いろいろの最近のブログ記事

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『メトロミニッツ』という東京メトロ内で配布しているフリーペーパーに、写真とワンコメント掲載いただきました。

http://www.metromin.net/paper/index.aspx

取材のときに(逆に)お尋ねしたところ、メトロに場所を借りているものの、経営は独立していて広告収入で回しているそう。もう10年目だとか。よくわからないフリーペーパーが次々と生まれては消えていくなかで、「すごいな」と思いました。

p.s.
「見本誌こないよう」とTwitterでぼやいてましたが、社内便に紛れてたもよう。ちゃんと献本いただきました。ごめんなさい。

最近所在不明になったままの某業界誌コメント原稿や、会社に飛び込みで1時間も取材受けたもののノーギャラのまま音信不通&不掲載になった大手週刊誌(プレイなんとか編集部のK山さんってひとでしたねーしかも1時間遅刻してきた)etcとかなんとかとかイライラが相次いでいてメディア不信が過剰でした。「一言趣旨にあいませんでした」っていえば済むことなのにね。その点某新聞系雑誌の編集者の人は気持ちよかったですよ。みんな年末進行で大変なんだろうけど、それはそれとして弱肉強食(笑)のメディアの世界は経験値低いとやりづらいですよ。こういうのでイライラしちゃいけないんでしょうけど、そりゃまともな人はどんどん愛想つかすでしょ。やれやれー。

p.p.s
写真は『メトロミニッツ』1月号の表紙で、むろんぼくではないですww

仕事で神戸に来ている。阪神淡路大震災において生じた社会的課題と、当時活動したソーシャル・ビジネス、コミュニティビジネスについてヒアリングを行うために、研究者のみなさまと、いくつかのNPO法人を訪問するためだ。昨日「ひょうご震災記念21世紀研究機構」を訪問し、「人と防災未来センター」の展示を見学させていただいた。
http://www.hemri21.jp/

震災から2ヶ月近くたち、いよいよ社会的課題についての対応が必要になりつつあると考えられる。細やかなニーズに対応するために、ボランタリー活動、および、行政や他のセクターの活動を連携含めた支援の枠組みを検討することが今年の仕事のひとつになっている。

1995年当時はNPO法も存在せず、震災時のボランティアの活動が大きな転機になった。不勉強で僕も知らなかったのだが、当時コミュニティビジネスを推進する行政の取り組みもあったようだ。そのときに生じた課題、克服の方法を棚卸させていただきたいと思っている。

ところで、僕は関西出身なのだけど(今も実家は奈良にある)、神戸に来たのはおそらく3回目だと思う。僕が住んでいたころは、近鉄電車と阪神電車の乗り入れもなくて、ずいぶん遠い場所に思えていた。正直、奈良のような土地からすると、「ハイソでいけ好かない町」という偏見もあった。

しかし、神戸というまちは、山と海に挟まれ、随分多様な町みたいだ。昨日ゼミに呼んでくれた社会学者鈴木謙介さんを訪ねた関西学院大学周辺は、まさに僕の頭のなかにあった、洒落た高級住宅街と、そのなかにある日本有数の美しいキャンパスを持つ大学というイメージを絵に描いたような場所だったけれど、昨晩泊まった尼崎は猥雑な夜の町だった。そして、いまこのブログを書いている住吉は、なんだか柔らかい、下町的様相を呈している。

昨日お話を伺ったある研究者が、「兵庫県は(離島、山間部、都市があり)日本の縮図」という話をしてくれたが、そうなのかもしれない。僕の知らなかった関西象が見えてきた。

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最近、月数回更新になっていた、このブログ。今月はブログ開設以来の月1更新になりそうな予感 汗

ところが、久々に開いてみたら、10万アクセス越えてました。更新しなくても、bot含めどなたかが見ていただいているかと思うと、なんとか更新頻度を上げたいものです。

というわけで、最後の更新が11月の日本社会学会参加のものなので、Googleカレンダーの履歴を参考にして、それ以後の仕事まとめをつくることにしました(でも、もしかすると、抜けているものもあるかもしれません・・・)

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・毎月のwebronzaシノドスジャーナルまとめ。

西田亮介「人文社会科学の知を応用した産業創出に向けて」
http://synodos.livedoor.biz/archives/1613949.html

西田亮介「再スタートする「新しい公共」は、企業家精神を活用できるか」
http://synodos.livedoor.biz/archives/1580039.html

西田亮介「地域活性化再考 「広く」「あまねく」「一律」の地域活性化は可能か」
http://synodos.livedoor.biz/archives/1547966.html

SYNODOSジャーナルは、朝日新聞のオピニオンブログwebronzaや確かライブドアとも提携しているため、意外と読んでいただいている印象。毎月一回、僕はわりと月の頭に更新しておりますので、目を通していただけると有り難いです。

・西田亮介「地域活性化と「新しい公共」に必要な発想とは何か。」@mammo.tv
http://www.mammo.tv/interview/archives/no278.html
「考える高校生向け」と名付けられたブログでの長編インタビュー。高校生が読んで理解できるのかはちょっと謎ですが、結構気に入っているインタビューです。


・11月〜12月 神奈川県の「協働に関する調査研究会」の、大学生の協働に関する意識調査が本格稼働中。2年がかりの研究会だけれど、年度末には中間報告がでるはず。

・コンピュータリテラシーⅡB@東洋大学ゲストレクチャーまとめ
僕は東洋大学で、情報リテラシー&情報社会論のような講義を担当しているのですが、秋学期は2名の方がゲストレクチャーにきてくださいました。そのときの内容をまとめたものです。ゲストのお二人に感謝!来年度は東洋大以外にも、授業を担当させていただくことになりそうですが、そこでもユニークな授業を行いたいものです。

塚越健司「リーク社会の誕生」@東洋大学コンピュータリテラシーⅡB(西田亮介)ゲストレクチャーまとめ
http://togetter.com/li/81616

2010年11月17日 NPO法人NPOカタリバ今村亮氏ゲストレクチャー (cl2B@東洋大 担当 西田亮介)まとめ
http://togetter.com/li/69896

・12月5日 山口翔「電子出版と諸権利」第25回国際公共経済学会研究大会@立命館大学衣笠キャンパス  討論者:西田亮介
http://ciriec.com/file/ciriec_conference25_program_20101129.pdf

京都は立命館大学にて、山口翔先生の学会報告の討論者を勤めさせていただきました。学会からご指名いただき、名誉なことです。山口先生は、著作権とビジネスモデルから、著者と消費者のメリットの最大化のあり方について研究されており、実務として携わっている僕としても大変勉強させていただきました。

電子書籍に関しては、松原聡先生主催のデジタルアーカイブ研究所にて、定期的に勉強会が開催されており、そこにも参加させていただいていたりします。
http://manifesto.or.jp/dal/index.html

・12月5日 文学フリマにて『.review 002』発売&トークイベント

で、京都で学会があった午後、前回に続けて、第11回文学フリマに、.reviewチームも参戦してきました。

若手研究者と書き手の社会的認知を自ら獲得していこうとする.reviewの、パッケージ版第2弾はCDの形態を採用。インディペンデントメディアのなかでも、いち早く電子化に取り組んできただけあって、一部コンテンツと直販は下記から行っております(執筆支援コミュニティサイトをつくったり。viewが1000件超えているものも、結構ありますね→ http://dotreview.jp/abst/)。

http://dotreview.jp/premium/dotreview002/

今年は、wikileaksにかねてから注目してきた塚越健司くんの大ブレークがあったけれど、来年度は、AppStore開設を含む3つの大型企画をバネに、若手の社会的認知の獲得にいっそう注力していきます。ご注目ください。

その後、文学フリマ大交流会&トークイベントの第2部に以下のようなメンバーで参加。だんだんこのへんの業界では、見慣れた組み合わせになってまいりましたが、僕としては楽しかったです。はじめて、ソラノさんにお目にかかったのでした。

 西田 亮介 (.review:ア-01)
 武田 俊  (KAI-YOU:ア-02)
 羽田 恭一郎 (MAJIRES!:ア-05)

http://yaplog.jp/parsleymood/archive/983

・11月 早稲田文学web連載 西田亮介「方法としてのコミュニティ」第2回 「変容するコミュニティの性質とその前提条件」
http://www.bungaku.net/wasebun/read/pdf/nishidaryosuke02.pdf

僕にとっては数少ない、コミュニティについてのエッセイの仕事。難しいけど、早稲田文学編集者の窪木さんにとても勉強させていただいている、実はお気に入りの連載。ちょっとウェブが地味であまり読まれていない気配があるけれど、早稲田文学のウェブ版と一緒にときどき更新されているので、読んでもらえると嬉しいです。
http://www.bungaku.net/wasebun/read/index.html

だいたい、ここ2ヶ月の仕事をまとめた感じですね(他にもなんかあったかしら・・・)。また、年明けあたりから、公開される仕事がいろいろとあるはずですので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。

年内にもう一回ブログ更新することが目標!

