社会起業の最近のブログ記事

シリーズ若者Vol.8 <若者と社会企業家> まとめ #wakamono

先日、立川市にある、若者の就労支援を行うNPOの先駆けでもあるNPO法人「育て上げ」ネットさんで同名のセミナーを行いました。

http://kokucheese.com/event/index/22968/

サブタイトルは「日本の社会企業家はどこからきたのか? 」。ぼくの主たる研究分野のひとつである、現代日本社会でしばしば社会貢献という文脈をこえて注目されることもある、新しい、革新性を持った社会起業家たちは、なぜ、どのようにして起業にいたったのか? というテーマを中心にお話させていただきました。メディアの方、大学の講師の方、大学生など、多様な方が本当に全国から立川にご参集くださいました。改めて厚く御礼申し上げます。これも理事長の工藤啓さんのネットワークあってのことと改めて驚嘆いたしました。

質疑応答&ディスカッションまでを、またまた@Zimmyisfakestarさんにまとめていただきました。ありがとうございました。

http://togetter.com/li/248633

2012年1月11日 一橋大学大学院 国際企業戦略研究科「企業と社会」

2012年1月12日 東洋大学「現代社会経済入門」

前者は震災と社会についての議論を、後者はNPO法人NPOカタリバの事業企画部長低引稔氏とともに、社会起業家とソーシャルビジネス、さらにディスカッション形式で進行する予定です。

いずれもぼくの担当講義ではなく、ゲストでお伺いするので、履修生以外の聴講は不可だと思います。

同様のテーマでは、若者の就労支援などを手がけるNPO法人「育て上げ」ネットさんでの講演がありますので、そちらを受講いただければと思います。

―――

NPO法人「育て上げ」ネット
シリーズ若者Vol.8 <若者と社会企業家>

▼日時:2012年1月28日(土)14:00-16:030開場13:30)
▼会場:育て上げネット2F研修室
▼参加費:3,000円(会員・学生1,500円)
▼定員:30名

▼テーマ:日本の社会企業家はどこからきたのか?
▼講師:西田 亮介 氏 (東洋大学経済学部 非常勤講師)

▼コーディネーター:工藤 啓 (NPO法人育て上げネット理事長)

詳細、申し込みはこちら。
http://kokucheese.com/event/index/22968/

今日二子玉川の文教堂の新刊コーナーで思い出しました(ちなみに二子玉川ライズ文教堂には『「統治」を創造する』『大震災後の社会学』完備でした)。以前、think the earthというおしゃれエコ系フリーペーパーに取材いただいた記事を圧縮して収録していただいております。茂木健一郎さんなど著名なかたたちの「大きな話」のすみっこで、ちらっと地域活性化関連の原稿を書いています。売上は印税相当含めて被災地支援に使うらしいです。


以下の共編著、共著が発売になります。
よろしくお願いいたします。

西田亮介・塚越健司編著『統治を創造する』(春秋社)
(目次、以下Amazonより転載)
序 章:統治を創造する時代へ......西田亮介

第1部:統治とは何か
第1章:eデモクラシー2.0......谷本晴樹
第2章:政府/情報が開かれる世界とは......塚越健司
第3章:「政治」概念はラディカルに変化するか......淵田仁
第4章:ハイエクの思想から読み解くオープンガバメント......吉野裕介

第2部:創造的統治の手法
第5章:ソーシャルメディア時代の新しい社会貢献......西田亮介
第6章:"3・11"にオープンガバメントはどう動いたか......藤沢烈
第7章:オープンガバメントと著作権......生貝直人
第8章:情報の「組み合わせ」がビジネスを生み出す......イケダハヤト

第3部:もう一度、統治を考える
第9章:悪しき統治を想像する......円堂都司昭

内容紹介
東浩紀(『一般意志2.0』):情報技術が政治を変える。――夢を「現実」に落とすための必携論文集。
佐藤尚之(コミュニケーション・ディレクター):日本を変えることを諦めたくないあなたに。
駒崎弘樹(NPO法人フローレンス代表):若者が描く新たな「政治と私たちのあり方」が、ここにはある。

多角的に情報が絡み合うことで「創造」が生まれる世界の根底には何が潜んでいるのか。これからを考える上で避けては通れない「プラットフォームとしての政府」とは何か。「オープンガバメント/Gov2.0」の流れを軸に解説。現行の統治(ガバナンス)における問題点を明らかにすると共に、「政治・経済・社会(思想)」の未来像を描く。

日本を揺るがした大震災。そこで人々をつなげたのは「Twitter」や「助けあいジャパン」などにおけるSNS(ソーシャルネットワーキングシステム)だった。またウィキリークスによる機密情報のリークやジャスミン革命における「Facebook」の活躍なども連日報告されてきた。これら「支援」から「革命」までを横断する、高度情報化社会における変革の背景には何が見えるのか。一人一人が世界を変えられる時代に必要なヴィジョンとは。

出版社からのコメント
震災&ウィキリークス以降の社会変化を読み解き、高度情報化社会において、どのように「政治・社会・ビジネス」に関わっていくべきかを提案する入門書です。

遠藤薫編著『大震災後の社会学』(講談社)
(目次等Amazonより転載)

序 章 東日本大震災と社会(遠藤薫)
第1章 大震災と社会変動(遠藤薫)
第2章 グローバル世界のなかの東日本大震災(遠藤薫)
第3章 東日本大震災にみる日本型システムの脆弱性(高原基影)
第4章 地域経済復興における「セーフティネット『選択と集中』の輻輳」(西田亮介)
第5章 災害ボランティア活動の「成熟」とは何か(新雅史)
第6章 日本の防災システムの陥穽(関谷直也)
第7章 震災とメディア(遠藤・西田・関谷)
終 章 日本の明日(遠藤薫)

内容説明
「未曾有」と形容される東日本大震災は、日本の社会がいままでつくりあげてきたシステムの問題を顕在化させることになった。これらの問題とは、震災によって新たに明らかになったというより、問題点が指摘されながらも、はっきりと誰にもわかる形で露呈したという性格が強い。
政治・国家の不在、防災システムの問題、先延ばしにしてきた地域振興の問題、メディアを巡る問題、私たちはこの震災を転機として、新たな社会をよりよいものとして、つくっていくことができるのか。
本書では、編著者のもと、西田亮介、高原基彰、関谷直也、新雅史といった期待の若手社会学者がそれぞれのフィールドで、震災と社会についてレポートする。
彼らのレポートから見えてくる日本社会のシステムの問題と解決へのヒント。

あとThink The Earthさん編集の共著も同時期に発売になると思います(正式な案内が出ましたらいずれ告知します)。



2012年1月28日「シリーズ若者Vol.8 <若者と社会企業家>」に登壇します。
若者の就労支援や最近では被災地支援にも取り組むNPO法人「育て上げ」ネットさん主催のセミナーです。

ちょうど数ヶ月前に、同シリーズNo.5の<若者とソーシャルメディア>に登壇させていただきました。

http://kokucheese.com/event/index/17002/

そのときのツイートまとめ
http://togetter.com/li/204090

好評だったかはさておき、情報社会と社会起業家、ソーシャルビジネスの双方を扱う論者が少なく、かつ、ニーズが高かったという連絡を代表の工藤啓さんよりいただき、再登壇させていただくことになりました。前回とはまた違った議論をしたいと思いますので、前回出席された方もぜひご参加ください。

(以下、公式案内より若干加筆転載)


NPO法人「育て上げ」ネット
シリーズ若者Vol.8 <若者と社会企業家>

▼日時:2012年1月28日(土)14:00-16:030開場13:30)
▼会場:育て上げネット2F研修室
▼参加費:3,000円(会員・学生1,500円)
▼定員:30名

▼テーマ:日本の社会企業家はどこからきたのか?
▼講師:西田 亮介 氏 (東洋大学経済学部 非常勤講師)

