2009年9月アーカイブ

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早稲田大学文化構想学部の学生有志がつくるフリーペーパー『Re:ALL』vol.2の配布が早稲田大学近辺を中心に開始されたそうです。今号のテーマは「自己表現」ということで、専門家や漫画家、学生座談会などを行っています。前号に引き続き、今号もかなりクオリティの高いフリーペーパーとなっています。見かけた際には、ぜひ、お手にとってみてください。

コンセプトを実際に、ハイクオリティに形にしていけるパワーがある、というのは素晴らしいことだと思います。これからも、頑張ってください。応援しています!

『Re:all』公式サイトはこちら→
http://reall.nsf.jp/

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いろいろな大学の博士、修士、学部生、社会人などと、隔週ペースで行っている「現代のコミュニティ」研究会(仮称)の会場として借りている池袋の旧日出小学校です。小学校が廃校になった後、豊島区のコミュニティスペースのような感じで会議室や運動場として活用されているようです。まるで都会の中のアジールといった風情で、まさに「現代のコミュニティ」を考えるにふさわしいと思える空間です。

伊豆

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先週末、ちょっとだけ(正味5時間くらい)伊豆にいました。ちょっとだけ、というのは、前日、終電(正確には終電は既になかった...)池袋にいて、3時に家を出て、6時過ぎに伊豆について、試合で1コケしてしまって7時半には滞在の目的を失い、波もあまりよくなくて他のポイントで軽く波乗りしたあと11時過ぎには帰宅の途についていたからです。本当は温泉にでも入ってまったり帰ろうかと思っていたのですが、急遽TBS文化系トークラジオLifeのTシャツ販売オフ会に参加させていただくことになり赤坂にいくことになったので、温泉にも入らず、渋滞する135号ではなく、伊豆箱根スカイライン経由で大急ぎで戻ったのでした。余談ですが、伊豆箱根スカイラインは有料だけど、何度も渋滞回避の看板が出るとおり、上り方面は休日午後も空いていました。景色も絶景だし、135号の渋滞にハマっていらいらするより、1000円程度払うなら絶対こっちだと思いました。その後、Lifeのオフ会と本編、番外編にもお邪魔して、翌日は某大学の会議に出席したのでした。ちなみに、以下は伊豆の2箇所のポイントです。伊豆のポイントはどこも海も風景もとてもキレイです。今回は波はひざ〜ももとさえませんでしたが、とてもいい気分転換になりました。今度は波があるときに、試合用のロングボードだけじゃなくて、重たいノーズライダーやショートボードも持って、ゆっくりお邪魔したいものです。

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先日から数日に渡ってtwitter上で、イノベーション・デザインを専門とされているSFCの博士課程の先輩、牧兼充さんと、東大情報学監の博士課程の生貝直人さんと、地域活性化やソーシャル・イノベーションなど多岐にわたって、ディスカッションさせていただきました。

それが刺激的で、かつ、僕の考え方が簡潔にまとまっているので、僕のpostをまとめておきます。しかし、牧さんも、生貝さんも、実際には、数回しか会ったことがないのですが、なかなか有意義でした。twitter、すごいですね。

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@kanetaka_jp それはSFCにとっても、社会にとっても明るい話ですね。ベンチャー支援のど真ん中にいらっしゃる方なので、牧さんの感想はとても参考になります。ただ、さまざまな資料の示唆するところや、また僕の感覚でも、一般的には安定志向は高まっているように感じます。

@kanetaka_jp そうですね。個人的には<社会>が変わったのならば、それにあわせて制度も変えるべきだと思います。他方で、なんだかんだで既得権益の解体は難しいので、既得権益がない新しい市場の開拓を摸索するほうが下の世代にとっては有利なんじゃないかと思う訳です。

@kanetaka_jp なるほど。僕の関心は、小さな政府化+地域の自律化(支援)ですね。地域の多様化と自律化を推進すると、国からの一元的な影響力が弱まり、また担い手として実行力(と体力)のある若者へのニーズが高まるのではないかと思っています。