いろいろと最近の新しい仕事たちをご紹介。


・2010年7月16日川崎市高津市民館「コミュニケーション講座第2回」講師

最近時々お引き受けする市民講座のひとつです。ワークショップ入門みたいなものが多いですね。


・朝日新聞の新しいブログ「webronza」内の「SYNODOS JOURNAL」内で、連載を持たせていただいております。多くの気鋭の論者とご一緒させていただき、嬉しく思います。

以下、これまでの僕の原稿たち。

「第4次ベンチャーブーム、あるいは学生起業ブームはふたたび訪れるか?」
http://webronza.asahi.com/synodos/2010080700001.html

「シノドス参院選アンケート(6)」
http://webronza.asahi.com/synodos/2010071800001.html

「「あたらしい『新しい公共』円卓会議」は、市民運動を越えられるか?」
http://webronza.asahi.com/synodos/2010070400001.html

中小機構の大学発ベンチャーの阻害要因に関する調査等や、神奈川県の若者のボランタリー活動に関する意識調査、文教大学湘南総合研究所の地域とサーフィンに関する調査研究など、いろいろ調査研究周りが本格化してきた今日この頃です。

また、.reviewのサイトでは、高原基彰×西田亮介「現代日本の国家とコミュニティを問い直す」のダウンロード販売を開始しましたので、こちらもぜひ。誤字脱字修正したバージョンです。これも半分くらはためし読みできます。

http://dotreview.jp/premium/

第2期.reviewは、第1期の総決算と、体制構築に時間がかかっております。しばし、お待ちください。

あと、神奈川新聞にコメントを寄せました。2010年7月28日付け朝刊ですね。
湘南で海岸清掃と地域活性化をミッションに活動する「エコサーファー」と、ビーチグラスを用いた地域通貨ビーチマネーについてですね。僕の地域社会論や非営利組織論に関心を持つことになった原点ともいえる活動ですので、嬉しく思います。

http://ameblo.jp/ecosurfer/image-10604132324-10664259636.html

昨日、twitterで周知し始めた媒体作成の話が、数時間でものすごい盛り上がりになって、早くもアブストラクトが数本送られてくるという展開になっている。経緯については、ハッシュタグ #commu2010を見ていただくか、僕のtweetのまとめtwilogを見ていただけるとありがたいのだが、簡単にまとめてみよう。

西田のtwilogアカウント→
http://twilog.org/Ryosuke_Nishida

そもそも事の発端は、僕が昨年夏にはじめた「現代のコミュニティ研究会」という研究会で、アウトプットの可能性を模索しはじめたことにある。この研究会は、コミュニティについて研究しつつ、緩やかに知的コミュニティを作成することが目的の研究会。現在、さまざまな大学の博士院生、修士院生、学部生、社会人がそれぞれ数名程度ずつ集まってきて、2週に1回程度勉強会と飲み会を行っている。研究もさることながら、コミュニティづくりも目的にしているので、専門分野も僕のように政策が専門の人間から哲学、建築、社会学、まちづくり等々多岐に渡っている。まだまだ小さな試みだが、若い世代が若い世代同士で、タテ、ヨコ、ナナメの人間関係を形成していければいいと思っている。聞くところによれば、かつてはこうした非公式の研究会が各所にあったらしい。でも、僕が知る限り、少なくとも社会科学系では、とても少なくなっているように思う。

こうして半年程研究会を続けてきたのだが、研究会と名乗るからには、なんらかのアウトプットを行いたいと考えるに至った。そのとき、それまでに僕自身がお世話になってきた≒育ててもらってきた、4つの新しい媒体が頭をよぎった。哲学者で小説家でもある東浩紀さんによる『思想地図』、批評家宇野常寛さん率いる批評ユニット第2次惑星開発委員会による『PLANETS』、社会学者芹沢一也さん、批評家荻上チキさんらによる『SYNODOS』、社会学者鈴木謙介さんらによるTBS「文化系トークラジオLIFE」だ。

それぞれ形式もテーマも異なるものの、皆、自分が読みたい、聞きたい情報を入手するために、そのための場を自分たちで作っていくという点が共通している。翻って、若手研究者(の卵)という自分の立場を鑑みたときに、知りたい情報とはなんだろうか、と考えるに至ったわけである。一昔前には企業CSRやメセナという位置づけの中で、学会誌と同人誌の中間にあたるような比較的アカデミックな媒体が多数あった。そして、それらはある意味では、若手の登竜門でもあった。ところが昨今の不況の中、それらの媒体が軒並み倒れ、既存メディアも潰れていき、ブログブームも一巡、もはや「若手が目立つ場所」がなくなりつつあるのが現状だ。

そのような状況の中で、若手が頭角を現していくきっかけづくりを企業や既存媒体に頼り切りという姿勢はもはや維持困難。座席数も減るばかりだ。だとすれば、むしろ機動力の高い身内と研究会で、新しくそのような場を立ち上げるほうがいいのかもしれないと思うに至ったのだった。東さんの「ならば、あなたがやればいい。」、charlieさんの「希望の話をしよう」という名言もある。

幸い電子媒体が充実しているご時世でもあり、政策系のバックグラウンドを持つ僕がいくつかの商業媒体での執筆を経て、他の若手よりほんの少しだけ一般に認知されている(可能性があるw)という背景もある。そこで、僕を起点にしつつ研究会に集まってくれている仲間と、まだ出会っていない若い連中で、新しい媒体を、新しい形式で作ってみようということになったのだった。そこが若手が目立つきっかけと、緩やかで広い知的コミュニティ形成のきっかけになれば言うことは何もない。おそらく前述の4媒体とも異なるコンセプト(≒)なので、僕個人はこれまで何度もお世話になってきたけれど、媒体としても協働したりアライアンスを組んだりしてもスケールメリットがあったり、面白いかったりするのかもしれない。

といったところで、もちろんシャチホコばった、かっこいいコンセプトについては、後日もう一度キチンと固めていくけれども、背景はこんな感じ。

さて、twitterでの発信情報の繰り返しになるけれども、簡単に形式的な募集内容のおさらい。募集するのは、論考約1万字、ノート4000字程度の2種類。 参加希望者はアブストラクト(要約)500字を西田( ryosukenishida[at]gmail.com )まで1月13日までに送付願います。アブストラクト送付の際には,あわせて簡単なプロフィールも添付願います。ペンネームは使用可能ですが、プロフィールについては実名入でお願いします。もちろん個人情報の取扱には細心の注意を払います。

テーマは、自由。 初回原稿料については現在のところなし、もしくは未定。将来的には、経費を差し引いたのち、うまく執筆者で利益をシェアする仕組みを考えたいと思っていますが、とりあえず創刊にあたっては、「一緒に面白いことをやりたい」ということに、共感してくれる人の参加希望。

応募いただいたアブストラクトを検討したうえで、追ってお返事させていただきます。近日中にブログ、後からウェブを立ち上げる予定。「テーマは自由」という表現が誤解を招いているみたいですが、それは執筆者が各自好きに決めていただいて構わないということ。また、作品や写真、ポートフォリオの応募も可能。ただし、小説については、現時点で評価・執筆できるスタッフがいないので、原則的に何らかの論考でお願いします。何かの参考までに現在のスタッフの属性は、博士、修士、学部、社会人それぞれ数名ずつ。専門は政策、哲学、社会学、建築といったところ。もちろん僕自身も執筆予定。執筆にあたっては、初学者を念頭に、背景知識を極力必要としない論考を執筆していただきたくことになります。この主旨の実現をサポートするために、修士以下の方、商業媒体での執筆経験のない方については、スタッフならびに僕と完成稿以前の段階からインタラクションしながら進めるということでお願いします。

なお、媒体は原稿の無償頒布と高付加価値コンテンツ収録のプレミアム版をオン/オフラインで有償販売予定。若手の周知と媒体自体の広報も兼ねて、通常の書き手による原稿は無償でダウンロード可能にします。ただし、あわせて随時、知名度のある方の力を借りつつ、相対的に高付加価値なコンテンツを作成・収録し、それを含むDTPを行ったヴァージョンを、ダウンロード販売やいわゆる同人誌即売会にて販売予定。さしあたり、無償版は随時完成するたびに公開し、新年度にあわあせて有償版vol.1完成を目指します。

pvがあがっていけば、将来的に媒体内広告やネット広告などを併用してマネタイズして、イベント打ったりできるようになったら面白いなどと妄想はいくらでも広がっていくわけです(笑)

...と言う感じで、少し固い感じになってきましたが、まだまだ本当にキックオフした段階です。引き続き注目してください。特にこれまでこういう「祭り」にノリにくかった地方在住の方も「参加」しやすくしているつもりなので、ぜひご参加ください。また繰り返しになりますが、とにかくtwitterのハッシュタグ #commu2010を覗いていただくと、その盛り上がりの片鱗が伝わることでしょう。