▼コーディネーター:工藤 啓 (NPO法人育て上げネット理事長)


 ------------------------------------------------------

社会課題の解決に挑戦する起業家を「社会起業家」という
言葉で表現し始めたのはいつからなのか。

新聞や雑誌でも「社会起業家特集」などが組まれ、比較的
若い20代、30代の経営者が取り上げられることが多い。

誰が社会起業家なのか?そもそも社会起業家の定義は
何なのか?そのような疑問の声もあるが、そもそも
自らを社会起業家であると呼ぶ者は少なく、社会の側が
彼ら/彼女らをそう呼んでいるのではないだろうか。

西田亮介氏は、研究者の視点から「そもそも社会起業家はどのように
生まれるのか」「彼ら/彼女らはどこから来たのか」を
調査し続けている。またこれまで日本において「社会起業家」と呼ばれる
人間と数多く出会うなかで、議論を重ね、交友関係を築くなかで実感ももっている。

さらに閉塞する日本社会において、社会起業家という存在に
どのような意義や価値があるのだろうか。社会起業家の現在と
未来を多角的な視座から追う。

------------------------------------------------------

[講師プロフィール]

西田 亮介

1983年生。慶應義塾大学総合政策学部卒業
同政策・メディア研究科修士課程修了
同後期博士課程在籍中

(独)中小機構経営支援情報センターリサーチャー
デジタルハリウッド大学大学院非常勤講師等を兼務

専門は、公共政策学、情報社会論、ソーシャルビジネスと社会起業家のアントレプレナーシップ醸成過程、政策としての「新しい公共」、産官学連携などを研究

雑誌寄稿やメディア出演のほか、自治体の委員や
企業との調査研究・サービス開発など幅広く実務にも
携わっている

共編著に西田亮介・塚越健司編著『統治を創造する』(春秋社)
共著に遠藤薫編著『大震災後の社会学』(講談社)
遠藤薫編著『グローバリゼーションと都市変容』(世界思想社) など

申し込みはこちら
https://ss1.coressl.jp/kokucheese.com/event/entry/22968/

『グローバリゼーションと都市変容』(世界思想社)が発売となりました。

第7章 グローバリゼーションと日本の社会起業家(西田亮介)

を担当しています。

数年前から参加させていただいている、学習院大学の遠藤薫先生主催の研究会の成果です。多くの中堅・若手社会学者の研究報告・交流の場になっていて、過去にも『グローバリゼーションと文化変容』などの成果があります。今回も大山昌彦さん、高原基彰さん、阿部真大さん、新雅史さんらが執筆しています。

この研究会からおそらく年内にまた別の成果もご報告できるよう鋭意頑張っております。お楽しみに。

以下、Amazonより目次の転載。

---
内容紹介
都市は、絶え間なく自己変容する社会構造/世界観の写像である。観光、メディア、消費空間、サブカルチャー、 コミュニティなどを通して、ローカルな場としての都市とグローバル世界の動的なミクロ-マクロ連結を透視する。

(目次より)
序章 グローバリゼーションと都市変容(遠藤 薫)第1章 明治大正期「東京案内」に見る近代〈東京〉の創出
――19世紀グローバリゼーションとナショナル/ローカルの変容(遠藤 薫)

第2章 グローバル都市としての上海
――租界・万博・郊外化そしてディズニーランド(遠藤 薫)

第3章 北京におけるサブカルチャーの受容に関する都市論的考察
――五道口・三里屯・后海を事例にして(高原基彰)

第4章 米軍基地を介した地域社会のグローバル化/ローカル化
――福生(ふっさ)を事例に(木本玲一)

第5章 歩行者天国のゆくえ
――グローバリゼーション下における都市再開発にともなう社交空間の変容(大山昌彦)

第6章 タワーマンションとコミュニティ―
――武蔵小杉駅周辺地域再開発についての考察(三浦伸也)

第7章 グローバリゼーションと日本の社会起業家(西田亮介)

第8章 都市のグローバリゼーションと近代家族
――都市勤労者家族における高齢者役割に注目して(阿部真大)

第9章 両大戦間期グローバリゼーションにおける〈商店街〉の形成(新 雅史)

(序章より)
 現代を特徴付けるのは,グローバリゼーションの大きなうねりである。今日では,政治,経済,文化など,社会のあらゆる領域が,かつてあったと信じられていた確固とした固有性を失い,境界を朦朧化させ,不透明な全体空間の中に溶け出していくようだ。しかもその結果として,全体空間が均質化していくというよりは,むしろ,富やリスクの偏在が顕著になっていくさまが観察される。......
 本書は,グローバル化社会のミクロ-マクロ連結がまさに展開される空間としての「都市」に焦点をあてる。......

---

10月22日(土)に立川にて、不登校やひきこもりの支援を行っているNPO法人「育て上げ」ネット主催のもと『シリーズ若者vol.5 若者とソーシャルメディア』というセミナーを行いました。

「若者」というお題をいただきつつも、ITが世界を変えつつも、日本を「変えられない」のは、日本的システムとITの齟齬にあるのではないかという議論を、制度論、組織論中心にお話するという流れにしてしまいました。数多の「新しい・・・」は日本社会では数多く失敗してきた歴史があります。「それはなぜか」に注目したというわけです。

当日、30人ほどの方にお集まりいただいたでしょうか。驚いたのは、立川という、ややアクセスが不便な場所にもかかわらず、岐阜、東北、大阪等々、さまざまな場所からご参集いただいたことです。尊敬するNPO法人「育て上げ」ネット理事長の工藤啓さんのネットワークの広さに驚きました。セミナーが終わったあとにも、たくさんの質問メールをいただくなど、やはり未だに関心が高い分野なのだと思いました。そして、世の中に「ソーシャルメディアが・・・を変える(変えない)」という言説が溢れかえってることの反動なのかな、と思ったり、思わなかったり・・・

さて当日の工藤さんのネ申実況を、@Zimmyisfakestarさんがまとめてくださっています。議論に関心がある方はこちらをご参照ください。⇒
http://togetter.com/li/204090

2011年10月20日復興支援調査報告会@中小機構東北支部
支援機関の方中心にやはり、40名、50名ほどいらっしゃったでしょうか。

IMG_3656.JPG

写真は、やはり(お目付け役)Hさん提供。ありがとう!

2011年10月20日に復興支援調査報告会@中小機構東北支部(仙台)にてソーシャルビジネス関連の報告をします。

東日本大震災の復興過程におけるソーシャルビジネス事業に関する調査
リサーチャー 西田亮介


今年度取り組んできた東日本大震災と災害復興過程におけるソーシャルビジネスの役割とその支援の方向性に関する報告になります。参加は無料です。申し込みは下記まで。

その他に資金調達等の報告もあります。
(リンク先PDF)
http://www.smrj.go.jp/tohoku/dbps_data/_material_/branch_tohoku/pdf/20111020_tyosahoukokukai.pdf

東洋大学コンピュータリテラシィⅡA(担当:西田亮介)のゲストレクチャーのご案内です。ふたりの社会起業家の事業と起業の経緯についてお話をお伺いし、社会にインパクトをあたえる方法と、社会起業家というキャリアについて議論させていただきます。

本演習を履修していない、東洋大学の学生の方や一般の方もいらっしゃっていただいて結構です(ただし、下記にあるように、座席の関係上、事前に必ずご連絡ください)。

---
方法とキャリアの観点から考えるソーシャルビジネス
ソーシャル・イノベーション = IT×社会貢献活動×ビジネス

シュアールグループ代表 大木洵人氏
http://www.shur.jp/

(株)ワクワーク・イングリッシュ代表取締役社長 山田貴子氏 
http://wwenglish.jp/

東洋大学経済学部総合政策学科非常勤講師 西田亮介

6月1日(水)10:40〜
@東洋大学白山キャンパス1号館1508教室
「コンピュータ・リテラシーⅡA」(担当:西田亮介)