@kanetaka_jp しかも地域の自律は経験のない事態なので実現には規制緩和とそれにともなう創意工夫と試行錯誤を支援する必要があり、そこにコンサルやNPOなどが介入することで、新しい「市場」の可能性を秘めているのではないかとも思っております。

@kanetaka_jp そうですね。幸いなことに「地方分権」は既定路線です。ただし、財源委譲が中心になっている「地方分権」では地域主権は厳しいでしょう。ノウハウやネットワークの蓄積がないからです。そこで、規制緩和とNPOや商工会議所、企業のような地域の他主体との連携が重要です。

@kanetaka_jp ちなみに、僕は地方の主体では自治体改革が一番効率的だと思っています。『中央公論』でも書きましたが、一般にNPOや社会起業の支援は起業意欲や事業の水平展開可能性等を考慮すると効率があまり良くないのではないかと思うからです。個別ではなく業界全体の話です。

@kanetaka_jp 牧さんがおっしゃる「エリート」のことを、宮台真司さんなんかは「市民エリート」とおっしゃってますね。つまり、同じ高度な能力を持った人間が、行政、民間、NPOなど各セクターに必要がある、と。

@ikegai そうですね。一般的なNPOの事業規模を考えると、僕も現行エリートはパートタイムで動員していただくのが現実的だと思います。逆に僕ら若手にとっては、NPOや行政から「パートタイム」でも職があるとありがたい話で、例えば僕なんかはそこが大きな収入源のひとつです。

@ikegai 誤解のないように付け加えておくと、地域活性化には自治体改革、NPOセクターの活性化、中間団体(商工会議所)のイノベーション、多主体の恊働推進いずれも重要です。ただし、効率や費用対効果という観点でプライオリティをつけると、喫緊は自治体改革ではないかと思うだけです。

@ikegai 自治体改革は、その一連の過程でNPOセクターや、その他のセクターの活性化を引き起こすとも思うんですね。逆は難しい。自治体改革では、職員の方が持つ「地域の暗黙知」の活用が地域ごとの独自事業の鍵だと思います。今、地域の「全体像」を把握する人材は彼らくらいしかいません。

@kanetaka_jp あ、僕が言いたいのは「自治体がイノベーションや地域活性化を推進する」ではなくて、「自治体改革が他セクターの改革や地域活性化に波及するのではないか」ってことです。現状の自治体単独では、多くの規制や慣習、ノウハウのなさなどが原因で、難しいと思います。

@kanetaka_jp それゆえ、地域活性化のための数ある選択肢の中でも、順番としては、自治体改革が真っ先になされるべきではないか、と思うのです。

@kanetaka_jp 官僚組織は適切なインプットがあれば改革できると思うのですね。やはり主要な抵抗勢力は「指導」や「業務委託」などの既得権益を持つ中央ではないでしょうか。最近の自治体職員は、特に若い世代は転職組も多く可能性はあると思っています。

これは重要な指摘ですね。RT @kanetaka_jp 経験豊富な年よりは短期志向で、この国の行く末を考え、経験未熟な若者は長期志向で、この国の行く末を考えている。どう考えても本来は逆の方が効率が良いはず。これが、世代格差と、全体最適のパラドックスだと思う。

@kanetaka_jp 自治体は情報、資金、権限などのリソースが集中するので、難しいのかもしれません。協働と他セクターの鍵が、支援になるかも。僕もまだ理論化できてはいませんが、この辺りの問題は、ずっと考えて行きたいと思っているところです。

@kanetaka_jp NPOを含めたボランタリー活動支援では、例えば神奈川県では基金21という、団体のステージごとに3段階に別れた基金があります。また、各自治体にも、「市民提案型事業」や「公益的市民活動助成」という制度があって、重要なリソースです。

@kanetaka_jp それから市がNPOに委託している「市民活動推進センター」というところに、助成金情報、支援情報などが集められています。あくまで、相対的にということですが。セクターごとにばらつきがあるということですかね。

