2009年11月アーカイブ

平塚スタイル創造プロジェクトは、慶應義塾大学ORF2009@六本木ヒルズに参加してポスターとヤーコンの展示、資料の配布、ショートプレゼンテーションを行ってきました。

メディア、地方自治体、まちづくり関係者をはじめ、多くの方に足を運んでいただきました。改めて御礼申し上げます。

また、ORF2009にあわせて平塚スタイル創造プロジェクトの公式サイトをオープンしました。平塚の商店主さんたちへのインタビューや、平塚美男美女などこれから単体のコンテンツとしての完成度をあげていきますので、ぜひぜひ注目してください。

平塚スタイル創造プロジェクト公式サイト
http://www.hiratsuka-style.jp/

なお、ショートプレゼンテーションでは、湘南藤沢学会の「見てください・教えてください・一緒にやりませんか」部門で3位に入賞しました。増崎がプレゼンテーションを行いましたが、緊張気味だったもののフレッシュでなかなかいいプレゼンテーションでした。

その模様は、平塚スタイル創造プロジェクトブログにアップしています。
http://sfc-hiratsuka.blogspot.com/

なお、そこでのスライドはプロジェクトの取り組みから目的、モデルまでをかなり分かりやすく伝えていると思うので、以下にPDFにしてアップしておきます。

平塚スタイル創造プロジェクトORF2009.pdf

追記

僕たちは、twitterもやっているのでした。
公式アカウントはこちら。

http://twitter.com/hiratsuka_style

そして、ハッシュタグは、#hstyleを使用中。

なので、twitterのページの検索窓で、#hstyleで検索すると平塚スタイル創造プロジェクト関連のつぶやきを一覧することができます。プロジェクトメンバー以外にも、関心を持っていただいていますよ!

既に告知されていますが、『思想地図』vol.2の増刷が決定&『思想地図』vol.4が発売されました。『思想地図』vol.2では、論考、座談会、ブックガイドに参加させていただきました。最近批評界隈を賑わしているアーキテクチャvsコンテンツの、主にアーキテクチャ関連の参考文献や議論の前提を参照するうえでも、批評系読者があまり読まないのではないかと思う本を紹介していたりして実は結構有益かもしれません。vol.4の特集は「想像力」。なお、今号は東浩紀さんが責任編集する思想地図第一期の最終号になるとのことです。

思想地図の最新情報はこちら→

http://www.nhk-book.co.jp/books/nhk_books/shisou/

追記

『思想地図』vol.4は正式発売前に増刷が決定したそうです。凄い勢いですね。これはtwitter効果なのでしょうか。

さらに追記

計13000部になったそうです。『思想地図』vol.4きてます!

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先週末、先々週の小倉に引き続いて、新潟県小千谷市に行ってきました。知人に誘われていったのですが、どうやらエコツーリズムだったようです。いわゆる限界集落と呼ばれる土地の古民家に宿泊して、その土地の生活や農作業、調理体験、山歩きなどを通して、棚田や山間地の「日本の原風景」を知るというコンセプトのよう。

携帯もドコモしか通じないような厳しい土地だったのですが、僕にとってはいろいろな思考のきっかけとなる貴重な経験でした。

キーワードだけ列挙しておくと、

1.) 「日本の原風景」というある種のロマンは完全に世代や生まれた場所による(僕にとっては決して、というか全く快適な環境ではなかった。)。

2.) 駅前の写真を見ても分かるように、既に交通量調査や人口統計などをもとに出店する大規模資本やチェーンもよりつかず、駅前は巨大なシャッター商店街化。何度も繰り返すように、商店街/大規模資本, 地元商店/チェーン店, 的な対立を超えた、新しい地域の高付加価値化戦略が必要(例えば、コンビニ出店支援などもあり)。

3)限界集落はもはや居住地としての再生は困難(例えばお邪魔した集落は40世帯, 70人! 世帯人口が2人を割っている...)。管轄の地方自治体の財政を念頭においても、コンパクトシティ化が必要。だが、今、住んでいる人たちの福利は守られるべき。ということは、今ある人についての対処は行いつつ、おそらく経済的なインセンティブによる居住地の誘導政策(高齢者の免許返納促進制度が参考になろう)と、その土地と文化の保存と出口戦略が必要。そのためには、既に起きていることだが、文化資源、観光資源として整備、開発。具体的にはNPOなどのアクターによるエコツーリズムを活用し、その土地を活かした新しいネットワークとコミュニティ形成を行うというのは確かに選択肢のひとつとなるだろう。


SFCと東海大学、神奈川大学などの湘南地域の大学と平塚商工会議所青年部による、平塚の地域活性化プロジェクトである「平塚スタイル創造プロジェクト」は、慶應義塾大学の産官学の研究報告大会ORF2009に出典&ショートプレゼンテーションに参加します。