※10:30まで、1限の授業が行われておりますので、ご注意ください。
※履修していない学生や一般の方も、聴講いただいて構いませんが、座席の関係上、事前に西田までご連絡ください(ryosukenishida[at]gmail.com, twitterID: @Ryosuke_Nishida)。また、万が一満席の場合、座席は履修者優先でよろしくお願いします。

■概要
 「ソーシャルビジネス」「社会起業家」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
 社会問題を解決しつつ、事業の地蔵可能性を自ら担保する適切な収益をあげることができる革新的な事業の形をソーシャルビジネスといい、そのような事業を立ち上げる起業家のことを「社会起業家」と呼ぶ。法人格はさまざまで、株式会社の形態をとるものもいれば、NPO法人を採用することもある。あるいは、今回紹介するシュアールグループのように、グループ内に適正と用途に応じて、株式会社とNPOを双方設置する場合もある。
 2000年以後徐々に注目を浴びるようになり、民主党政権で注目を集めることになった「新しい公共」と呼ばれる、新たなボランタリー活動を促進する一連の施策では、強く期待されることになった。
 また、20代〜40代の起業家が多く、新たな働き方や雇用の担い手としても、関心をもたれている。決して縁遠い話ではない。東洋大学にもOBが立ち上げた「おむすびプロジェクト『結』」(ブログ:http://omu-pro.jp/omulog/)という、生産者の顔が見える、地方の食材を用いた食堂(白山キャンパス6号館地下食堂内)があるが、これもソーシャルビジネスの一形態である。
 このソーシャルビジネスの要素におけるイノベーションだが、その過程でITは鍵を担っている。ITがもたらす合理化や、双方向のコミュニケーション、ソーシャルメディアを用いた顧客ニーズの汲み取りとダイレクトマーケティングがその一例だ。
 今回、携帯端末を用いた24時間、365日の遠隔手話通訳を中心に、国際展開を含め、手話コンテンツやデバイス開発まで広範な事業を手がけるシュアールシュアールグループ代表大木洵人氏と、日本とフィリピンをスカイプで繋ぎ、フィリピンの目に見えないがしかし重要な資源である良質な英語力を用いて、日本人向けに良質な英語学習サービスを提供し、かつフィリピンにおける雇用の確保に寄与する(株)ワクワーク・イングリッシュ代表取締役社長山田貴子氏というふたりの20代の社会起業家を招いて、ソーシャルビジネス、IT、キャリアなどについて議論を行う。ふたりは、いわゆるIT技術者やプログラマではないが、ITはふたりの事業のなかで不可欠なものである。新たなコア技術やサービスの開発もさることながら、本授業でも繰り返し取り上げてきたようにいまや既存の数多く存在するサービスを手段として組み合わせ、存分にその力を引き出すことができるある種の総合的力が問われている。このような議論を、実際に体現しているふたりの起業家とともに、社会とビジネス、そしてITについて思考を深めたい。

---
PDF ver.はこちら→
0601cl2a2011guest.pdf

---
<追記>

シュアール大木さんが、当日の様子をブログアップしてくださいました。感謝です!
http://ameblo.jp/shur-ohki/entry-10910274485.html

また、僕が大木さん、山田さんお二人のプレゼンを実況したまとめもtogetterにアップしました。

「2011年6月1日 #cl2a2011@東洋大学 ゲストレクチャー「方法とキャリアの観点から考えるソーシャルビジネス ---ソーシャル・イノベーション = IT×社会貢献活動×ビジネス」まとめ」
http://togetter.com/li/143114

2011年3月15日付『中小企業振興』に寄稿しました。
ソーシャルビジネスと社会起業家についての調査の要約です。

『中小企業振興』は、現在の僕の勤務先のひとつ、独立行政法人中小企業基盤整備機構が月2回発行する中小企業や支援機関の業界紙です。

以下のリンク先から読むことができます(リンク先PDF)。

http://www.smrj.go.jp/kikou/dbps_data/_material_/g_0_kikou/johoteikyo/sinko/20110315-02.pdf

社会起業家について、2011年3月1日付け『中小企業振興』に寄稿しました。15日付のものにも、後編が掲載される予定です(リンク先PDF)。

http://www.smrj.go.jp/kikou/dbps_data/_material_/g_0_kikou/johoteikyo/sinko/20110301-01.pdf

本体のレポートもこちらに公開されています(リンク先PDF)。
http://www.smrj.go.jp/keiei/dbps_data/_material_/common/chushou/b_keiei/keieichosa/pdf/shakaikigyouka.pdf

2011年2月25日に開催された 第4回情報開示・発信基盤に関するワーキング・グループ #NP2011 実況をまとめました。

http://togetter.com/li/105372

要約ですので、引用等は議事録から行ってください。

今回は、「市民活動に重大な影響を及ぼしうる情報の開示」の範囲や、NPO会計基準、公開の範囲、入力主体等について議論されました。

正式な議事録、各種資料はこちらから。http://www5.cao.go.jp/npc/wg-shiryou/wg-shiryou.html

亜紀書房さんのウェブサイトで連載始めました。

西田亮介「日本の新しい公共」
http://www.akishobo.com/blog/nishida/?p=3

以前、『政策空間』さんに寄稿した「「新しい公共」の歴史と課題」を拡張していくようなイメージです。

http://www.policyspace.com/2010/06/post_723.php

よろしくお願いします。

2011年1月25日 第4回「新しい公共」推進会議が行われました。
#NP2011のハッシュタグを使って、駒崎弘樹氏や今村亮氏らと実況していたのですが、まとめたものを以下にアップしました。

「2011年1月25日 第4回「新しい公共」推進会議実況#NP2011まとめ」
http://togetter.com/li/93134

ハッシュタグを見ると、多くの人が関心をもっていることがよくわかります。

会議資料は以下にアップされています。正式な議事録も、後日アップされるはずです。実況中継はリアルタイムで要約したものですので、引用等はそちらからお願いします。
http://www5.cao.go.jp/npc/shiryou/shiryou.html

独立行政法人中小企業基盤整備機構「ソーシャルビジネス調査① 日本の社会起業家の特徴と誕生の背景 問題意識と「隠れた起業家教育の契機」の相互作用という視点から」公開となりました。
(リンク先PDF)

http://www.smrj.go.jp/keiei/dbps_data/_material_/common/chushou/b_keiei/keieichosa/pdf/shakaikigyouka.pdf

日本のソーシャルビジネスの概要と、

NPO法人「育て上げ」ネットの工藤啓氏
株式会社グランマの本村拓人氏
NGOゆいまーるハミングバーズの照屋朋子氏

の3人の起業家の事例と抽象化を試みております。比較的抽象度高めですが、よければぜひ。初夏にでる予定の共著専門書には、そちらはもう少し固いというか、背景とか導入情報を削って、より抽象度が高いものが収録予定(原稿はもう入れ終わっているので、たぶん出るはずです)です。。。

2011年1月20日付朝日新聞夕刊(場所のよっては、翌日付け朝刊に掲載されているとも聞きました)に「「新しい公共」考える契機に タイガーマスク現象」を寄稿しました。

最近話題になった出来事ですが、どうもざっと見ると比較的批判的な言説が多いような印象を持っていました。むろん、現場のニーズとの乖離はあるかもしれません。しかし、新しい現象であり、この芽を摘む道理はないはずです。

考えるべきは、どのようにニーズと適合させていくのか、どのように定着させるのか、政策と連動することでインパクトを生み出すのか、の3点なはずです。

このような問題意識のもと、この出来事を少しポジティブに読み替えてみた、というものです。

幸い、好評で、メールやtwitter経由で、多くの問い合わせをいただいております。それを受けて、朝日新聞さんのウェブである「アサヒ・コム」にも公開いただくことになりましたので、下にリンクを貼っておきます。