ともあれ、よろしくお願いいたします。

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2009年というゼロ年代最後の年に、『思想地図vol.2』で、物書きとして紙媒体デビューさせていただき、媒体が減っていく中、ありがたいことに特に下半期にはいろいろな媒体でお仕事させていただきました。特に『中央公論』で仕事をさせていただいたことが印象に残っています。丁寧な編集は言うに及ばず、業界的慣習や仕事の方法にまでアドバイスいただいた編集者の井之上達也さんのことはやはり特筆すべきでしょう。右も左も分からない僕にとっては、灯台のような存在でした。

他にも多くの書き手や編集者、営業の方に大変お世話になりました。書き手の方では、特に荻上チキさん、東浩紀さん、宇野常寛さん、鈴木謙介さん、高原基彰さん、速水健朗さんには、公私ともども大変お世話になりました。ありがとうございました。

また、地域の実務もいろいろとかかわらせていただきました。茅ヶ崎市役所の産業活性化研究会から提案した新規事業には、財政引締めのあおりでどうやら予算がつかなかったらしくお蔵入りになりそうなのが大変残念なのですが、平塚商工会議所青年部さん、SFC、東海大、神奈川大学、産能大学によるまちづくりプロジェクト「平塚スタイル創造プロジェクト」は、2010年にもますます新しい展開を迎えることができそうです。また、エコサーファーはじめ、複数のボランタリー団体やNPO支援の仕事や神奈川県の委員などの仕事もさせていただきました。今年はこうした仕事もますます忙しくなりそうです。

また、「現代コミュニティ研究会」という「コミュニティをテーマに勉強会を行いつつ、コミュニティを形成する」ことを目的とする勉強会をはじめたことで、広く同世代の博士、修士、学部生たちと知り合えたこと、また、彼らとコミュニティを築きつつあることは、自身の知見を拡大すると言う意味でも大変貴重な機会になりました。

2009年を全体的に振り返ると、自分では80点くらいに評価したいと思っております。

唯一の心残りは、いろいろと企画やお話をいただいていながら、結局著作の執筆がならなかったことです。これは一重に業界的慣習や商業媒体的文章へのチューンがままならず、ペース配分を考えることができなかった僕自身の責任でしょう。

ですが、今は違う。2009年を通してだいたいルールや慣習、文章についても、かなり理解が深まりました。この反省を踏まえて、今年の目標はシンプルに次の2つ。

本を単著、共著あわせて最低3冊出すこと。学術論文2本を執筆すること。

2009年、特に下半期の追い込みの中で気づいた大きな収穫は、どうやら自分はしゃべったりする(≒座談会的なもの)よりも文章を書くことが好きらしい、ということ(レクチャーはレクチャーで好きなのですが、これは予備校講師時代から知っていた)。これは大きな収穫でした。2010年はますます量産します。

僕は専業物書きではないので、執筆以外にも2010年にやりたいことがたくさんあります。

4月から東洋大学の非常勤講師になることが決まっているのですが、(もちろん知的に)面白い授業をやりたい。東洋大学は2009年に何度かレクチャーさせていただいたのですが、毎回履修者の感想がびっしりで、その雰囲気の良さに大変驚きました。若手らしいフレッシュかつユニークな授業を考えます。

平塚スタイル創造プロジェクトは、一部事業化していきます。こうしたまちづくりプロジェクトのノウハウは水平展開したいと思っておりますので、いつでもお話できます。関心のある方はお気軽にご相談いただければと思います。

また、1月末には神奈川県主催の比較的大規模なまちづくりワークショップのファシリテーションを行います。

さらに、現代のコミュニティ研究会からはアウトプットの制作・発信を考えております。

他にもまだまだやりたいことはたくさんあります。よろしければ、今後もぜひ注目してください!

改めてになりますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

blogを更新するのは、随分ご無沙汰になります。

理由は主に2つ。ひとつは、完全にtwitterで細かく、かつリアルタイムに情報発信を行うようになったこと。もうひとつは、11月後半から原稿を中心に仕事が集中したため、ブログで長文を更新する余裕がなかったということ。

多分、しばらくtwitterにハマっている予感がするので、twitterをフォローしていただく、もしくはそちらを見て頂いたほうがいいかもしれません(一応、補足しておくとtwitterというのは、140字の制限で今おきていることをリアルタイムに情報発信することに適したミニブログサービス。)。

twitterのアカウント
http://twitter.com/Ryosuke_Nishida

いちいちtwitterを始めるのはめんどくさい人はこちら↓

twitterのpostの自動まとめをつくってくれるtwilogのアカウント
http://twilog.org/Ryosuke_Nishida

一応年末も近づいているということで、簡単に最近の仕事を振り返っていきます。

まず、平塚商工会議所青年部、SFC、東海大学、神奈川大学、産能大学による地域活性化プロジェククト「平塚スタイル創造プロジェクト」は、公式サイトをオープンし、去る12月12日にサンプリングと試験販売@平塚総合競技場で行ってきました。

SFCチームは、公式サイトと「平塚ヤッシー」というヤーコンを使用した飲料をつくっています。12月12日には、270食をサンプリングさせていただきました。年明けから企業や商店、行政への働きかけを開始し、商品化と流通を実現させます。B級グルメは最近話題ですが、飲料はあまりないはずですw 「平塚ヤッシー」注目してください。

SFCチームが作った「平塚スタイル創造プロジェクト」、公式サイトはこちら。
http://www.hiratsuka-style.jp

SFCチームのブログはこちら。
http://sfc-hiratsuka.blogspot.com/

平塚スタイル創造プロジェクト12月12日の様子(SFCCLIP)。
http://sfcclip.net/message2009122501

平塚スタイル創造プロジェクトtwitterアカウント
http://www.twitter.com/hiratsuka_style

平塚スタイル創造プロジェクトに関するtwitterハッシュタグ
#hstyle
(twitterの検索窓に#hstyleを打ち込むと、関係者はじめ関連の話題を閲覧することができます。多くの方が平塚スタイル創造プロジェクトに関心を持って頂いている様を目にすることができます。)

12月17日には、松原聡先生に呼んでいただき、東洋大学経済学部総合政策学科の「現代社会経済入門」でゲストレクチャーをさせていただきました。テーマは「地域活性化と社会起業家」。まず、学生さんたちに自分の地元の話をしてもらいながら、地域についてのデータを見てもらい、地域の現状についての認識を深めてもらう。その後に、新しい地域活性化の担い手の話として「社会起業家」が注目されているという話をしました。他方で、NPOについてのデータや日本人の起業に関する意識調査などをみていくと、社会起業家も万能というわけではなく、さらなる試行錯誤と創意工夫、協働が必要とされている、という形の講義でした。

地域の問題は、掘り下げていくと日本のさまざまな問題につながっていて、かつ身近な話題なので、切り口として格好の話題なのです。

この日は夜に東洋大学経済学研究科公民連携専攻という、日本でも珍しいPPP(Public-Private Partnership)を専攻とする大学院で、平塚スタイル創造プロジェクトの件を報告させていただきました。実務家の社会人大学院生の多い、それゆえ、僕に取っては刺激的なディスカッションをさせていただきました。

加えて、いつもお世話になっている社会学者芹沢一也さんと、批評家荻上チキさんによる「α-Synodos」 の「総力アンケート:00年代とはどのような10年間だったのか?」に、<ゼロ年代の地域社会を振り返る>という原稿(約4000字)を書かせていただきました。登録は、こちらからお願いします。

http://synodos.jp/mm/index.html

以下、 α-Synodos vol.42+43(2009/12/20)目次。

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α-Synodos
vol.42+43(2009/12/20)目次
【1】編集部より 荻上チキ
【2】特別企画 高橋洋一・安田洋祐・田村哲樹・大竹文雄・八代嘉美・若田部昌澄・井出草平・赤木智弘・稲葉振一郎・浅野智彦・山口浩・西田亮介「総力アンケート:00年代とはどのような10年間だったのか?」
【3】特別対談 田中秀臣×宇野常寛「ポスト・ゼロ年代への想像力――日本的構造(論)の呪縛を超えるために」
【4】津田大介・小林弘人・仲俣暁生・速水健朗「『Twitter社会論』から考える、つぶやき型社会の捕まえ方」
【5】特別寄稿 橋本努「ローマ・クラブ型恐慌への不安と希望 新重商主義政策がもたらすバブル時代の思想的混乱と政策的処方について(後半)」
【6】情報通信 河村信「河村書店:人文・社会(学)系ニュース―日々編集中」

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また、政策情報学会さんのNewsletter vol.20の「コラム「若手研究者」」に、「地域活性化と政策情報学」というコラム(約800字)を書かせていただきました。

以下は、これから刊行されるものになりますが、批評家宇野常寛さん率いる第2次惑星開発委員会
発行の『PLANETS』増刊号「ゼロ年代のすべて」に、「ゼロ年代の郊外と郊外論を振り返る」という論考(約12000字)を執筆しております。年末のコミケを皮切りに、順次入手可能になるはずです。

