堕落論

坂口安吾 著、新潮社

推薦者:池田幸司

 

経営者は組織にトラブルが生じたときにこそ力量が試される。

経営者はどんなトラブルにも動じてはいけないし、解決できると信じなくてはならない。

「人間は必ず堕落するもの、堕落して初めていきていくことの本質をつかめるのだ」

という安吾の強引で強力なメッセージは、トラブルの中で常に視点を切り替え、

物事を冷静に見つめ直す力を与えてくれる。人間は堕落するものだと認めることにこそ

魂を強靭にするヒントがあるとこの本に教えられた。

 

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