西田亮介「「新しい公共」考える契機に タイガーマスク現象」
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201101210290.html

2011年1月13日に開催された【「新しい公共」推進会議】第2回情報開示・発信基盤に関するWG」に、寺脇研さんの随行として、お邪魔してtsudaりました。

「2011年1月13日【「新しい公共」推進会議】第2回情報開示・発信基盤に関するWG」#NP2011関連 まとめ 」
http://togetter.com/li/88985

他に、@hiroyuki_gさん(http://twitter.com/#!/hiroyuki_g)が、僕の発言だけをまとめてくださったまとめもあります。
「「新しい公共」推進会議第2回まとめ@Ryosuke_Nishida」
http://togetter.com/li/88978

後日、「僕なりに感じたことを付記してみたい」と思っています。いろいろと課題も垣間見える「新しい公共」ですが、社会起業家やIT系企業の人たち、長年NPO支援に当たっていた人たちのなかには、ガバメント(統治)の強化ではなく、ガバナンス(「協治」)の実現を企図している人もいらっしゃいます。

僕の主たる関心を抽象化したもののひとつは、「イノベーションによるガバメントからガバナンスの移行可能性」で、さらに研究者の端くれで、直接の当事者ではない僕にも情報発信や分かりやすく補助線を引いてみるなど、できることもあるのかな、と。

2011年1回目のブログ更新。

昨年末に収録した「日本を変える社会的企業」(西田亮介)」「麻木久仁子のニッポン政策研究所」@TBSラジオのポッドキャストが公開されました。

2011年1月8日 「日本を変える社会的企業」(西田亮介)前編 「麻木久仁子のニッポン政策研究所」
http://www.tbsradio.jp/asaken/2011/01/201118.html

久しぶりの、ゲストひとりでのラジオの仕事だったので、ちょっと緊張しましたが、麻木さんがうまく話やすいようにフォローしてくださいました。さすがプロ、感謝です。

ところが、僕の記憶では2箇所間違いを発見してしております。
一箇所目は、病児保育に取り組む「NPO法人フローレンス」さんの紹介中に、売上高「約1億6000万円」と述べていますが、正しくは「約1億4000万円」です。
NPO法人フローレンスさんの会計報告参照

http://www.florence.or.jp/about/ir/

もう一箇所は、イギリスの「コミュニティ利益会社」を紹介中に、なぜか、本来「Community Interest Company」のところを、「Community Interested Company」と口にしてしまっています。。。

・・・お恥ずかしい。

関係各位には、大変ご迷惑をおかけし申し訳ございません。
ほかにも、あったら、訂正させていただきたいと思います。

なお、後編は、次週1月15日(土)のAM5:00〜TBS ラジオAM95.4Khzで公開されるはずです。あわせてよろしくお願いいたします。

今年も、公私共に昨年以上に頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

先日、名古屋大学にて、第83回日本社会学会があり、学習院大学の遠藤薫先生が主催されている研究グループ「グローバリゼーションと都市変容」の一人として報告させていただきました。

「社会関係が社会起業家の創業動機に与える影響」
西田亮介

ざっくりとしたタイトルですが、社会起業家の起業過程に「隠れた起業家教育の契機」と呼ぶべき、偶発的に形成されている社会関係の連鎖を見出しています。結果、正規の起業家教育よりは脆弱なものの、社会起業家を生み出す過程が形成されており、定着に向けた歩みを見せていると述べています。以下、報告資料とpptをpdf化したものになります。


日本社会学会2010.pdf

グローバリゼーションと都市変容.pdf

またしてもご無沙汰しております。最近の仕事たちまとめ。

・今月のwebronza SYNODOS JOURNALは、
「消えゆく「新しい公共」と、台頭する新世代の社会起業家たち」http://synodos.livedoor.biz/archives/1515915.html

政権交代に伴って、不透明になった新しい公共についての議論です。また、現在の職場の中小機構での本年度の調査で、ソーシャルビジネスの調査を行っています。そのなかで若い世代(2008年前後に創業した世代)がどのようにして起業家精神を培ってきたのかということを扱っている関係で、多くの新しい世代の社会起業家の方たちに対するインタビューを行っています。そのあたりにも軽く触れつつ。

・新島に2泊3日で、サーフィン文化の調査に訪問したのでした。いろいろと表層的に伝えられている事実とは異なるお話を伺ってきました。これは、別エントリで写真も載せます。

・査読論文一発OKをいただいたのでした。これは嬉しかった。やっぱり、論文も書かないと、ね。共著専門書原稿は佳境ですよ。。。

・.reviewのウェブを、今までのサイケな感じから、知的なものへとデザインを一新しました。
http://dotreview.jp/

また、冬の文学フリマで発売を開始する、『.review 002』向けのアブストラクト募集なども。新しい論考作成のプラットフォームを作成しました。

http://dotreview.jp/abst/

.reviewのDLコンテンツ販売プラットフォームにもコンテンツが少しずつ充実してきました。PDFをクレジットカード決済で販売しているわけですが、もちろん、iPad、iPhone、Kindleで読めます。しかも、各コンテンツ半分近くがためし読み可能です。おそらく、独立系メディアの、電子書籍プラットフォーム作成としては先駆的なものではないかと自負しております。
http://dotreview.jp/premium/

・さて、電子書籍系のイベントにも登壇しました。『模索舎presents アラザル×未来回路共同企画 電子書籍時代の同人誌~文フリ評論系の場合~』

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/09/10/055/index.html

さんざっぱらしゃべったけれど、実りが何一つなかった。同人系の人たちも興味なさそうだったしね。たとえば、こんなまとめがあったり。もうこの界隈に呼ばれることもないでしょう。

「9.12 「電子書籍時代の同人誌~文フリ評論系の場合~」とその後」
http://togetter.com/li/50890

「イベント「電子書籍時代の同人誌」への批評家・佐々木敦さんの感想等」
http://togetter.com/li/50716

・来月にはいくつかまたイベントに声を掛けていただいているので、また近づいたら、というか詳細をもらったら告知します。来月もよろしくお願いします。


 

6月には、ニコ生やイベントなどで、「新しい公共」関連の仕事に関わりました。こちらでは、それらの仕事をまとめておきます。

---
西田亮介『社会問題の解決を収益事業化 「社会起業家」が日本を変える』『週刊エコノミスト』6月22日号 p40~42.
http://mainichi.jp/enta/book/economist/news/20100611org00m020032000c.html

西田亮介「『新しい公共』の歴史と課題」『政策空間』.
http://www.policyspace.com/2010/06/post_723.php

2010年6月11日に藤沢市生涯学習大学「NPOスタートアップ講座 第6回目 手法を学ぶ(ワークショップ)」の講師として登壇しました(今月も川崎市にて類似のレクチャーを行う予定です。)。

この他にも、以前にも告知したように、6月はNPO法人カタリバさんのカタリバ大学 第22講「番外編・新しい公共円卓会議」に登壇させていただいたり、社会起業家の方々とニコ生をしたり、はたまた政治家と議論したり貴重な体験をいろいろと積ませていただきました。

僕がNPO分野に関わるきっかけとなった、湘南で一〇〇近い加盟店をもつ、ビーチグラスを交換媒体に用いた地域通貨「ビーチマネー」で新プロジェクトが始まりました。

なんと、ワイン会社さんの協賛で、ワインの空き瓶と同じ重さのビーチグラスを集めると(そして、もちろんビーチクリーンをすると)、新しいワインを貰えるというビーチマネーショップさま向けの企画になります。

詳しくは、こちらから。

http://www.eco-surf.com/beachmoney/index.html

http://ameblo.jp/ecosurfer/

そして、来週22日には以下のイベントにも出演します。
このイベントは、老舗政策系ブログ『政策空間』さんの活動再開を記念してのイベントになります。

『政策空間』
http://www.policyspace.com/

そして、再びNPO法人フローレンスの駒崎弘樹氏と共闘します。氏のブログでも既に告知いただいています。
http://komazaki.seesaa.net/article/153797156.html

ニコニコ生放送さんの中継も入ります。
こちらからどうぞ。

http://live.nicovideo.jp/gate/lv19581790

しかし、せっかく永田町1-1-1という住所を誇る(?)憲政記念会館を会場にお借りしたので、普段足を踏み入れない永田町を探検してみるのもありだと思います。お待ちしております!