また、2月上旬発売予定の、『早稲田文学U30』という若手がフィーチャーされた新媒体に「コミュニティ」の再検討 グローバル/ローカルの対立を超えて」(約12000字)を執筆させていただきました。

『早稲田文学U30』について詳しくは、下記公式サイトでよろしくお願いします。
http://www.bungaku.net/wasebun/u30/index.html


他にも、年明けにかけて、何本か掲載されるはずです。

...といった感じで、僕は既にほぼ仕事納めモードに入っていて、英気を養っています。ほぼひと月ぶりの更新で何か忘れているものがあれば、改めて更新します。近々、最近参加したイベントの感想やいただいた本の感想などもアップして、ブログ界隈に復帰したいところですw

それでは、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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先週末、学会に参加するため小倉に滞在しました。計20時間程の短期の滞在でしたが、小倉周辺を少し歩き回ってきました。夜には一人地元の居酒屋のカウンターで飲んで、焼きラーメンを食べたりしました。

九州はかなりご無沙汰だったのですが、いわゆる中心市街地を少し外れると商店には、シャッターが下りていて、人通りが乏しくなる地方都市によくある光景を目にしました。

こうした風景を見るたびに思うのですが、もはやチェーン店/小売り、大規模商店/商店街、中小店舗, の対立自体無意味なものになっている。一体になって地域再生について考える必要があるでしょう。

チェーン店は大規模なデータと調査に基づいた出店のための調査をしている。表面的な問題で対立しているうちに、チェーン店さえ逃げ出すようになってしまったら、いよいよそのエリアは立ち行かなくなってしまう、という事態も散見されます。

このような問題の解決にあたっては、商工会議所や商店会などの事業者の中間組織と大規模事業者、比較的利害に中立的な地域の大学や自治体を挟んだ問題解決のネットワークの構築が有効ではないでしょうか。もちろんNPOなどもアクターになりうる。これらのアクターが、議論が噛み合なくても席を立たないことだけを決めて、喧々諤々のやり取りを行っていく、新しいネットワークの構築が急がれます。もちろん、そうしたネットワークが有効に機能するかは良く分からない。でも、やらないよりは、やってみたほうがいいのではないでしょうか。

僕もこうした問題意識を背景に、SFC、東海大、神奈川大学などの地元の大学と、平塚
商工会議所青年部の有志の方を中心とする新しいネットワークの構築と、地域活性化を目的に「平塚スタイル創造プロジェクト」などを試みています。

平塚スタイル創造プロジェクトブログ
http://sfc-hiratsuka.blogspot.com/


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「うっちん茶」とは、沖縄のうこんを煮だしたお茶状の飲料のこと。半月ばかり前に、離島を中心に沖縄に行ってきたのだが、なぜか今回、このうっちん茶にはまり、本土に帰ってきてどうしても飲みたくなって、楽天でまとめ買いしてしまった。正直、まったくおいしくないのだが、なんとなく体調がいいような気がする(肝臓?)。なので、家ではいつもこれを飲んでいる。どうでもいい話ですね、すいません...

例えば、ここから買えるみたい。
http://item.rakuten.co.jp/ma-sanichi/10000206/

kindle

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先日、Amazon.comから海を越えてようやく、待望の電子ブックリーダーkindleが我が家にやってきた。なぜか到着が遅れて、ネットの祭りには乗り遅れた感じだけど、昨晩(というか、今朝?)いろいろいじくってみた。

ちょっと大きい手帳くらいの大きさで、満員電車でも十分片手で持てるし、これで鞄に本を詰め込んで重たい思いもしなくていい(とりあえず英語の本は...)。しかもkindleで買うとコンテンツがかなり安い。

言われていた画面切替の際のブラックアウトは、個人的には特に気にならない。しかもキーボード、スピーカー、ヘッドホン、USB、無線が装備されてて、まだまだ機能拡張の余地がありそうだ。

こうなると一刻も早くインターフェイス周りや、変換辞書を装備して、早く日本語対応してほしい。AppStoreみたいなシステムで、PCにデータを移せるエディタソフトなんかも便利かもしれない。携帯に慣れてる僕らなら、かなり快適に原稿打てると思う。そして、何より早く日本語コンテンツが欲しい。

kindleはiPhoneを越える、ハードとソフト一体のプラットフォーム型のビジネスモデルとなりうるだろうか。

「Kindle版書籍の売上げ数は印刷版書籍の35%に達している」
http://jp.techcrunch.com/archives/20090506for-books-available-on-kindle-sales-are-now-tracking-at-35-percent-of-print-sales/

「Amazon『Kindle』売上が2010年には12億ドルに:アナリスト予測」
http://japan.internet.com/ecnews/20090205/12.html

なんて、記事を読むと、日本の出版社も、参加するしかないだろう。kindleというメディアを介して、歴史的に圧倒的な長きに渡って存在していた「読書」のあり方に、本格的に変化が訪れるのかもしれない、などと思いながら、また夜中にでも少しいじくってみようと思う。

ブログにも書きたいことはいろいろあるのだけど、ちょっと、というかかなり忙しくてなかなか落ち着いて書けない。年末〜年明けにかけて、またいろいろと媒体に登場するはずなので、そちらもよろしくお願いします。

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先日アップした与那国島の「日本最西端の碑」の裏側。東京から2000km、台湾から110kmって...ちなみに、北京が1800km、マニラは1100km...

いろいろブログに書きたいことや、最近考えたこと、読んだ本なんかもあるんですが、いかんせん、ちょっと追い込まれた状態で夏休みに入ってしまったので今は火の車なので、少し落ち着いたら書きます。

まだ帰って来てから1週間ほどなのに、与那国島は遠くなりにけり。。。2000kmだもんね。。。

万が一、もっとリアルタイムに僕が考えていることに関心がある方は、twitterでお会いしましょうw

http://twitter.com/Ryosuke_Nishida

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先日、遅い夏休みをとって石垣島と与那国島に滞在してきました。沖縄本島には大学に入って以来結構足を運んだのですが、初めてでした。あいにく天気に恵まれなかったのですが、貴重な体験でした。そんな写真たちの中から、最西端に到達した証になるベタな一枚。

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いろいろな大学の博士、修士、学部生、社会人などと、隔週ペースで行っている「現代のコミュニティ」研究会(仮称)の会場として借りている池袋の旧日出小学校です。小学校が廃校になった後、豊島区のコミュニティスペースのような感じで会議室や運動場として活用されているようです。まるで都会の中のアジールといった風情で、まさに「現代のコミュニティ」を考えるにふさわしいと思える空間です。

伊豆

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先週末、ちょっとだけ(正味5時間くらい)伊豆にいました。ちょっとだけ、というのは、前日、終電(正確には終電は既になかった...)池袋にいて、3時に家を出て、6時過ぎに伊豆について、試合で1コケしてしまって7時半には滞在の目的を失い、波もあまりよくなくて他のポイントで軽く波乗りしたあと11時過ぎには帰宅の途についていたからです。本当は温泉にでも入ってまったり帰ろうかと思っていたのですが、急遽TBS文化系トークラジオLifeのTシャツ販売オフ会に参加させていただくことになり赤坂にいくことになったので、温泉にも入らず、渋滞する135号ではなく、伊豆箱根スカイライン経由で大急ぎで戻ったのでした。余談ですが、伊豆箱根スカイラインは有料だけど、何度も渋滞回避の看板が出るとおり、上り方面は休日午後も空いていました。景色も絶景だし、135号の渋滞にハマっていらいらするより、1000円程度払うなら絶対こっちだと思いました。その後、Lifeのオフ会と本編、番外編にもお邪魔して、翌日は某大学の会議に出席したのでした。ちなみに、以下は伊豆の2箇所のポイントです。伊豆のポイントはどこも海も風景もとてもキレイです。今回は波はひざ〜ももとさえませんでしたが、とてもいい気分転換になりました。今度は波があるときに、試合用のロングボードだけじゃなくて、重たいノーズライダーやショートボードも持って、ゆっくりお邪魔したいものです。

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近況

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11日から昨日まで毎日外に出て、しかもその間、何本かのイベントや急ぎの仕事等々があって、ヘトヘトでした。そんなこんなでブログもご無沙汰に。今日から2,3日はゆっくり生活して、体調と生活を整えようと思います。

ところで、twitterのblogパーツってデフォルトだと、ブログからフォローできないみたいですね。知りませんでした。ちゃんとblogから直接フォローできるようにしておきました。

近況

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書きたいことはいろいろあったのだけれど、今週はちょっとばたばたしていてあまり書く時間がとれずにいます。簡潔に。

・茅ヶ崎市役所産業活性化研究会。自転車を使った市内のツアー、地域情報をアップデートしていける手帳の生産と情報発信、地元と環境のことを学び、地元での就労を促進する「エコエンジニア」の育成、の三つが来年度の事業化にむけて進行しています。先日、午前と午後に併せて6時間に及ぶブレストが行われました。市役所を出たのは7時を回っていましたが、ふと庁舎を見るとまだ多くの窓には明かりが灯っていました。

