渡邉恒雄メディアと権力
魚住昭著、講談社文庫
推薦者:増田元長
あの「ナベツネ」氏の半生が赤裸々に描かれたノンフィクション。
野球のルールさえ知らなかったナベツネ氏が、いかに今の地位に昇りつめたのか克明に記されている。
読売一千万部のパワーを背景に、一政治記者でありながら一国の首相を動かすまでに政権内部まで入りこんだ
ドンの権力主義に満ち溢れた人生の記録そのもの。巻末に玉木氏と作者の対談あり。