---
『政策空間』&『.review』シンポジウム 後援 尾崎行雄記念財団

「日本的公共のビジョンを問い直す」

-誰が、どのように公共を担っていくのか-

参議院選挙を目前にして、政局の混迷は深まっている。現在の政治が抱える困難は、単にリーダーシップの欠如や、政策技術上の問題とは思えない。今こそ、もっと大きな「政治」や「公共」のあり方そのものから、問い直す必要があるのではないだろうか。そうした認識のもと、ウェブ上の言論空間の先駆けである『政策空間』と、20代が中心となって活動している『project.review』が、若手論客と政治家たちの議論を通じて、「公共」概念の再検討を試みたい。

■パネラー
藤末健三 参議院議員(民主党)
1964年生まれ。86年に東京工業大学情報工学科卒業後、通商産業省入省。半導体・スパコン日米通商交渉、環境基本法案の企画を担当。95年、政府留学生としてマサチューセッツ工科大学経営学大学院卒業。96年、ハーバード大学行政政治学大学院卒業。帰国後、産業競争力会議における技術競争力関連のプロジェクトリーダー、産学連携法案の作成を行う。99年、東京工業大学で学術博士号取得後、通商産業省を退官し、東京大学大学院工学系研究科専任講師に就任。2000年に東京大学工学部総合研究機構助教授に就任し政策論、経営論を研究、2004年、東京大学を退職 参議院議員選挙初出馬し当選。現在、経済産業委員会、ODA委員会理事、早稲田大学環境総合研究センター客員教授など。

平将明 衆議院議員(自民党・経済産業部会部会長)
1967年生まれ。89年、早稲田大学法学部卒業。91年、サラリーマンを経て、家業の大田青果市場の仲卸『山邦』に入社、96年、社長就任。中小企業の経営に取り組む。(社)東京青年会議所に入会。2000年、東京JC大田区委員会委員長。2001年、東京JC国際政策担当理事として 日韓産業協力財団主催の次世代オピニオンリーダー訪韓団に参画。さらに中国の中華全国青年連合会と共同で、日中青年による植林事業を立ち上げる。また、国際チャーター便の解禁を働きかけ、法改正に合わせて羽田空港からハワイへチャーター便を飛ばす。2002年、東京JC副理事長、APECヤングリーダーズフォーラム日本代表。03年、(社)東京JC理事長。05年、経済産業省産業構造審議会基本政策部会民間委員。公募により自民党公認候補、衆議院議員選挙に出馬し当選(現在2期目)。

山内康一 衆議院議員(みんなの党・国会対策委員長)
1973年生まれ。96年、国際基督教大学卒業。国際協力事業団(JICA)勤務。96~03 年、NPO法人ピースウィンズ・ジャパンなどにて緊急人道援助活動に従事。02年にはNPOの難民支援プロジェクト責任者としてアフガニスタンに赴任。 04年、ロンドン大学 教育研究所 修士課程修了(教育と国際開発) 、独立行政法人国際協力機構(JICA)勤務。04年末のスマトラ島沖地震・津波では災害発生直後にいち早く現地入りし、緊急人道援助活動に従事。05 年、公募により自民党公認候補、第44回衆議院総選挙により当選(現在2期目)。自民党では、外交部会NGO小委員会事務局長、党国際局次長などをつとめる。09年、自民党を離党し、みんなの党に参画。

佐々木孝明 氏(『政策空間』編集長)
1964年生まれ。(社)日本経済団体連合会・21世紀政策研究所主任研究員。麗澤大学非常勤講師。東京大学卒業後、第一勧業銀行、日本総合研究所研究員、衆議院議員額賀福志郎政策担当秘書、防衛庁長官秘書官、東京財団リサーチフェロー、参議院議員松井孝治政策担当秘書、衆議院議員森本哲生政策担当秘書を経て、2009年より現職。著書に『不況学の現在』『政治不信の構造』など。

西田亮介 氏(『.review』主宰、東洋大学経済学部非常勤講師)
1983年生まれ。独立行政法人中小企業基盤整備機構経営支援情報センターリサーチャー。東洋大学非常勤講師。慶應義塾大学大学院博士課程在籍中。地域活性化や非営利組織論からメディア論、教育論も扱う論客として各メディアで活躍する09年末から、クラウドソーシングを用いてつくる新媒体「.review(ドット・レビュー)」を立ち上げる。http://dotreview.jp/

駒崎弘樹 氏(NPO法人フローレンス代表理事)
1979年生まれ。99年慶応義塾大学入学。「地域の力によって病児保育問題を解決し、育児と仕事を両立するのが当然の社会をつくれまいか」と考え、05年4月にフローレンスをサービスイン07年7月 ニューズウィーク「世界を変える社会起業家100人」に選出。10年1月 内閣府非常勤国家公務員(政策調査員)に任命、著書に『社会を変えるを仕事にする』『働き方革命』など

淵田仁 氏(『.review』編集メンバー)
1984年生まれ。福井県出身。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程在籍中。専門は、18世紀フランス思想史。主な論文に「社会契約無き共同体」『.review001』、「ルソーの歴史認識における「起源」概念について。
 
【日時】 6月22日(火)18時~20時 (受付開始 17:30~)
【場所】 憲政記念館会議室 第一会議室(〒100-0014 東京都千代田区永田町1-1-1)
【申込】 6月20日(日)までにお名前、ご所属を、以下のメールアドレスまでご連絡下さい。 policyspace@gmail.com なお、お申し込みには特段のご連絡は差し上げませんのでご了承ください。
【参加料】 無 料

※本件のお問い合わせ先
 『政策空間』佐々木孝明(090-6014-6918)、谷本晴樹(090-6569-1161)もしくはpolicyspaceアットマークgmail.com

またしても、超直近告知すいません。数時間後に、カタリバ大学第22講「番外編・新しい公共円卓会議」に佐藤大吾氏とともに登壇いたします。たぶん、今日はちょっとヒールなのだと思います。

今日の議論についてのtwitterハッシュタグは、#kuniv から。

■パート2━●会場が千駄ヶ谷に変更しました●━━━━━━━━━━━━━
カタリバ大学第22講は、「番外編・新しい公共円卓会議」
「新しい公共」を担う若き事業家・佐藤大吾さんと
「新しい公共」を斬る新進気鋭の研究者・西田亮介さんの徹底対論!