・神奈川でNPOの中間支援をやっている団体(NPO)の方に呼んでいただき、企業とNPO、行政の恊働を推進していくプロジェクトのお手伝いをさせていただくことになり、先日小田原まで行ってきました。電車で小田原に行ったのは久々でしたが、ラスカができたり駅が改装されていたみたいです。他方で、人の動線が変わったからか、駅のすぐ下の地下街が全てシャッター商店街化してしまっており、都市開発の裏と表を見たようで複雑でした。つまり、ラスカができて、これまで横浜などに出なければならなかったものが地元で購入できるようになることで、明らかに「地元の人」たちにとっては便利になっている。しかし、地下街のシャッター商店街化を見ると、再開発によって不利益を被った「地元の人」もいる。なにが是で、なにが非なのか、その判断はとても難しいと思った次第です。

・勉強会を始めました。初回は院生、学部生、社会人の方たち7名が集まってくれました。これから週1回程度の頻度で「現代のコミュニティ」について考えていきます。もちろん、「現代のコミュニティ」について考えることで、院生や学部生たちのコミュニティを作っていきたいという思いがあります。聞くところによれば、かつては社会科学にもそうした知的コミュニティが各所にあったとか。最近では(少なくとも僕の周りでは)、そうしたものがとても少なくなっているように思えます。ある種のコミュニティやネットワーク、ソーシャル・キャピタルのようなものが、社会科学の研究においても、ビジネスやNPOの世界と同じく、ある種のイノベーションの源泉になるのではないかというのがひとつの仮説です。

ちょっと誤解を招きかねないから、最初に注意。以下のエントリは手相占いを推奨しているるわけでは全くない。個人的におもしろかったというただの感想。

ちょっと前に、中華街に遊びにいったときに、二人で手相を見てもらった。無宗教なので、まあ、好奇心の延長線上。これがなかなか面白かったので、ついつい書きたくなったのである。

995円で(1000円出すと御縁≒5円返してくれるシステムらしい)、生年月日を聞いて、そこから手の形、爪の形、手相を見ながら、いろいろ「占って」くれる。詳細は省くけれど、少なくとも自分では結構具体的に当たっているように思えて、好奇心が発動してきていろいろ聞いてみたのだった。占い師のおばちゃんは、結構ひまだったようで、いろいろと答えてくれた。

いわく、占いは、古い歴史の積み重ねが蓄積されたもので、因果関係ではなく、事実発見的なものだそう。つまり、なぜかは分からないが、細かい性格の人には、手のどこどこに細かい筋が表れるとか、そういった細かい事実発見的な「モデル」と組み合わせによってできているらしい。それで、さらに面白いのは、結婚運なんかは、日本のような女性も働く成熟社会は成立してから「十分な」時間が経過しておらず知見の蓄積がないから、本当は判断できないのだとか。そして、今では、占い師のライセンスを発行する学校もあるらしい。

...という話しを聞いているうちに、ますます面白くなってきた。というのも、少なくとも手相占い(の一部に)は、サイコロを転がして、とかそういうことではなくて、長く、膨大な経験知の積み重ねによっている(ものもある)ようだからである。

それから、ちょっと予言の自己成就っぽくもあるのだけれど、占い師という職業になるときめて、膨大な数の人にあうことで、占い師個人も人のパターン認識が得意になっていくという側面もあるだろう。

占い師と占い結果の比較研究とかそういう仕事も面白いかもしれないw

繰り返すけれども、僕は他人に占いを奨めているわけでもないし、占いが科学的でその結果に信憑性があるとも言ってはいない。そこのところは、よろしくね。手相占いの中には、高額商品を売りつけると評判の某宗教団体が絡んでいるものもあったりするようなので、気をつけて!


昨日は、EcoSurfer代表のさんと2時間半程打ち合わせをしました。

気が早いですが、もう来年度の企画と予算についてです。いろいろな場面で、僕も企画づくりに関わっていますが、企画作りは楽しいけれど、なかなか難しい。ミッションとの整合性、斬新さ、予算etc 

もちろん、難しいから、すべてが「ばちっ」とはまったときの楽しさがあるわけですが。

EcoSurferでは、堀さんがアイディアを出して、僕は主にマネジメントと整合性の観点から調整して、組み立てていくことが多いです。役割分担できているから、とてもやりやすいですね。どこかに永久所属というのではなく、適材適所、状況(プロジェクト)に応じてくっついたり、離れたりするのが今っぽいのかな、と。そして、もちろん参加者全員にメリットがあるのがベストでしょう。

以下の写真は、半月程前、堀さんとサーフィンしたときに、おくさんのはなちゃんがビーチから撮ってくれたものの中からピック。とても暑い日で、裸足でビーチまでいったら、火傷して足の裏の皮が両足とも巨大なみずぶくれになって翌日以降とても痛かったのでした。。。波は台風のうねりが残っているもののダンパー気味で、胸っくらい。重たいシングルフィンロングボードには難しい波でした。ハングファイブからウォークバックしている写真とハングファイブの写真を。特に前者はスピード感があって、気に入っている一枚です。


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ネットでも話題(というかネタ?)になっている、自民党による民主党に対するネガティブ・キャンペーンチラシがうちにも投函されていた。

目次は
第1章 民主党と労働組合の革命計画
第2章 日教組 教育偏向計画
第3章 日本人尊厳喪失進行中

と、まるでトンデモ本や陰謀論の目次のよう。裏表紙に「このパンフレットは、政党の自由な政治活動であって、選挙期間中でも、自由に配布できます」と但し書きがある。公職選挙法を意識した但し書きだろう。もともと国政にはほとんど期待していないので、民主党に投票するか否かはともかく、自民党にだけは決して投票しないことだけは今決めた。政策批判ならともかく、これは一体なんなのだろうか。そもそも、もしも「日本人尊厳喪失進行中」なのだとすれば、それは55年以来ほぼ一貫して与党だった自民党に一番責任があるのでは?

ちょっと、ググってみたところ、
「自由民主党 日本の未来が、危ない。それでも「民主党政策」に期待しますか?」
http://www.jimin.jp/sen_syu45/hikaku/index.html

という自民党のサイトが出てきた。やはり、民主党政策に期待する/しないではなく、自民党には期待しないということだけが印象づけられた。こんなものをネットに流して、何がしたいのだろう。マイナスの心象をあたえて、自民党には投票させまいとする、自民党関係の「真の愛国者」の発案ではなかろうか、とさえ勘ぐってしまったw

先日、くんにボルダリングに連れて行ってもらった。ボルダリングとは、室内に設置された岩(状のもの)を素手でのぼるスポーツ。ルートが決まっていて、その通りにのぼっていくのである。どうやら重要なのは、力ではなく、イメージした通りに身体操作を行う能力のようだ。力を使うとすぐに疲れてしまって、ダメらしい。すいすい上って行く連くんが挑んでいるルートは、自分はとても上れなかった....とても新しい身体感覚。ハマりそうな予感...

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気鋭のライター前田久さんと、友人で若きフーコー・マスター(一橋博士課程)かつガチオタの塚越健司くんが詳細にカルチャーと歴史を説明しつつ案内してくれました。

とにかく、コミケのエネルギーと、暗黙知と経験知によって成り立つ、極めて高度な自生的秩序に圧倒されました。今年度末には「クールジャパン」関連の仕事もさせていただく予定なので、とてもいい経験になりました。予期せず、オタク関連の著名な論者の方々にもお会いすることもできました。ところで、コミケがはじまって約30年。僕にはほとんど論じる知識も資格もないけれども、コミケとコミケの歴史にこそ、ひとつの日本的で「リアルな」ストリートの思想があるのだろうと確信しました。「ここ」に比べれば、マッチポンプであり、それ自体も虚構に過ぎないカルスタの「ストリートの思想」的な言説など本当につまらない。

ちなみに、コミケで初めて買ったものは、ゼロアカを優勝した村上くんたちのサークルのエヴァ本です。ひさびさに会ったのだけれど、ようやく優勝してほっとした彼の雰囲気は僕にも伝わってきました。そして、東さん、宇野さんの『Final Critical Ride』と宇野さんの『PLANETS』vol.6もゲットしました。その後、どのように集まったのかいまいち良く分からないメンツで、豊洲→永田町と場所を移しつつ終電まで飲む会。不思議な、しかし楽しい一日でした。


箱根に二泊三日で勉強合宿に行ってきました。

『<民主>と<愛国>』を中心に、集中して勉強してきました(そして、飲みましたw)。『<民主>と<愛国>』を輪読するのはもう3,4回目といったところですが、日本の左派右派の主張の捻れについて知るうえでとても重要な本です。

しかし、そんなことよりも合宿が重要なのは、必然的にインフォーマルなコミュニケーションが増えることです。そのことによって、人が変わっても、何か、そのゼミの特質のようなものが脈々と伝わっていくような気がします。そしてそれがとても重要なことな気がする。