ORF2009は、11月23日(月)、24日(火)に、六本木ヒルズのアカデミーヒルズで開催されています。平塚スタイル創造プロジェククトのブースはC19になります。商工会議所と大学生の協働、地域の価値再発見などに関心のある方はぜひいらっしゃってください。僕も両日ともそこにいるはずですので、ご説明&ディスカッションさせていただくことも可能です。よろしくお願いいたします。また、ORF2009自体も、数多くの著名人によるセッション、SFCの研究成果の報告がなされておりますので、受験生や広く一般の方も楽しめるイベントだと思います。

OR2009について詳しくはこちら→
http://orf.sfc.keio.ac.jp/

平塚スタイル創造プロジェククトの進捗についてはこちら→
http://sfc-hiratsuka.blogspot.com/

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先日『現代用語の基礎知識2010』(自由国民社)が発売になりました。SYNODOSが担当した巻頭特集「2010年代の新・常識」の中で、西田亮介「「社会起業」と地方」を執筆させていただきました。

巻頭特集はじめ、全体的に若くてフレッシュな論者が数多く参加しています。年配の執筆者が多い『日本の○点』とは対照的ですので、どうぞよろしくお願いいたします(笑)

『α-SYNODOS』vol.40にて、特別鼎談 「荻上チキ×速水健朗×西田亮介「アーキテクチャへの想像力」(後編)」が配信されました。ご一読いただければ幸いです。

登録はこちらから →

http://synodos.jp/mm/

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先週末、学会に参加するため小倉に滞在しました。計20時間程の短期の滞在でしたが、小倉周辺を少し歩き回ってきました。夜には一人地元の居酒屋のカウンターで飲んで、焼きラーメンを食べたりしました。

九州はかなりご無沙汰だったのですが、いわゆる中心市街地を少し外れると商店には、シャッターが下りていて、人通りが乏しくなる地方都市によくある光景を目にしました。

こうした風景を見るたびに思うのですが、もはやチェーン店/小売り、大規模商店/商店街、中小店舗, の対立自体無意味なものになっている。一体になって地域再生について考える必要があるでしょう。

チェーン店は大規模なデータと調査に基づいた出店のための調査をしている。表面的な問題で対立しているうちに、チェーン店さえ逃げ出すようになってしまったら、いよいよそのエリアは立ち行かなくなってしまう、という事態も散見されます。

このような問題の解決にあたっては、商工会議所や商店会などの事業者の中間組織と大規模事業者、比較的利害に中立的な地域の大学や自治体を挟んだ問題解決のネットワークの構築が有効ではないでしょうか。もちろんNPOなどもアクターになりうる。これらのアクターが、議論が噛み合なくても席を立たないことだけを決めて、喧々諤々のやり取りを行っていく、新しいネットワークの構築が急がれます。もちろん、そうしたネットワークが有効に機能するかは良く分からない。でも、やらないよりは、やってみたほうがいいのではないでしょうか。

僕もこうした問題意識を背景に、SFC、東海大、神奈川大学などの地元の大学と、平塚
商工会議所青年部の有志の方を中心とする新しいネットワークの構築と、地域活性化を目的に「平塚スタイル創造プロジェクト」などを試みています。

平塚スタイル創造プロジェクトブログ
http://sfc-hiratsuka.blogspot.com/


DIAMOND onlineにて、経済学者安田洋祐さんへのインタヴュー「経済学で「正しい選択」を行うことは可能なのか?――経済学の最先端「マーケットデザイン」に刮目せよ!」が掲載されています。

http://diamond.jp/series/collabo/10005/

安田さんの専門であるゲーム理論、マーケットデザイン、学校選択制などについて、分かりやすく解説していただきました。それぞれのトピックの本質をとても分かりやすく説明していただいたので必読です! 

もう、1週間前のことになる。11月1日に昨年から行われている茅ヶ崎市役所産業活性化研究会の電動自転車でのエコツーリズム「ロコクルーズ」のテスト事業に参加してきた。

いくつかプランがあるのだが、20代〜30代の女性を参加者に想定したハワイアンツアーとデトックスツアーの2つがテストされた。しかし、なぜ、茅ヶ崎でハワイアンなのか、デトックスなのかということが疑問になるかもしれないので、簡単に解説を加えておくと、茅ヶ崎の海に面した南側の地域は湘南の中でも、比較的ゆったりとした、文化的な雰囲気が流れ、全国有数のフラダンスチームやそのような雑貨やジュエリーを扱う商店も少なくない。それゆえ、茅ヶ崎市では、クールビズに職員の方の夏用制服にアロハシャツを取り入れて、「アロハビズ」を行うといった背景がある。同様の文脈で、ヨガなどのスタジオもそこそこあったりするのだ。それから、湘南には土地に根付いた、どこでも(そして、「どこまでも」...)自転車で行く、自転車文化がある。