日時:2010/6/20(日) 13:30-16:30 (開場13時)
ゲスト:佐藤大吾氏→http://twitter.com/daigo1028
西田亮介氏→http://twitter.com/Ryosuke_Nishida
会場:チャリ千駄ヶ谷(JR千駄ヶ谷駅最寄)
(アクセス⇒http://artisans-ce.com/map.html
総武線「千駄ヶ谷」駅より徒歩7分  副都心線 「北参道」より徒歩10分

■鳩山政権終幕!2週連続スペシャル━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

カタリバ大学第22講 「番外編・新しい公共円卓会議」
2010/6/20(日) 13:30- @チャリ千駄ヶ谷

▼ゲスト
佐藤大吾氏 (NPO法人チャリティ・プラットフォーム代表理事)
http://twitter.com/daigo1028
西田亮介氏 (独立行政法人中小企業基盤整備機構リサーチャー)
http://twitter.com/Ryosuke_Nishida
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
転送歓迎:すぐにお申し込む方はこちら >>http://tinyurl.com/ct2ycc
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

@Masa_mystars【RT希望】
皆様ぜひ鳩山首相の最後のメッセージを受け止めてください。
日本人としてそろそろ人任せにはできない時がやってきました。
高校生の私ですが言葉にできないほどの危機感を感じます。
(鳩山さんの最後のコメント) → http://bit.ly/c56r93


6月2日水曜日、カタリバに参加してくれている
高校3年生がtwitterに上記文面を投稿しました。
政権交代から9ヶ月での鳩山さん辞任。
高校生までもがじっとしていられないこの時節に、
私たちはいったい、何を思えばいいのでしょう?

ひとつの鍵となるのは「新しい公共」というコンセプト。
公を担うのは政府だけではない、という考え方です。
http://www5.cao.go.jp/entaku/index.html

鳩山さんは所信表明演説から首尾一貫して
「新しい公共」を「この政権の真髄」だと位置づけてきました。
しかしそのメッセージは残念ながら、国民にひろく伝わったとはいいがたい。

だからカタリバ大学は、鳩山政権を振り返ろうとする今、
迷わず、「新しい公共」をテーマを選ぶことにします。

「新しい公共」とは何だったのか?
「新しい公共」はなぜ、ひろく理解を得られなかったのか?
「新しい公共」は政策としてどれだけ具体化されたのか?
そして「新しい公共」はこれから、どう引き継がれていくのか?

「新しい公共」円卓会議事務局の事業家・佐藤大吾さんと
「新しい公共」を論じる新進気鋭の研究者・西田亮介さんの激論に、
「新しい公共」円卓会議委員の寺脇研学長が応じます。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お申し込みはこちらから! >>http://tinyurl.com/ct2ycc
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□カタリバ大学第22講概要

■日時:2010年6月20日 (日) 13:30-16:30(開場 13:00)

会場:チャリ千駄ヶ谷(JR千駄ヶ谷駅最寄)
(アクセス⇒http://artisans-ce.com/map.html)
総武線「千駄ヶ谷」駅より徒歩7分  副都心線 「北参道」より徒歩10分


■授業料
カタリバ大学学生  : 学生  1000円 / 社会人 2000円
聴講生(一般の方) : 学生  3000円 / 社会人 4000円
※6/13(日)に限り、全員一律参加費2000円となります。


※カタリバ大学の収入は公立高校の生徒に
「気づき」と「きっかけ」を届けるキャリア教育事業に活用します。

・カタリバ大学の学生になるためには、
別途入学金として5000円をいただきます(教科書代込み)
(NPOカタリバ会員の方は、入学金は1500円です)
・授業料が一回あたり2000円安くなりますので、
2回以上講義に参加される場合は、入学をおすすめいたします。


【懇親会】
■会場: 千駄ヶ谷駅近辺にて
■会費 学生:3,500円 社会人:4,500円
主催:NPOカタリバ

■受付について
当日の受付に関しましては、13時00分より受付を開始いたします。
※途中参加は可能ですのでお気軽にお越しください。
※領収書が必要な方は受付にてスタッフにお申し付けください。

■お申込みはこちらから! >> http://tinyurl.com/ct2ycc

┏━┓
┃2┃講師プロフィール
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

佐藤 大吾氏 ■講師プロフィール
(NPO法人チャリティ・プラットフォーム代表理事
/ 内閣府政策調査委員(円卓会議事務局担当)

1973年大阪生まれ。大阪大学法学部中退。大学在学中に起業。
企業でのインターンシップ導入支援事業や、
商工会議所主催「段取り力検定」を立ち上げるなど、
途中企業合併を経つつ一貫してキャリア教育事業に携わる。

またNPO活動として98年、議員事務所や官公庁などでの
インターンシッププログラムを運営するNPO法人ドットジェイピーを設立。
これまでに約1万人の学生が参加、うち27人が議員として活躍。
「Yahoo!みんなの政治」、「楽天LOVE JAPAN」の運営も行うなど、
インターネットと政治を近づける活動にも注力する。

10年間の株式会社とNPOの経営を経て、07年5月、NPOを財政面から支
援するNPOとしてチャリティ・プラットフォームを設立。社会に貢献したい人と、
支援を求めるNPOとの橋渡しとなるべく、全国優良NPO情報サイトの運営、
企業に対するCSR、PR支援事業を行う。

また10年3月、英国発世界最大の寄付仲介サイト「JustGiving」の
日本版を立ち上げ、日本における寄付文化創造に取り組む。
早稲田大学客員研究員。

<著書>
「オモシロキ コトモナキ世ヲ オモシロク」(サンクチュアリ出版)
「タネダミキオでございます」(新潮社)
「人生のプロジェクト」(サンクチュアリ出版) 他

西田 亮介氏 ■講師プロフィール
(独立行政法人中小企業基盤整備機構リサーチャー
/ 東洋大学経済学部非常勤講師)

1983年京都生まれ。
独立行政法人中小企業基盤整備機構経営支援情報センターリサーチャー。
東洋大学非常勤講師。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、
同政策・メディア研究科修士課程修了。同博士課程在籍中。
専門は地方自治体、企業、非営利組織などの連携による
地域活性化の分析と実践。

『中央公論』 『現代用語の基礎知識2010』
『思想地図vol.2』などに論文を寄稿。
専門の地域活性化や非営利組織論からメディア論、
教育論も扱う論客として各メディアで活躍する一方で、
「.review」のプロジェクトでも注目を集めている。
http://dotreview.jp/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お申し込みはこちらから! >>http://tinyurl.com/ct2ycc
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

みなさま。こちらでは、ご無沙汰しております。
よく言われることですが、twitterを初めてからブログ離れが著しくすすんでいます。
いろいろ告知するべき内容があるのですが、
超直近ですが、下記のニコ生の司会をします。

どうぞよろしくお願いいたします。

なお、twilogに日頃のtweetがまとめられていますので、そちらもどうぞ。

http://twilog.org/ryosuke_nishida

---
2010年6月16日(水)
20:00放送開始〜

週刊エコノミスト×ニコニコ生放送(公式番組)
「日本の未来を担う社会起業家たち ー「新しい公共」のその先へ」

司会: 西田亮介
(独立行政法人中小企業基盤整備機構リサーチャー/ 東洋大学経済学部非常勤講師)

出演
NPO法人フローレンス http://www.florence.or.jp/
駒崎弘樹様
株式会社WAKUWORK  http://www.wakuwork.jp/
山田貴子様
ユナイテッドピープル株式会社 http://www.unitedpeople.jp/
関根健次様
NPO法人「育て上げ」ネット http://www.sodateage.net/
工藤啓様
ソーシャルブリッジ株式会社 http://social-bridge.tv/
湯川伸矢様
NGOゆいまーるハミングバーズ http://yuimar.org/
照屋朋子様
株式会社HASUNA http://www.hasuna.co.jp/
白木夏子様
NPO法人NEWVERY http://www.newvery.jp/
山本繁様

今、「社会起業家」が注目を集めている。
「働きながら、世界を変える」 それはこれまで、日本に存在した
働き方、社会貢献活動のあり方として最もラディカルなあり方かもしれない。
その革新性については、とりわけ、鳩山前内閣の「新しい公共」でも注目を集め、
次の菅内閣の「最小不幸社会」という考え方にも引き継がれている。
しかしながら、実際に彼らがなにを考え、どのように活動しているのか、
また、社会起業家をとりまく政治的文脈はどのようになっているのかということに対する
理解は未だ十分とはいえない。このたび、日本を代表する社会起業家から、
若手の方に集まっていただき、存分に議論する。
日本を変える、新しい担い手たちの熱い議論を、お楽しみに!