@kanetaka_jp なるほど。ベンチャー支援の分野では、そういう分岐がありそうですね。。。市民活動の分野では、一般に「行政と連携すると信頼があがる」と思われているようです。ただし、一緒に活動した結果、不信感を募らせる人も事後報告会などを見ているといるみたいです。

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西田のtwitterアカウント。気軽にフォローしてくださいね。
http://twitter.com/Ryosuke_Nishida

『中央公論』10月号に西田亮介「「起業不毛社会」からの脱却はなるか?」を寄稿しました。↓

分子生物学者のエッセイ。『本』での連載をあつめたものらしい。それゆえ、テーマは、ES細胞、論文捏造など多岐に渡り、寄せ集め感は拭えない。

最近、筆者や茂木健一郎氏のような、自然科学をバックグラウンドに持つ書き手が増えたように感じる。二人とも、今や物書きとして雑誌に、テレビに引っ張りだこだ。

筆者の概念も、もしくは、茂木健一郎氏で有名になった「クオリア」も、乱暴に一言でまとめれば、物事の本質は要素還元主義では分からない、ということになる。筆者の対象は分子生物学で、茂木氏は脳というわけだ。

彼らの議論がウケるのは、これまで文学的想像力が扱ってきた「生の本質」や「思考の本質」という「純粋で、崇高なもの」が、結局一般的にはブラックボックス化してしまって実態は理解できない「最先端の」自然科学によっても解明できないという「事実」に喜んで、僕らが釣られているからではないか。

例えば、本書のシメにあたる1文。

「世界は分けないことにはわからない。しかし、世界は分けてもわからないのである。」(p.275)

確かに、文学的表現としてはすごくかっこいい言い回しだけど、実質的には何も言ってないに等しいと思えてならない。ちなみに、肩肘はらず、まったりエッセイとして読むと、自然科学の業界事情なんかも書いてあって普通に面白い。茂木氏の本もよく読みます、自分。


買おうと思ってて、買いそびれた『週刊ダイヤモンド』の「新宗教」特集号を遅ればせながらゲット。

かなり、おもしろい。

宗教法人の信者数ランキングや資産力、ビジネスモデル、写真付きのリスト、上祐史浩のインタビューなどなど、ちょっとした新書よりずっと濃密である。

これまで企画の面白さは、『週刊東洋経済』には一歩及ばないと思っていたが、先日もちょっと言及した「ニッポンの団地」特集号といい『週刊ダイヤモンド』もかなりいい。

しかし、僕はここ数ヶ月、雑誌といえば、この経済誌2誌しか購入した記憶がない。文化も、教育も社会も、経済観点からみるのが一番ホットというのは、どうも世相を繁栄しているようにも思えなくもない。

おそらく、経済誌が安泰なのは、基本の読者層がサラリーマンをふくめ、比較的年齢層が高くて、経済基盤が安定している人たちだというのが大きいだろう。広告を出すスポンサーだって、そういう人たちを相手にするのが一番安泰でもある。

こちらとしては、面白いコンテンツさえ提供してくれれば、経済誌でもなんでもいいわけだ。でも、なんだか一抹の寂しさを覚えなくもないね。

僕もお手伝いさせていただいている、神奈川県とNPOの中間支援組織であるソーシャルコーディネートかながわによる「企業とNPOとの交流サロン2009小田原」の告知です。企業とNPOの協働推進による問題解決と相乗効果の可能性を考えます。

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企業とNPOとの交流サロン2009小田原

1 日時  平成21年10月22日(木) 午後2時30分から5時まで
2 場所  小田原箱根商工会議所 第1会議室
(神奈川県小田原市城内1-21 JR小田急駅東口から徒歩約6分)
3 内容  (1) 企業とNPOとの協働事例の紹介
○ 遠野ツーリズム体感合宿免許プログラム事業
   ... NPO法人 遠野山・里・暮らしネットワーク
○ ソーシャルマーケティングコンサルティング事業
... 株式会社 ユナイテッドピープル
(2) 質疑応答・意見交換
(3) 参加者交流

