型政策研究支援-フィールドワークと地域協働型政策研究支援プログラム-」というテーマになっていて、今年度は岐阜県大垣市、神奈川県茅ヶ崎市、沖縄県宮古島の三カ所でスタディツアーが行われたようだ。
昨日は、その最終報告会。縁あって、僕も井庭先生と行ってきた茅ヶ崎市役所でのKJ法などを用いた発想支援ワークショップ、産業活性化研究会という2つのワークショップと政策の実装に関する取り組みを報告させていただいた。幸い、多くの方々にコメントをいただき、まずまず好評のうちに報告を終えることができたように思う。
最近ちょっと忙しくてpptは当日ぎりぎりに作ったシンプルなもので、どちらかというとしゃべったことに意味があったような気もするのだけれど、一応資料としてアップしておきます。
今日はSFCの学生支援GPの最終発表会です。僕が参加している「学生による政策提言in茅ヶ崎」をはじめ、沖縄、岐阜の三つのプロジェクトが合同で、おそらく各自治体や企業の方たちを交えてプレゼンすることになるはずです。昨日、茅ヶ崎市の産業活性化研究会にお世話になっている方に聞いたところによれば、みなさんいらっしゃるとか。みなさんの関心を引くことができるお話ができればと思います。そういえば今年は予算が(少なくとも僕には)つかなかったので、来年はどこのセクターからでも構わないのでつけてもらえるとありがたい。もちろん、産業活性化研究会がうまくいって、この事例を論文にまとめることができれば僕にとって十分メリットはあるのだけれど、しかし、それでもだいたい週2,3回茅ヶ崎市役所に行っていて、僕の家からだと片道だいたい約1.5時間。ガソリン代も結構かかるのです...

昨日、井庭研の秋学期最終発表会が行われた。卒論とか修論の発表とか、学部生の研究発表とかが行われた。これは毎学期OBなんかも読んで行われている。しゃべりや内容がうまい下手はさておきヒトゴトながら「頑張って発表する」というのは経験的に大事なことだと思った。結局発表のうまさは経験的にしか学ぶことはできない。
内容やプレゼンについてはいろいろ先生やOBからもコメントがあったけれども付け加えるとするならば、全体的にもっと体系だった議論ができるようになると面白い。「新しい研究」も過去の蓄積にのっかって初めて「新しい」ということが分かるのだから。それがなければ「やってみたらこうなった。ちょっと面白いでしょ?」に過ぎない。