http://live.nicovideo.jp/gate/lv19312637 

twitterハッシュタグ
#lv19312637

先週末をもって、一ヶ月間続いてきた「ジュンク堂池袋本店4F.reviewフェア」が終了しました。





終了前日の10日には社会学者の高原基彰さんと「現代日本の国家とコミュニティを問い直す」というトークセッションも開催させていただきました。現場に近い、しかし、ベタな「人間」への信頼から距離をとる僕と、マクロの社会と東アジア各国に造形の深い一方で、比較的「人間」を信頼する高原さんのスタンスの違いも明確になりつつ、終始生産的な形で議論が進行しました。経済学者の飯田泰之さんや、社会学者の浅野智彦さんにも予期せずご来場いただき、僕にとってはとても刺激的な場となりました。


なお、当日の模様は


松永英明 @kotono8さんが「「現代日本の国家とコミュニティを問い直す」高原基彰×西田亮介 メモ #commu2010」 http://www.kotono8.com/2010/04/12newpublic.html 





また、チーム.reviewの塚越くんと小野塚くんがtsudaってくれたものをトゥギャっていただいたものもこちらに。
http://togetter.com/li/13724


後日、加筆修正ののち、.reviewのコンテンツにさせいただくことが決定しておりますので、そちらもお楽しみに。


...という宣伝もさることながら、今回のフェアでは大変多くの方のお世話になりました。


まず、なによりもジュンク堂池袋本店人文フロア担当の後藤さまをはじめとするスタッフのみなさま。


なんの実績もなく、出版業界の慣習にも無知な僕らの(無茶な)提案を快く受け入れ、ずっとサポートいただきました。ジュンク堂池袋本店は、まさに書店の老舗中の老舗ですが、懐の大きさに驚嘆いたしました。


改めて、厚く御礼申し上げます。


また、実は後藤さんを紹介してくださったのは、NTT出版の半田さん。彼のコーディネーションがなければ、
今回の一連のイベントは実現不可能でした。


さらに、今回のフェアでは多くのコラボレーション企画を実現させていただきました。
まず、TBS文化系トークラジオLifeの皆様には選書、黒幕こと長谷川裕氏の週替わりインタヴューをいただきました。


長谷川さんにはお忙しい中、毎週のインタヴュー直しにお付き合い下さいました。Lifeのような挑戦的な
企画を実現するうえでの隠れた苦労が垣間見える素晴しいインタヴューになっています。
こちらも、いずれ、残部とあわせてコンテンツにさせていただきますので、お楽しみに。


また、表象文化論学会2009共感覚パネルの方々には選書とPop作成でご協力いただきました。
おそらく、最も売れたのは、共感覚の方々の選書ではないでしょうか。ジュンク堂の方々も驚いていらっしゃいました。


さらに、「ミニコミ2.0」を標榜する『界遊』のみなさま。彼らも、全く.reviewの形がない段階で、関心を
もってくれ、一番最初にインタヴューを収録してくれたのでした。これからも.reviewと界遊は、文フリを
はじめ、多くのところでコラボ企画を仕掛けていきます。お楽しみに!


また、「ブックサロンオメガ」さまには、アンダーグランドカルチャーの片鱗を紹介するパンフレットの配布をさせていただきました。実は、店長の吉川さんのインタヴューを収録させて頂いていて、現在編集中です。
アンダーグラウンドカルチャーはいまどうなっているのか、「わたしたち」と違うのか否か、考えるうえでも、
興味深い仕上がりになっています。こちらも乞うご期待。


ほかにも、.reviewの執筆者のかたがたからも選書をいただきました。いままで、書店でこのような
ネットの盛り上がりを実装するような試みが行われたことはなかったのではないでしょうか。お力添え
ありがとうございました。


twitterでも大変多くのかたにRTしていただきました。注目してくださった皆様の
おかげです。本当にありがとうございました。


今回良かった点、悪かった点、いろいろとありますが、2つとても重要だと思っていることがあります。
1.コラボレーションの力
2.リスクテイキングを理解し、支援する人たちがいること


僕らはそれをまさに実感しました。これからも、.reviewはいろいろと仕掛けていきますが(今後三ヶ月以内に、
大きなもので三つ新しい企画をご紹介できると思います)、同時に持ち込み企画も随時お待ちしております。
僕らの側のニーズとしては、スポンサー、コンテンツの掲載場所があります。


提供できるものとしては、後日またアップしますが、
現状でも月間3500人のユニークユーザー、12000pvという、「知的なものに関心がある人達」の
広いコミュニティと、もう少し小さく、しかし密に顔を合わせる特に人文社会科学出身の博士〜学部生の
院生のコミュニティがあります。これらをうまく活用しながら、全てのステイクホルダーにメリットがある
企画を考える準備もできています。随時、提案、企画の持ち込みお待ちしております。


西田: ryosukenishida[at]gmail.com([at]を@に変えて下さい)


どこにいくのかは僕らも分かりません。僕らには、「新しい研究者や書き手(とそれらの予備軍)の
社会的認知のきっかけをつくること」「あらゆる知のハブになること」という明確な2つのミッションが
あるだけです。


そのうえで、偶有性をうまく活用していくことにこそネットの可能性があるのではないでしょうか。


改めて、全ての皆様に厚く御礼申し上げます。


(西田)











西田亮介「「新しい公共」は可能か? ― 日本型コミュニティの現状とレバレッジポイントを探す ― 」 (司会・荻上チキ)のお知らせです。

社会学者芹沢一也さんと批評家荻上チキさんが主宰するシノドスでセミナーをさせていただくことになりました。

皆様のご参加お待ちしております。

---
50.西田亮介「「新しい公共」は可能か? ― 日本型コミュニティの現状とレバレッジポイントを探す ― 」 (司会・荻上チキ)

日時 & 場所 : 2010年4月3日(土)15時~17時 / シノドス(田園都市線・駒澤大学駅)

定員 & 費用 : 7人 / 7875円(税込)

セミナー概要:
民主党政権が「新しい公共」を掲げている。脱官僚、民間の活用、社会起業家やNPOの政治過程への参加促進といった各論が細切れに提出されてはいるものの、「新しい公共」の具体的なビジョンは見えてこない。もちろん、村落共同体から地方自治体に到るまで、公的領域とそれを支える日本型コミュニティのガバナンスが機能不全を起こしていることは了解可能である。しかし、現状を変えていく、すなわち「新しい公共」を創り出すためには、現状の公共と到達点について正しく理解しておく必要がある。本セミナーでは主に日本の社会貢献活動と地域社会論の視点から、「新しい公共」を問い直す。そのなかでも特に「新しい公共」の担い手として注目されている社会起業家やNPOの現状と登場の経緯、そして、その他のソーシャル・イノベーションのレバレッジポイントの所在について言及する。これらの問題圏は複合的であるので、適宜、地方自治体の現状やコミュニティ・ビジネス、限界集落の出口といった周辺のテーマについても触れることになる。

西田亮介
1983年京都生まれ。慶應義塾大学政策・メディア研究科助教。同博士課程在籍中。専門は地方自治体、企業、非営利組織等の連携による地域活性化の分析と実践。『現代用語の基礎知識2010』『中央公論』『思想地図vol.2』などに論文を寄稿。専門の地域活性化や非営利組織論からメディア論、教育論も扱う論客として各メディアで活躍する一方で、「.review」のプロジェクトでも注目を集めている。

Tip.Blog: http://web.sfc.keio.ac.jp/~ryosuke/tippingpoint/
project「.review」: http://dotreview.jp/