4 申込方法
★電話、FAX、神奈川県ホームページのフォームメールから申し込んでください。(申込期間:9月24日~10月19日)
★お名前、連絡先(電話、FAX)、所属をお知らせください。

【問い合わせ・申込み先】
神奈川県 県民部 NPO協働推進課 NPO支援班
〒231-8588 横浜市中区日本大通1  Tel 045-210-3883 Fax 045-210-8831
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/02/0223/portal.html

NIKKEI NET: 「地域主権室」設置を表明 原口総務相

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090918AT3S1802T18092009.html

民主党はマニフェストの中で、「地域主権」を提唱している。これは、例えば、α-SYNODOS vol.36の「総力アンケート:「政権交代」は日本に何をもたらすのか!?―「民主党圧勝/自民党惨敗」を分析する」の中の、僕の原稿でも書いたことだけど、既定路線であった「地方分権」より、地域問題に一歩踏み込んでいて評価できる。

このNIKKEI NETの記事によれば、この「地域主権室」は、これから一括交付金への着手や国の出先機関の原則廃止に取り組むようだ。だが、この路線は形は違えど、自民党がやっていた三位一体の改革を中心とする地方分権の推進と本質的には変わらない。

地方の問題は、何度も繰り返すが少子高齢化や大規模複合施設の建設による導線と生活の変化などの諸問題が、今まさに進行していく中で、「これまでにやったことがない」自律化を進めなければいけないというところに、その難しさがある。

そして、この「これまでにやったことがない」というのが、重要なポイントだと僕は考えている。「やったことがない」ゆえに正解は誰も知らず、従って、どこかで成功した事例をコピー&ペーストで模倣するような先例主義では対応できないということを意味する。ということは、試行錯誤と創意工夫が必要だ、ということに論理的に考えればなると思うのだが、地方自治体の事業立案には、例えば企業の企画立案などとは異なって、極めて多くの制約条件が存在する。何かしようとすると、どれかの条件にすぐひっかかってしまうのである。

ここ1年程自治体の方とご一緒させていただく時間がかなりあって、その中で身を以て知ったのだが、公平性の原則や、予算の執行、実施主体の選択などを念頭に入れると、「ユニークで、新しい独自事業の立案」の企画は、とても煩雑で手間がかかるものになってしまう。それから、いまどきブログさえセキュリティがかかっていて役所からは、見られないという事態は、まさにデジタル・ディバイドを解消しなければならない役所が、デジタル弱者になってしまっていて問題といえる。

加えて、さまざまなサービスと市民とのオンライン/オフラインのインターフェイスの改善もあまり捗々しくはない。個人的には、こうした問題の改善を民間や大学なんかと組んでやると、実は有効な内需拡大の新しい市場と行政サービスの改善の一石二鳥になるから、そういう形で早急に進めるのがいいのではないかと考えている。

いずれにせよ、民主党が「地域主権」を唄う中で期待したいのは、確かに既定路線である三位一体の改革的な、予算面での地方分権ではなく、地方自治体を縛る規制緩和である。これがもう少し緩まれば、地方自治体の職員の方が持っている豊富な地域に関する知を有効に活かす事業立案のハードルも下がることだろう。青森県庁が広報にtwitterを活用し始めるなど、有効な地域主権とは必ずしも資金が必要なこととは限らない。それよりも、ちょっとしたアイディアの積み重ねのことのほうが重要かもしれない。既定路線を踏襲するだけではなく、民主党らしい、地域主権のあり方を摸索していってほしい。

近況

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11日から昨日まで毎日外に出て、しかもその間、何本かのイベントや急ぎの仕事等々があって、ヘトヘトでした。そんなこんなでブログもご無沙汰に。今日から2,3日はゆっくり生活して、体調と生活を整えようと思います。

ところで、twitterのblogパーツってデフォルトだと、ブログからフォローできないみたいですね。知りませんでした。ちゃんとblogから直接フォローできるようにしておきました。