ちょうどいろいろ煮詰まっていたので、ひさびさに議論させていただいた先生、OBにも声をかけて合宿全体をコーディネートしてくれたI君、駐車場とかを手配してくれたY君、世界史をはじめ知識と経験豊富なAさん、飲み会パフォーマーN君をはじめみんなから、エネルギー(?)をもらいました。ありがとう。

みんな、いろんなことをやってるみたいだけど、それぞれの世界で超頑張れ。

これから、いろいろと溜まってしまっている仕事をばしばし片付けていきます。



そうだ、上りだったので幸い一時間半くらいで帰って来れましたが、東名が使えないからか、お盆だからか伊豆方面行きの道がめちゃくちゃ混んでた。渋滞5キロとかの水準ではなかったような気がする。。。

先週は、いくつかの印象的な打ち合わせがあった。

ひとつめは、編集者のiさん。ゲラなおしも兼ねて2時間半程。iさんは、いちいち理由が分からないと納得いかない僕につきあって、いつもとても我慢強く出版業界の仕組みや慣習、表現の意味などを説明してくださる。まだまだ修行中だが、僕もいろいろな慣習の全体像と意味がようやく分かってきたし、さらに「編集」の重要さも分かってきた。つまり、編集には書き手と編集者の間の、一見無駄に見える相互作用の積み重ねの中に暗黙知の擦り合わせがあり、そこに文章を直す以上の意味があるということである。それはある種のジャンプなのだが、安心してジャンプするためには相手が安心できる相手であるということを担保する「信頼」が必要である。形式知の水準でのやり取りだけでは、やはりどうにも信頼は生まれないようだ。

また、ある2つの自治体の職員の方たちとも、打ち合わせ兼飲みもあった。普段からよく顔をあわせている間柄ではあるけれど、焼酎を傾けながら、ざっくばらんに現代社会のあり方や価値観、プロジェクトのあり方を語る会だった。背景が違う組織の人間が何かやる際には、こうしたアイスブレイキングがとても重要だと考えている。というのも、こうした中で日常の会議の水準での言説や考え方がどのような背景に支えられているのかが理解可能で、また、ある種の「熱さ」が相互に共有されプロジェクトが円滑にすすむ条件だからである(などと大層に言っているが、ただの飲みたがりの屁理屈と言えないこともないのが、すこし残念ではあるw)。

こうした暗黙知のすり合わせと共有には、それなりの労力とコストがかかりがちで、昔の「飲みにケーション」的なものとして敬遠されがちだが、あながち捨てたものでもない。

7月26日に『経済成長って何で必要なんだろう? (SYNODOS READINGS)』刊行記念イベント飯田泰之×荻上チキ「経済成長と寛容さの実現」に行ってきた。

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経済成長は人気がない。しかしエコノミストの飯田氏は「先進国では年2%の成長は当たり前だし、経済成長によって格差や貧困の問題を解決することができる」という。気鋭のエコノミストと批評家が、経済学にまつわる誤解と「経済学思考」の重要性について語り合う。
【出演者】
飯田泰之(エコノミスト) 荻上チキ(批評家)
■日時 7月26日(日) 16:00〜18:00(予定)/開場15:30
■会場 紀伊國屋書店新宿本店 9階特設会場
■定員 30名(入場無料、お申し込み先着順)
◎当日混雑する場合は立見になる可能性もございますので予めご了承ください。
■お申し込み先 7月11日(土)より
紀伊國屋書店新宿本店5階カウンター
またはお電話でお申し込みください。
代表|03-3354-0131(10:00〜21:00)

みなさま、ふるってご参加ください!

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イベントは、荻上チキさんが飯田泰之さんに問いかけていくような形で進行。

論点は、だいたい次のようなものだった。

1)従来の「論壇経済学」が、経済学業界における「スタンダードな経済学者」ではなく、マルクス経済学の影響を強く受けた議論が中心であったこと。その理由は、長らく日本の経済学界では、応用派が理論派の格下と見なされてきたがゆえに、応用派の人材が不足していることが一因。しかし、相手方の担当者がPh.Dを持っていることも少なくないグローバル・スタンダードに対応するために、霞ヶ関から応用派の需要が増してきたこともあり、昨今若手を中心に事情が変化しつつあるということ。

2)本来現代的な経済学は価値判断を行うものではなく、例えばケインズ派もハイエク派も分析手法はかなり共通しており、どちらかと言えば工学的な(おそらく、社会学的にはif-thenによって構成される条件プログラム的な)学問であるということ。

3)価値判断をめぐる問題は本来経済学では回答できないが、「論壇経済学」ではその線引き(ここまでが経済学的回答/ここから先は個人の価値判断)が明確に行われてこなかったこと。

4)経済学的手法で解決可能な問題が数多く存在すること。そして、経済学によって解決できない問題に対応するため、専門家の恊働とそれを支えるプラットフォームが必要なこと。

チキさんの巧みな司会もあって、非常にクリアな議論だった。

飯田さんがおっしゃる「約2%の経済成長が必要」ということの根拠について、あまり言及されなかったので質問させていただいたところ、ざっくりいえば、「歴史的にうまく回っている国の多くが2%程度の経済成長している」という発見的なものと効率化の度合いはならすと2%程度(≒これと同程度の経済成長がないと、余剰人員を回収できない)という論理的なものの2点を回答された。シンプルかつ、絶対的な「理論的根拠」などにもとづくものではないことが、逆に説得力を持っていたように感じた。

そして、飯田さんが掲げるような漸進的社会工学主義的な思考や立ち位置は、論壇的には機会主義的に見られがちなのかもしれないが、これまでの論壇内の論客と異なる、学問的に真摯な姿勢を感じた。

今回の対談を通じて、経済学に限らず社会科学のナレッジとリテラシー(ひっくるめると、ある種の「社会科学的作法」?)の中でも、比較的ドライな側面を啓蒙していくことが、実践的な処方箋についての議論を広めるためには必要だろうと思った。

「人文・社会科学」と一括りにされがちだが(いわゆる人文系の学会事情はよく知らないので、言及を避ける。)、少なくとも社会科学の世界では、経済学に限らず研究を論理的に組み立てる方法が広く議論されてきている(いずれも一般的に読みやすい本ではないが、例えば『社会科学のリサーチ・デザイン』や『政治学のリサーチ・メソッド』等参照。ちなみにSFCの政策系院生の多くが、修士のときにこの本を使ったコースを履修している)。ただ、社会学者の佐藤俊樹さんのようのような例外を除くと、そうしたタイプの社会科学社に論壇的なスポットライトがあまり当たってこなかっただけである。

これは『思想地図』vol.2の座談会でも少し述べたことだけれど、統計を使っている研究が優れた研究というわけではない。統計を使っているか否かが重要なのではなく、研究が論理的に正しく組み立てられているか否かが重要なのである。

イベント終了後、遅ればせながら即売会で『経済成長って何で必要なんだろう? (SYNODOS READINGS)』を購入、即読了した。個人的にお世話になっている云々と関係なく、僕が最近手にとった本の中で相当おもしろかった本のひとつといえる。目から鱗的な「経済学的思考のスタンダード」(多分...)が満載にも関わらず、対談企画がベースなのでとても読みやすい。間違いなく、「知の交流スペース」を標榜するSYNODOSの面目躍如といえる一冊。

ところで論壇の世代交代を考えるとき、現状、理論的、方法論的枠組はそのままに、対象をアップデートしていく路線と、枠組それ自体を書き換えるていこうとする路線の二つの路線が存在しているように思える(三つ目の路線は、枠組も対象も昔のままの路線。この路線はおそらくごく少数の人を除いて存続不可能)。ベストウェイはこれらのポリシー・ミックスなのではないかと思えなくもない。





近況

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総選挙によって急な企画の差し変わりなどが起きている中、企画を確保してくださったiさんやSYNODOSなどサポートしてくださる皆様のお陰で、2009年下半期はもう少し露出が増えそうです。

いくつかの堅目の媒体に、起業論や地域論などを執筆します。もう少し先には、著作の企画も進行しておりますので、乞う御期待。

どうぞよろしくお願いします。

リソースや時間、コストが有限ななかで、取り組むべき対象にプライオリティをつけて成果を挙げていくことはなかなかに難しい。これは研究でも、ビジネスでも同じはず。先日、学部生たちと話したことをメモがてら整理しておく。

今、自分が何に取り組むべきかという問題を、その対象が、本人にとっての「好きー嫌い」と社会的な「高評価ー低評価」の軸を掛け合わせた四象限で考えてみることにする(下図のような感じ)。


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この時本人にとっても、社会的にもハッピーなのは、「好き×高評価」の(A)の象限に位置づけられる対象に取り組むことである。そもそも好きなことだし、評価もされるので取り組みやすい。

「嫌い×低評価」の(D)象限に位置づけられる対象は、おそらくその人が取り組むべき課題ではない。嫌いなうえに、社会的評価も得られなければ、時間やリソースの無駄である。精神衛生上もよろしくない。

