今学期から、東洋大学経済学部の「コンピュータリテラシィⅡA」という講義(水曜1限)を担当させていただいている(後期の「コンピュータリテラシィⅡB」と連続講義)。
この講義は、いわゆる情報処理系の選択科目で、担当講師が自由に内容を設定して良いということになっている。
僕は「クラウドコンピューティング」をテーマにし、以下のように授業のミッションを設定した。
1.) 情報発信共有環境の 1.)概念 2.)社会 3.)ビジネスモデルの変化を知る。
2.) 2010年代の情報環境のもとで、各種ツールを実際に使いこなす。
3.) 対象は、白山周辺の地域情報とする。
サブテーマ: 生産的なグループワークを学ぶ
テクノロジーの変化と、それに伴う社会の変化を理解し、演習を通してある目的のために(今回は東洋大学がある白山周辺の地域情報の発信共有を設定。個別テーマはグルワで決める)、実際に複数のツールを有機的に使えるようになることを目指している。そのついでに、最近就職活動でも必須のグループワークとブレインストーミングもやってみるという仕様だ。
社会科学系の学部なので、多くの学生はプログラマーになることを目指しているわけではない。経済学部なので統計の講義は他に多数設置されている。そこで、僕の講義では、今巷に、無料で使えるものだけでも、あまりに数多く存在していて、実は実際に効果的に使いこなすことが難しいこれらツールを使いこなすことを主眼においている。いわば、ロバート・ライシュが述べるところの「シンボリック・アナリスト」の育成かもしれない。
これは、例えば平塚スタイル創造プロジェクトや、project.reviewで、僕自身が培ってきたノウハウを惜しみなく投入する、という意味でも、情報の専門家ではなく社会科学が専門で、若手に当たる僕がやる意義があるのではないだろうか(...と自己正当化してみるw)。
小さいところでは、例えばサークルの新勧告知やゼミの学習用サイト、もしくは何かのアピールに活かして欲しいし、大きなところではインタラクティブに設計している授業の中で就活でのコミュニケーション力やPR力を体得して欲しい。
東洋大学ではこうした講義は珍しいようで、学生たちから初回の講義の感想にいろいろとコメントをいただいている(SFCでは結構普通だったと記憶しているけれど、ほかの大学ではどうなのだろうか?)。これからの講義にフィードバックしていきたい。学生たちの企画が動き出したら、また続きのエントリを書きたい。
※各回概要(予定)
第1回 ガイダンス(4月14日)
第2回 イントロ
〜クラウドコンピューティングを理解する 1(4月21日)
第3回 クラウドコンピューティングを理解する 2(4月28 日)
〜クラウド時代の社会・ビジネスの変化
グループワーク作成
第4回 ツールの使用方法を体得する 1. Google編(5月12日)
第5回 ツールの使用方法を体得する 2. twitter編(5月19日)
第6回 ツールの使用方法を体得する 3. ブレインストーミング編(5月26日)
第7回~第9回 情報発信共有演習(6月2日〜16日)
ゲストレクチャー、中間プレゼンテーションを挟みます。
第10回~第12回 コラボレーション演習 (6月23日〜7月7日)
進捗プレゼンテーションを挟みます。
第13回 総括プレゼンテーション (7月14日)
第14回 まとめ(7月21日)