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所用で河口湖に来ていますが、部屋から一歩も出ずにひたすら仕事をしています。。でも、窓から見える風景が違うだけで、少しはリフレッシュできますね。強制「缶詰」の経験はありませんが、そんな効果が期待されているのかもしれませんね(違うか)。。

ご無沙汰しております。

ここのところ、いろいろな分野の仕事が立て込んでいて、少し苦しい日々が続いております。

ところで、この度、αシノドスの最新号vol.36に寄稿させていただきました。「「総力アンケート:「政権交代」は日本に何をもたらすのか!?―「民主党圧勝/自民党惨敗」を分析する」」という企画の中で、地域社会論とNPO論を2000字程で執筆しました。

下記の目次を見ていただければ分かりますが、今号はかなり豪華なメンツが執筆しています。僕もまださらっと目を通しただけですが、政治の現状と照らしてもかなり刺激的な内容になっています。皆様も、ぜひ一読されることをお進めします。

ここから登録できます。

なお、vol.36の目次は下記の通りになっております。

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vol.36(2009/9/15)目次

【1】編集部より 荻上チキ

【2】緊急特集 勝間和代・宮台真司・本田由紀・大屋雄裕・吉田徹・仲俣暁生・
   鈴木謙介・田中秀臣・西田亮介・小山エミ・橋本努・宇野常寛・松浦大悟

  「総力アンケート:「政権交代」は日本に何をもたらすのか!?―「民主党圧勝/自   民党惨敗」を分析する」

【3】連載コラム 飯田泰之「経済学思考の練習問題6:政策のヒロイズムとリアリ 
   ズム」

【4】特別寄稿 八代嘉美 「科学者が発言するということ」

【5】セミナー 濱野智史「ネットユーザの生態系―2000年代以降のネット環境と若者   たち(4・最終回)」

【6】連載レポート 峰なゆか「AV女優からみたAV業界10:AV女優と(被)差別?」

【7】情報通信 河村信「河村書店:人文・社会(学)系ニュース―日々編集中」

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ちなみに、僕の日常のつぶやきに関心がある方は、下記のtwitterアカウントをフォローしてみてください。

http://twitter.com/Ryosuke_Nishida

荻上チキ×速水健朗×西田亮介「アーキテクチャへの想像力」

http://www.kinokuniya.co.jp/01f/event/event.htm#shinjukuhonten_02

いよいよ当日になりました。学会なんかを除くと、僕もイベントに出るのはおよそ一年ぶりになるので、とても楽しみにしています。

どうぞよろしくお願いします。

文化系トークラジオLifeが特別放送「午後のLife」を9月13日の16時から、インターネット配信で行うそうです。

詳しくはこちら→

http://www.tbsradio.jp/life/2009/09/913.html

おまけで、13日のイベント「アーキテクチャへの想像力」の告知もしていただきました。ありがとうございます。

『中央公論』2009年10月号に寄稿しました。社会論として「起業」を扱っています。社会起業やNPOなどが属する、いわゆる「サード・セクター」での起業≒社会起業についても言及しています。

西田亮介「「起業不毛社会」からの脱却はなるか?」

10日から書店に並ぶはずです。
お手にとっていただけると幸いです。 


先日も告知しましたが、9月8日はエコサーファーが藤沢市の担当者を招いて湘南C-Xについての勉強会を行います。

以下、エコサーファー代表の堀さんのブログより転載。

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さて、明後日の9月8日(火曜日)の辻劇主催イベント第1弾が開催されますが、事前予約が必要ですので、エコサーファーの堀(0466-33-3403)までご連絡くださいね。留守の際には、名前・人数・連絡先を留守番電話に残しておいてください。

■日程:2009年9月8日(火曜日) 14~16時
■内容:辻堂駅北口にできる湘南C-Xについて
■講師:藤沢市の藤沢塾が派遣している辻堂駅前都市再生担当者
■場所:辻堂市民センター の第1談話室
■料金:辻劇の劇団員の皆さんは500円、その他の方は1,000円
※駐車場はありませんので、徒歩か自転車でお越しください