さて、選択が難しいのが、「嫌い×高評価」(C)、「好き×低評価」(B)のどちらを選ぶかである。運が味方する場合や、長期間こつこつ続けることで思いもかけない成果を生み出すこともあるが、結局大抵の世俗的な価値は他者による評価によって決定される。(B)に位置する対象にエネルギーを注ぎすぎると、社会的評価を得ることができず、社会的生活や昇進の機会を失う可能性がある。もちろん、「真理を探求するためなら、全てを失っても良い」「このプロジェクトが成功するためならば、犠牲は厭わない」というスタンスなら存分に注力する価値があるのだろうが、僕はそういうタイプではないので躊躇うことなく(C)を選ぶ。

まとめると、次のようなリソースの分配戦略がいいのではないかと考えている。(A)のような対象がある人はとても恵まれているし、既に高い評価を得られているので、限りあるリソースを多く割く必要はないだろう。むしろ、意識してリソースを分散させたほうが、長期的にはいいかもしれない。従って、最もリソースをつぎ込むべきなのが(C)。嫌いだが、高い評価を得られているということは、そこにリソースや時間を注力すれば、例えばそのうち「苦手」だったことが「得意」になって、それまで「嫌い」だったことが「好き」に変わるかもしれない。しかも、好きではないが、他者からの評価も得られている。そして(B)だが、これもいつか花開く可能性がないともいえないので、こつこつと継続していく。もちろん、好き嫌いや評価、投入するコストの度合いによっても変化するが、今のところ大雑把にいえばこんな感じでやっていこうと考えている。

SFC

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SFCは大丈夫だろうか?

なんだかんだで8年もいる身としては思い入れも多くあるので、杞憂であってほしい。

この「SFCは大丈夫か?」という問いは、内部でも結構昔から繰り返されている問いで、これまでは「それくらい(≒世間で理解されないくらい)ブッチぎっているということだからOK」とされていた。また、確かにいろいろな「変化」を感じなくもないが、それは個人的なノスタルジーとも関係しており公平な評価とはいえないし、いろいろな水準での設定が可能な問いなので、一概に答えが出せる問いでもない。

だが、先日、昔からSFCの学生を見ていて、今も学生を雇用している外部の市民活動家の方から、「最近のSFCの学生は、昔と比べて自分でモノを考えられない子が増えた。頼んだことしかやらないので、自分でチェックしないと不安でしょうがない。「SFCの学生」を雇う意味がなくなった。」という愚痴(?)を伺った。もちろん、バイオや建築、ICTなど多様なな分野を含むSFC全体に関する評価でもないし、統計的な裏付けがあるわけでもない。しかし、外部の方のこのような感想に直面することがあると、やはり一抹の不安を覚えずにはいられない。

昔のように他大学と比べて実感できるレベル(≒学生の平均的水準)でのITスキルの圧倒的優位さもなくなり、起業やプロジェクト立案についての暗黙知も継承されていないように思われるいま、この問いはこれまでとは違う意味を持つように思えなくもない。

これからの5年間でSFCを創設された先生方、少なくない数の「名物」と呼ばれている先生方が定年を迎えて引退される。大学受験市場における価値が急落するということは考えにくいが、SFCが数ある高偏差値大学のひとつになるのか、それとも、独特の「SFCだよね」といわれるようなポジションを確保できるかが問われる5年間になりそうな気がする。

もちろん、これはブーメランのように「おまえはどうだ?」と自分にも跳ね返ってくる問いなので、自分もバリューを生み出し続けて、それによってSFCのバリュー向上に微力ながら貢献していきたいと思っている。

昨日も茅ヶ崎市役所、産業活性化研究会のエコチームのミーティングが行われた。

このチームは、なかなかコンセプトがまとまらず苦しんでいたのだけれど、昨日はちょっとしたとこからアイディアがつながって二時間であっという間にコンセプトがまとまった。

錯綜する議論を、ちょっと引いたところから眺めて交通整理し、ちょっときっかけになる火花を入れてみた。それが連鎖して形になった瞬間だった。

そのような「ひらめきの瞬間」(コラボレーション研究が専門の社会心理学者Keith Sawyer風に言えば、「small spark」といったところか)に立ち会えるときは実に嬉しい。ファシリテーター冥利に尽きる。

夜は、今は産能大学で教鞭を執られている小野田哲弥先生のセミナーに誘っていただいたので、そちらに伺う。

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■産能マネジメントスクール イブニングセミナー■
「ロングテールに着目したヒット商品の発見手法」
http://seminar.hj.sanno.ac.jp/s/09984/
講師:小野田哲弥(情報マネジメント学部講師)
日時:2009年7月17日(金) 18:30〜20:30
場所:産業能率大学 代官山キャンパス
http://seminar.hj.sanno.ac.jp/semi/room/default.asp
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小野田さんは、副査に入っていただいている熊坂先生の研究室ご出身で、いろいろな企業と組んでテレビの視聴率ならぬ視聴質の分析やゲームの販促データのデータ分析など、大規模な実データを用いた研究に取り組んでおられる。それだけではなくて、きっちりビジネスに応用されているところが、とてもSFC的だと思う。

昨日のセミナーでは、ロングテールの基礎的な概念の解説と、各種研究のプロセスと実データから見えてきたものを報告されており、きっと許可は取られていることだと思うが、一瞬会社的には大丈夫なのかという不安が頭をかすめるくらい有意義なセミナーだった。

研究の分野は違うけれどもうひとつとてもヒントになったことは、シンプルな「型」の強さだ。研究にせよ、ビジネスにせよ、核となる「型」は、シンプルであればあるほど応用が効く。そんな型を早く見つけたいと思った。

最後にKeith Sawyer繋がりでいえば、先日『Group Genius』の邦訳が出たのだった。別にKeith Sawyerは『凡才の集団は孤高の天才に勝る』というようなことは、あまり言っていないような気がするけど、まあ本のタイトルというのはそういうものなのだ、ということを最近理解した。物を書く機会が増えてから、内容にしか関心がなかった以前と比べて格段に、表現や文体に注意が向くようになった。


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昨夜は、懇意にしていただいている先輩や仲間たちと朝まで飲む@新大久保。写真は始発に向かうAM4時半の新宿コクーンタワー。最高の仲間たち。

そのまま、九時半からの茅ヶ崎市役所産業活性化チームに合流するため、一瞬帰宅し茅ヶ崎に向かう。首都圏大縦断である。今日は自転車を使ったエコツアーのコースの下見。炎天下の中、職員の方々と共に実地見学を行った。

写真は松籟庵と小津安二郎も愛した茅ヶ崎館に保存されている現存する日本最古のサーフボード(重たくて運ぶのは三人がかりで、とのこと!)と小津安二郎ゆかりの展示の一部(エントリー最下部)。

松籟庵、茅ヶ崎館ともに、時間がとまったかのような場所で、今まで知らなかった茅ヶ崎の顔を垣間見た気がした。特に、茅ヶ崎館は国の有形文化財にも指定されていることからもわかるように、随所に歴史を感じるつくりになっている。こういうところに滞在して、執筆すれば筆が進みそうだ(笑)しかも素泊まり6800円〜で、全然手が届く価格設定も魅力的である。

その後、海沿いのサイクリングロードを経由して、生パスタとコーヒーがおいしいSOUTHERLY
さんでランチの後、地元でさまざまなコラボレーションを試みておられるPLENTY'Sさんで、地産地消の実践でもあるトマトアイスを食す。PLENTY'Sさんは、2008年のテレビ東京TVチャンピオンの優勝された実力を持つお店でもある。トマトアイスも、さっぱりしていてとてもおいしかった。

当たり前だが、実際に現場に出てみることで初めて見えてくるものがたくさんある。研究においても、実践においても、そんな「現場の感覚」を大切にしていきたい。貴重な機会をくださっている、多くの方々に改めて感謝します。


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先日、ブログでもちょっと愚痴ってた件の原稿がようやく山場を越えた。
当初予定より二ヶ月遅れだけど、無事掲載されることになりそう。

分量はそれほど多くはなかったけれど、なかなか内容的にも、構成的にも苦しい戦いだった。でも、担当iさんのお陰で、新しい引き出しを得たし、さらにびしびしハードルを設定していただきいたお陰で、構成や文体の面でもとても勉強になった。もう少し手を加えて入稿になるはずなので、また刊行が近づいたら告知します。

ようやく少しすっきりしたので、前から考えていた新しい仕事と研究、論文執筆に取りかかろう。

あ、でも入稿終わったら、休みにしてちょっとどっか行こうかな。

愛車の走行距離がとうとう11万キロを越えた。
タイヤが相当減っている以外は、まだまだ元気。日本車すごい。

しかし、買い替えの目処も立たないので、今年の車検のときにいろいろ整備してもらうとして、その次の車検くらいまでは元気でいてもらわないと困りますw しかも、奇跡の無違反継続中(駐禁、スピード違反含む!)。

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社会の外側、いわば<セカイ>は、<社会>には存在しない。

