新潟県小千谷市に行ってきました。限界集落と地域の高付加価値化の問題。

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先週末、先々週の小倉に引き続いて、新潟県小千谷市に行ってきました。知人に誘われていったのですが、どうやらエコツーリズムだったようです。いわゆる限界集落と呼ばれる土地の古民家に宿泊して、その土地の生活や農作業、調理体験、山歩きなどを通して、棚田や山間地の「日本の原風景」を知るというコンセプトのよう。

携帯もドコモしか通じないような厳しい土地だったのですが、僕にとってはいろいろな思考のきっかけとなる貴重な経験でした。

キーワードだけ列挙しておくと、

1.) 「日本の原風景」というある種のロマンは完全に世代や生まれた場所による(僕にとっては決して、というか全く快適な環境ではなかった。)。

2.) 駅前の写真を見ても分かるように、既に交通量調査や人口統計などをもとに出店する大規模資本やチェーンもよりつかず、駅前は巨大なシャッター商店街化。何度も繰り返すように、商店街/大規模資本, 地元商店/チェーン店, 的な対立を超えた、新しい地域の高付加価値化戦略が必要(例えば、コンビニ出店支援などもあり)。

3)限界集落はもはや居住地としての再生は困難(例えばお邪魔した集落は40世帯, 70人! 世帯人口が2人を割っている...)。管轄の地方自治体の財政を念頭においても、コンパクトシティ化が必要。だが、今、住んでいる人たちの福利は守られるべき。ということは、今ある人についての対処は行いつつ、おそらく経済的なインセンティブによる居住地の誘導政策(高齢者の免許返納促進制度が参考になろう)と、その土地と文化の保存と出口戦略が必要。そのためには、既に起きていることだが、文化資源、観光資源として整備、開発。具体的にはNPOなどのアクターによるエコツーリズムを活用し、その土地を活かした新しいネットワークとコミュニティ形成を行うというのは確かに選択肢のひとつとなるだろう。


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