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先日、社会学者高原基彰さんの新刊が出た。高原さんは、多くの資料をもとに、現代日本の抱える諸問題の起源を、正体がはっきり見えない「被害者意識」に見出す。また、日本においては、国民に共有された、ある種の理想像が「自由」と「安定」の間を行き来したことで、日本型「新自由主義」が他国とは異なる異形のものとなったことを指摘する。これらのテーマは、前著『不安型ナショナリズムの時代』やその他の論文で提出されてきた高原さんの問題意識がよりはっきりと結実したものともいえよう。中盤以降の80年代から現在に至るまでの社会の総括は、現代史の総論として読んでも面白く、勉強になるだろう。個人的には、後半の地域論とNPO論に刺激を受けた。批評家の仲俣暁生さんもご自身のブログで絶賛している。政権交代をはじめ、政策がごたごたする中、その背後にある現代の本質を考えるうえで必読の一冊ではないだろうか。なお、本書はNHK出版さんにご恵投いただいたことを付記しておく。



今発売されている、『週刊ダイヤモンド』「ニッポンの団地」特集がとても熱いのでピック。都市部における、戦後の住宅不足から始まる団地の歴史から、団地が抱える、高齢化や施設の老朽化と立て替えの問題、団地選びのコツまで実に多角的に「団地」の問題を扱っている。とても面白かった。


近況

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書きたいことはいろいろあったのだけれど、今週はちょっとばたばたしていてあまり書く時間がとれずにいます。簡潔に。

・茅ヶ崎市役所産業活性化研究会。自転車を使った市内のツアー、地域情報をアップデートしていける手帳の生産と情報発信、地元と環境のことを学び、地元での就労を促進する「エコエンジニア」の育成、の三つが来年度の事業化にむけて進行しています。先日、午前と午後に併せて6時間に及ぶブレストが行われました。市役所を出たのは7時を回っていましたが、ふと庁舎を見るとまだ多くの窓には明かりが灯っていました。

・神奈川でNPOの中間支援をやっている団体(NPO)の方に呼んでいただき、企業とNPO、行政の恊働を推進していくプロジェクトのお手伝いをさせていただくことになり、先日小田原まで行ってきました。電車で小田原に行ったのは久々でしたが、ラスカができたり駅が改装されていたみたいです。他方で、人の動線が変わったからか、駅のすぐ下の地下街が全てシャッター商店街化してしまっており、都市開発の裏と表を見たようで複雑でした。つまり、ラスカができて、これまで横浜などに出なければならなかったものが地元で購入できるようになることで、明らかに「地元の人」たちにとっては便利になっている。しかし、地下街のシャッター商店街化を見ると、再開発によって不利益を被った「地元の人」もいる。なにが是で、なにが非なのか、その判断はとても難しいと思った次第です。

・勉強会を始めました。初回は院生、学部生、社会人の方たち7名が集まってくれました。これから週1回程度の頻度で「現代のコミュニティ」について考えていきます。もちろん、「現代のコミュニティ」について考えることで、院生や学部生たちのコミュニティを作っていきたいという思いがあります。聞くところによれば、かつては社会科学にもそうした知的コミュニティが各所にあったとか。最近では(少なくとも僕の周りでは)、そうしたものがとても少なくなっているように思えます。ある種のコミュニティやネットワーク、ソーシャル・キャピタルのようなものが、社会科学の研究においても、ビジネスやNPOの世界と同じく、ある種のイノベーションの源泉になるのではないかというのがひとつの仮説です。

既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、twitterのブログパーツをブログに貼りました(右下)。

ちなみに、アカウントは、下記になります。よろしくお願いします。

http://twitter.com/Ryosuke_Nishida

シノドス×光文社のイベントのお知らせです。

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シノドス×光文社共催 Lecture&Symposium

飯田泰之×若田部昌澄×橋本努「経済学の構想力 ― 日本をデザインする」
日時 : 2009年9月27日(日)13:00~17:00
場所 : 光文社(東京メトロ有楽町線護国寺駅5番出口より徒歩5分 地図はこちらです )
定員 : 60名 参加者募集中!
費用 : 5000円