確かに理性とは異なる系で処理される領域は「存在する」が、主題化された瞬間に既に社会内的問題として処理されている。

結局、「いま、ここ」にコミットできない者は、何物にもコミットできない。例えば、かつてのNAMの失敗も(そもそも出自自体が現場の問題意識ではなく、机上の空論なのだが)、理想状態と比して、「だめな、いまここ」に耐えられなくなって投げ出し、最後にはなかったことにしようとしたことに原因がある。

最近のサブカルチャーが指し示しているのは、ひとつの時代の終わりである。それらが示唆する「いま、ここ」の主題化は、ある種の「知識人」たちの物言いより遥かに堅実で、成熟している。

歴史的にも、2009年も折り返し地点をすぎ、「ゼロ年代」が終わろうとしている。
「歴史は繰り返す」というが、そろそろ学んだほうがいい。

昨日、マイアース・プロジェクトの岡崎さんと打ち合わせをさせていただきました。

マイアース・プロジェクトは、環境教育を題材としたカードゲーム製造を事業とするSFCからスピンアウトした会社で、今も岡崎さんは政策・メディア研究科のM2に在籍されています。

環境破壊派と環境擁護派に別れて、カードゲームを戦う中で、主体的に環境についての理解を進めていくことができる仕組みになっています。しかし、とにかく、ゲームとしての完成度が高い。小中学生を中心に子供たちに大人気らしく、僕もワークショップの動画を見せていただきましたが、子供の熱中する様がすごい。

さらに、すごいのは、DNPで印刷して丸善から流通にのせることで、これまでに280万枚(!)も売り上げている点です。取り扱い店舗一覧を一読いただければ分かりますが、みなさんのお住まいの近くの書店でも入手可能です。もちろん、amazonからも入手できます。

ところで、昨日、岡崎さんとも少しお話したのですが、これが営利か非営利のどちらに属するのか、ということは、もはや重要な問題とは思えない。こうしたツールをどう活かすか、それは使用する人に委ねられているというところでしょう。このようなプラットフォーム型事業には、とても可能性を感じます。


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もちろん「ヱヴァンゲリヲン新劇場版破」。

いつもがらがらの郊外の映画館の最終回が半分くらい埋まってて、しかも、その大半が友人と連れ立って、もしくは、カップルで見に来ていたのが印象的。

中学生くらいの頃、テレビ大阪だかテレビ京都だか、はたまた奈良テレビだかの深夜で、テレビシリーズを観てたことなんかを思い出した。

テレビシリーズが放送されてた当時より、時代と世界は成熟したのだろうか。

内容についての感想よりも、感慨みたいなもののほうが大きい。

とりあえず、宇多田の主題歌をiTunes storeで購入してみた。アコースティックver.のほうがしっくりくる。



Micia

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SFCの先輩の佐藤雅尚氏が代表取締役を務めている(株)SOSUSが、新製品「Micia」を開発しました。(株)SOSUSは、ウェブやグラフィックの企画・デザイン、デバイスの企画・販売、情報セキュリティのコンサルティングなどを業務としている会社です。

Miciaとは「カメラ付き電子拡大鏡」だそうです。100倍や200倍の拡大が可能なツールらしい。

詳しくはこちら↓

http://sosus.co.jp/micia/

開発日記を読むと、日常とは全く異なる世界が見えてきそうで、これは面白そう。いわゆる虫眼鏡とは全然違う。

http://blog.micia.shop-pro.jp/

seeda

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至極当然のことをさらっと唄えるのは、かっこいい。
飾らないリアル?

ヒップホップ、ほとんど聴いたことがなかったけど、最近seedaしか聴いていない。


ブログ ↓
http://seeda.syncl.jp/

T4

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ずっと楽しみにしてたので、一応初日にT4観に行ってみた。

自宅近くの郊外映画館の夕食時を選んだだら、がらがら(笑)

いろいろと思うところはあるけれど(特にラスト!)、楽しかった!

原題は『Terminator Salvation』
Salvationは「救済」といったような意味だが、特にT3が
残念だっただけに、シリーズが救済されたような気もする。
今後に期待か。

最近ルーチンワークが多くて疲弊してたけど、ちょっとすっきりした。

次はこっちだ↓

先々週から先週にかけて、分野の異なる多くの方とコミュニケーションしてきた。

・SFCで、地域情報化をはじめ多くの地域関係のプロジェクトをされている飯盛義徳先生と、先生の研究室の湘南の地域活性化をテーマにしている修士の学生さんたちと研究内容のシェア。

・2009年度の出版編集技術交流会で授業履修者の学部生や、ゲストでいらっしゃった、いまネットで話題の某書担当編集者。同時に担当iさんから、大量にコメントをいただく。僕にとって、執筆はアイディアを伝達するための手段で、目的ではない。同時に、僕の書いたものに、実存的な何かを投影する人もいないだろう。いずれにせよ、美文ではなく、機能的な文(しかし、学術論文の文体とは異なる)を書く術をもっと学んでいきたい。その意味では、ひとつの文章に対してアイディアが詰め込み過ぎの印象がある、というコメントは、せめてもの救いだ。アイディアがない、と言われたら、それこそ自分が執筆する必要はないということなのだから。

・平塚の商工事業者と湘南平塚地域や商工会議所の関係のみなさま、産業能率大学関係のみなさま。打ち合わせから、実際のイベント、打ち上げまで。本では学べない、地域のある種のリアリティを垣間見させていただいている。また、産業能率大学の学生さんたちには、SFCチームの学生たちとディスカッションさせていただいた。

・平塚スタイル創造プロジェクトSFCチームのみんな。建築、地域活性化、修士ソーシャル・イノベーションコース、コンテンツ作成と実に多彩なバックグラウンドを持っているだけでなく、なかなか知ることのできない「今のSFC」の姿を教えてくれている。

・宮台ゼミの後輩や関係の知人たち。そういえば『民主と愛国』も、記憶にあるだけでも輪読するの3度目くらいかもしれない。以前、お会いした一橋の博士課程Tくんとも再会。後輩たちとも新しい関係性を作ってくれているみたいでなにより。

・藤沢市公益的市民活動助成2次プレゼン(EcoSurfer代表の堀さんとプレゼン。本年度の助成決定。)。相変わらず年齢層の高い会だった。ただ、藤沢市だけにSFC関係の人がいろいろといらっしゃって、ご挨拶した。以前、学内サークルやっている人たちと話したときにも聞いたが、今、社会貢献系のサークルは人集めでも、資金集めでも苦労しているようだ。

今週は、ひさしぶりに茅ヶ崎市役所産業活性化チームがあり、来週の頭に第二回の神奈川の恊働を推進する県民会議が開かれる。

いろいろなプロジェクトが同時進行して結構苦しいけれど、なんだかんだでまだまだ修行中の身。

刺激を受けながら(そして、幾許かは相手にも刺激を与えられていれば、と願いつつ...)、まだまだキャパシティを広げていきたい。


先日、主に認知系、デザイン系の人たちが集まっている大学院の研究会で地域活性化などいまやっていることをプレゼンし、ディスカッションさせてもらう機会があった。今学期、縁あってこの研究会にお邪魔させていただいているのだが、異分野の人と触れ合う貴重な機会でとても勉強になっている。

普段、どうしても社会科学をバックグラウンドにする人と話す機会が多いのだけれど、感じたことは工学系の人たちのほうが発想が柔軟かもしれない、ということ。例えば、そもそも「地域活性化とは何かについて明確な定義が存在しておらず、従って定量化が困難で、学術的な研究にするのが難しい」という話していると、即座に「無理な定量化とか必要ないんじゃない?」というコメントをいただいた。

社会科学は、伝統的にいつも「本当に科学か?」という問いにぶつかってきた歴史がある。よく考えれば、工学も似たポジションにある。実学志向もあるが、先行する、強固に数量化、理論化された他の自然科学と比較される工学にとっては、社会科学よりも、ずっとシリアスな問いなのかもしれない。

今回、同時に「結果が全てになるよね」という厳しいコメントもいただいた。面白いことができるか否か、結果が全てということである。

この発想 ー 工学的な知やコンセプト? ー は、例えば土屋大洋先生がよくおっしゃるようにSFCが「プロフェッショナル・スクール」を目指すのならば(特にSFCの社会科学部門がソーシャル・デザインを志向するならば)、もっと前面に打ち出してもいいのではないかと思った。

刺激的な時間だった。

昨日放送のプロフェッショナル仕事の流儀が興味深かったので、簡単にメモ。

学者のライフハック(笑)

http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/090526/index.html

出演は、材料科学者の細野秀雄さん。

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・テーマは決めるけど、方法は任せる。

・知の現場に、上下なし。

・いつも議論してる。

・お互いに刺激を与えあう。

・大学の先生が若いのは、いつも若い人の血を吸っているから(笑)。

・エンジョイだけでは勝てない。エンジョイ+勝てる分野で勝負する。エンジョイだけ だとただの愛好家。結果を出してこそ、プロの科学者。

・真剣勝負の中から生まれる新しい発想。

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