---
申し込みはこちらから。

http://synodos.jp/seminar_lecture/seminar_application

数日前に終わってしまったゼロ年代のことを思い出した。思い返せば、ゼロ年代は前半、後半でリスクと産業について結構雰囲気違ったな、という今更な話。

90年代は「失われた10年」とも呼ばれることもあるが、90年代後半には大きな閉塞感があった。それはリーマン・ショックから続く現在の閉塞感とも似ていると言えなくはない。若者のリスクテイク観の変化は、2006年前後にあったのではないかということを、拙稿「「起業不毛社会」からの脱出はなるか?」『中央公論』10月号に書いたのだった。

ゼロ年代前半、政治的には、2001年から2006年にかけて小泉政権が戦後第3位の長期政権として存在した。加えて経済的にはITベンチャーブームがあった。

ところが打って変わって、後半は再び閉塞的になった。2006年は堀江貴文、村上世彰逮捕があり、アメリカのITバブルは既に弾けていた(そして復調に向かっていた)が日本でもITバブル(の一般における好印象(?))は決定的に終了。そして、小泉政権もこの年まで。その後、ほんの一瞬大卒雇用状況の改善があった。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」ともいうが、先日からの社会起業家についての議論を見ていたら、当時のIT産業のような比較的レバレッジの高い(比較的習得が容易な技術で大きな合理化やイノベーションができる)部門が存在することが重要なのかもしれないと確信するに至った。

少し前のことだが、昨年末刊行された『週刊東洋経済』の30代特集の中で、若い世代の新しい働き方として社会起業家が大きく取り上げられた。ところが、その記事の中で成毛眞ら上の世代の企業家が、簡潔に言えば「社会起業家は、企業家として逃げの姿勢なのではないか」などと批判したことをきっかけに、twitterを中心に当の社会起業家らも含めて議論が盛り上がったのだった。

企業家サイドの批判は、起業はそれ自体が雇用の確保という意味も含めて、公共的であり、社会貢献を過剰に打ち出す必要はなく、事業に専念すべきというもの。

しかし、こうした社会起業家批判は単なる語感によるすれ違いの感が否めない。

先の拙稿で書いたこととも関係するが、社会起業家は、読んで字の如く、社会貢献を行う企業家、と捉えることもできるが、同時に地域活性化や介護、福祉、新しい社会貢献といった<社会>部門で事業を起こす企業家とも捉えられるということだ。加えて研究者の間では、利益の再配分を行うか/否かをひとつの基準にすることもある。

今やITは成熟産業化し、バイオも環境産業も既に高度な専門技術が必要で当時のITには該当しない(もちろん重要な部門であることに異論はない)。それに対して、地域活性化や介護、福祉、新しい社会貢献といった<社会>部門は、先の表現で言えば比較的レバレッジの高い産業に該当するかもしれない。

前述のように、社会起業家は、社会貢献を行う企業家、と捉えることもできるが、他方で、<社会>部門で事業を起こす企業家とも捉えられる。そうだとすれば、起業意欲が相対的に低いとされる日本人の中から生まれてきた企業家である彼らが、そのような部門に取り組むということであれば、それはそれで興味深い(というよりも、多いに期待したいということ)ことなのではないだろうか。


「第一回 神奈川の協働を推進する県民会議の議事録」が公開されています。

http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/02/0223/joureikentou/kenmin_1giji.html

一応匿名化されていますが、僕の発言もすぐに発見することができるでしょう。さて、国政レベルの会議はいろいろと見直しも始まっていますが、地方自治体の会議はこのままでいいのでしょうか? 

『中央公論』2009年10月号に寄稿しました。社会論として「起業」を扱っています。社会起業やNPOなどが属する、いわゆる「サード・セクター」での起業≒社会起業についても言及しています。

西田亮介「「起業不毛社会」からの脱却はなるか?」

10日から書店に並ぶはずです。
お手にとっていただけると幸いです。 


日曜日に慶應義塾大学日吉キャンパスで開かれた社会起業支援サミットin神奈川2009に行ってきた。

代表の挨拶の後、神奈川の社会起業家の関係者が15分ずつプレゼンしていく形で進行。

参加してたのは下記の団体。

オープンソースソフトウェア

アンガージュマンよこすか

川崎市民石けんプラント

湘南サドベリースクール

ベイウインド環境ヨコハマ推進協会

mama's field

アロハス株式会社

音伽舎

ネパリバザーロ

音力発電

ざっと見て、人の入りは200人くらい。大学生が6割くらい? フジテレビの収録やウェブ放送、ツイッターでの実況も行われていたようである。休日の午後にこれだけ人が入っている、社会起業系のイベントはちょっと記憶にない。

雰囲気としては、ゼロ年代前半までの第3次起業ブームのアッパーさを薄めて、と(特に環境と「他者」に対して)いいことやりたい、社会のことを変えたいみたいな要素をスパイスにした感じ。個人的には、第3次ベンチャーブームの頃のアニマルスピリッツ丸出しな感じのほうが馴染み深いかな。なんというか、最近流行りのエコ系のイベントとかにもありそうな、まったり、だけど、ちょっとアッパー(自己実現できますよ、みたいな)な感じと似ている。

最近思うのだけれど、エコや社会起業は、反貧困とはまた少し異なり、まるで「新しい、新しい社会運動」だ。ちなみに集まった団体は、神奈川の中ではかなり有名な団体ばかりで、僕にとっては目新しいものはなかった。

確かに、冒頭の挨拶にもあったように、何も知らない大学生(プロジェクトの関係者の多くが大学1、2年生の模様)でも、手っ取り早くできることのひとつは「場作り」だし、一般に「社会的企業」とよばれるNPOやボランタリー団体は、担い手に高齢者も多く、ITスキルが全体的に十分行き渡ってなかったりするので、確かにニーズもあるだろう。しかし、なんというか、当日の「明るく」「かっこよく」「メディア受けする感じ」(いや、そうした演出がある意味では(特にメディア対策として)とても大事である、ということは僕もこの辺のプロジェクトにいろいろ関わっているので良く分かるけれども)は、どうも社会起業やNPOやそれに関わっている人たちの現状や、そこから派生する「キツさ」のようなものを完璧に覆い隠してしまっていて、違和感があった。

なんだか、ちょっといろいろdisったみたいな形になっているけれど、休日の午後にこれだけの規模で人を集めて、社会起業家を告知するということは、とても意味のあることだということは間違いないだろう。そのうえで、もっとハードルをあげるとするならば、ソフト、コンテンツがちょっと弱い、といったところである。まだ、2回目のイベントだし、来年度以降のイベントに期待したい。

どうでもいいことだけれど、結構ウチ(SFC)の学生さんが関わっている模様。中間支援も大事だが、ぜひそこで刺激を受けて何か実際に、ソーシャル・イノベーションをやってほしい。確かに中間支援はかっこいいけれど、どう考えても中間支援よりも、喫緊の社会問題の数に対して、まだまだNPOや社会起業は数が足りていない(ただし、日本におけるソーシャル・イノベーションの担い手として、NPOやボランティア的なものが果たして本当に適しているのか、もしくは、コスト=ベネフィットを考えたときに適しているのか否かということは、検討の余地がある問題ではある。)。

さらにどうでもいいことだけれど、日吉にいったのはとても久しぶりだった。日吉は同じ慶應といっても、SFCとは雰囲気が違い過ぎ(でも、三田のほうが好きかな)w しかし、そんな日吉も、横浜市営地下鉄グリーンラインの開通や、チェーン店の増加などでちょっと町の雰囲気が変わっていた。

Powered by Movable Type 4.1

アイテム

  • DSC_0149.JPG
  • DSC_0128.JPG
  • 大震災後の社会学.jpg
  • DSC_0007.jpg
  • DSC_0006.jpg
  • IMG_3656.JPG
  • IMG_3635.jpg
  • IMG_3633.jpg
  • nagata-2.jpg
  • nagata-1.jpg

主なお仕事たち

2012年2月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29