さらに、何故20代〜30代の女性にフォーカスしているのかというと、第1に女性の口コミ力。第2に消費行動、第3に「若い女性が集まる街」というイメージの持つ力だ。

女性は男性と異なり、強力な口コミによるネットワークを形成しているとされ、もし、好印象を持ってもらえたらならそれを広く告知してもらえることが期待できる。また、女性は、集団行動をしていると、お互いに褒めそやしながらノリでモノを買う。これも男性の購買行動との大きな違いである(図らずも今回のテストケースで何度もそうした瞬間を目にすることになった)。さらに、結果として若い女性が集まってくる街が実現されると、そのこと自体がひとつの街の力になりうるからである。それゆえ、ターゲットを絞っているのである。

結果としては、実際にやってみなければ分からない、良い点、悪い点それぞれ、忌憚のない意見を集めることができたはずである。もちろん、地域活性化には正解もセオリーもないので、いろいろなエリアでさまざまな方法を試してもらうことが重要だと思うので、意図をここに記してみた。各所の取り組みをお知らせいただければ、僕としてもありがたい。


以前、新宿紀伊國屋で行った荻上チキさん、速水健朗さんとの座談会「アーキテクチャへの想像力」の前半が、「α-SYNODOS」vol.39において、「特別鼎談 / 荻上チキ×速水健朗×西田亮介「アーキテクチャへの想像力」(前編)」として配信されています。特に前半では、最近流行りの「アーキテクチャ」と秩序との関連、地域社会とアーキテクチャについて話しています。

ご一読いただければ幸いです。

登録はこちらから→

http://synodos.jp/

最近、この座談会で取り上げたクリス・アンダーソン『Free』の邦訳が出ました。

10/28に、東洋大学「政策評価」(松原聡先生担当)にて、ゲストレクチャー「地域活性化を問いなおす」を行いました。

「地域活性化」という言葉が、実は政策的にも、研究的にも良く分からない概念であることから話しはじめて(例えば、人口増≠地域活性化, 歳入増≠地域活性化etc)、コミュニケーションから考えること、社会システムの考え方、最近の研究である自治体の職員の方のインフォーマルな勉強会における知識共有等々まで、少し概念的なお話をさせていただきました。

経済政策を専門にされる松原先生によるリアルタイムでの鋭いツッコミや、履修者の方との質疑応答を交えつつ、あっという間の楽しいひとときを過ごさせていただきました。ちょっと抽象的過ぎたかな、と思いつつも、後でいただいた履修者の方の感想によると、「地域」について経済的ではない視点から考えるいいきっかけになった、などといった感想が多くて、少しほっとした。

僕はSFCの中でも総合政策学部出身なのだが、他大学で「総合政策」を学ぶ学生さんに講義させていただくという、貴重かつ光栄な機会を設けて下さった松原先生には感謝しなければならない。12月には再び東洋大で「総合政策」を学ぶ新入生200人の前で「地域活性化と社会起業」というタイトルで、講義させていただくことになっている。こちらでは、地域活性化のひとつの戦術として、いま脚光を浴びている社会的企業についてお話させていただくつもりでいます。

当日の講義の内容は、だいたい下記の原稿の内容と重なっておりますので、関心のある方はそちらをご覧下さい。

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西田亮介 , 「社会起業と地方」『現代用語の基礎知識2010年版』, 2009, 自由国民社(2009年11月刊行).

●勝間和代・宮台真司・本田由紀・大屋雄裕・吉田徹・仲俣暁生・鈴木謙介・田中秀臣・西田亮介・小山エミ・橋本努・宇野常寛・松浦大悟, 「総力アンケート:「政権交代」は日本に何をもたらすのか!? ―「民主党圧勝/自民党惨敗」を分析する」『α-SYNODOS』vol.36, 2009, SYNODOS.

西田亮介, 「「起業不毛社会」からの脱却はなるか? リスクに脅える日本の若者たち」, 『中央公論』2009年10月号, 中央公論新社.

西田亮介,「<社会>における創造を考える」『思想地図』vol.2, NHK出版, 2008.

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最近あまりに忙しくて、ブログを更新できていなかったので、まとめて更新していきます。

去る10/28(水)に、SFC、東海大、神奈川大等の地域の大学と平塚商工会議所青年部(YEG)の協働による地域活性化プロジェクト「平塚スタイル創造プロジェクト」の打ち合わせを行ってきました。

今年度は食品開発を行うのですが、SFC、東海大、神奈川大、事業者さんで11/4にブレストを行って、その後YEGに参加されている事業者さんにプロトタイプを形にしていただきます。アイディア出し、プロトタイプ、デザイン、量産過程、さまざまなプロセスにおいて、各アクターの知見を持ち寄り、有機的に結合し、価値の再発見、高付加価値化を行っていくことができればと思います。公式ウェブもオープン間近!

詳しい模様は「平塚スタイル創造プロジェクト」ブログ↓
http://sfc-hiratsuka.blogspot.com/

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