概要:
危機的な経済状況に直面したとき、私たちはともすれば「さらなる自由放任の徹底か計画経済への転換か」という二分法的な思考に陥ってしまいが ちです。し かし、自由放任の徹底はシステムの不安定化を招き、計画経済への道は成長なき冷たい社会に私たちを導きます。
それでは、経済思想はあらたな経済・社会の 形にどのようなヴィジョンを提供できるのか、経済理論が示す望ましい経済システム・経済政策とはなにか、経済学史は経済思想の提示するヴィジョン、経済理論の示すメソ ッドにどのようなヒントを提供するのでしょうか。
経済思想(橋本努)・経済理論(飯田泰之)・経済学史(若田部昌澄)のインタラクションはいかなる日本のデザインを生み 出しうるのか......ご鑑賞いただければ幸いです。

13:00~13:10 荻上チキ 開会の辞
第Ⅰ部 Lecture
13:10~13:50 橋本努「ローマ・クラブ型恐慌の不安と希望」
13:55~14:35 飯田泰之「資本主義のメンテナンス術」
14:40~15:20 若田部昌澄「理想と現実の間: 経済政策の歴史に学ぶ」
第Ⅱ部 Symposium
15:40~17:00 若田部昌澄×橋本努×飯田泰之(司会)「経済学の構想力」

若田部昌澄(わかたべ・まさずみ)
1965年生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、早稲田大学大学院経済学研究科およびトロント大学経済学大学院に学ぶ。現在、早稲田大 学政治経済学術院教授。専攻は経済学史。おもな著書に『経済学者たちの闘い』(東洋経済新報社、2003年)、『改革の経済学』(ダイヤモンド社、2005年)、『昭和恐慌の 研究』(共著、東洋経済新報社、2004年)。近著に『危機の経済政策』(日本評論社、2009年)。

橋本努(はしもと・つとむ)
1967年、東京生まれ。北海道大学大学院経済学部教員。専門は社会哲学。著書に、『自由の論法』(創文社)、『社会科学の人間学』(勁草書房) 、『帝国の条件』(弘文堂)、『自由に生きるとはどういうことか』(ちくま新書)、『経済倫理=あなたは、なに主義?』(講談社メチエ)。共編著に、『日本マックス・ヴ ェーバー論争』(ナカニシヤ出版)、『経済思想第8巻』(日本経済評論社)、など。

飯田泰之(いいだ・やすゆき)
1975年東京生まれ。エコノミスト。東京大学経済学部卒業、同大学院博士課程単位取得退学。現在駒澤大学経済学部准教授。内閣府経済社会総合研 究所、参議院特別調査室等の客員を歴任。専門は経済政策、マクロ経済学。主著に『経済学思考の技術――論理・経済理論・データを使って考える』(ダイヤモンド社、2003 )『ダメな議論――論理思考で見抜く』(ちくま新書、2006)、『考える技術としての統計学―生活・ビジネス・投資に生かす』(NHKブックス、2007)、『昭和恐慌の研究』 (共著、東洋経済新報社、2007、第47回日経・経済図書文化賞受賞)など。
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エコサーファーが藤沢市の担当者を招いて、辻堂にて湘南C-Xについての勉強会を行います。大規模複合施設ができることによって、人の動線がどのように変化するのか、生活がどのように変化するのか、等々の疑問について勉強することができると思います。

■日程:2009年9月8日(火曜日) 14~16時
■内容:辻堂駅北口にできる湘南C-Xについて
■講師:藤沢市の藤沢塾が派遣している辻堂駅前都市再生担当者
■場所:辻堂市民センター の第1談話室
■料金:辻劇の劇団員の皆さんは500円、その他の方は1,000円
※事前に予約が必要ですので、興味のある方は0466-33-3403の堀まで連絡ください
※駐車場はありませんので、徒歩か自転車でお越しください

エコサーファー代表 堀さんのブログ http://ameblo.jp/ecosurfer/より
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