| 17▼ | 使える? Word攻略法 | |
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さて、この講座ももうすぐおしまいです。私としては、(すべてではありませんが)みんなの困っている部分をほとんど解説できたのでは、と考えています。
私がこのようにWordを深くまで使おうとしたのには、いくらか理由があるようです。
私はもともと手書きでいろんなものを作ってきました。それは小学校のときの受験勉強ノートから始まり、デザインにもこだわって、B5の紙いっぱいに文字を詰めたりしていました。
中学校の時には、いわゆる「ノートメーカー」でもありました(試験勉強用のノートを作る人:たくさんの人にコピーされる)。下にサンプルを挙げるように、学年が上がるにつれデザインも密度も上がっていきました。
私がパソコンを利用しだしたのは中学の半ばくらいからでしょうか。ワープロソフトといえば Microsoft Works(プレインストール)か、Microsoft Word 97 でした。そのときはまだ身近な存在ではなく、このように普通の文書は手書きでふんばっていました。
パソコンを使いだすうちに、手書きでできてワープロでできないことが目立つようになりました。手書きならできる大胆なデザインも、手書きならできるちょこちょこっと隅に書き込むことも、ワープロではなかなかできなかったのです。
高校1年から定期試験用ノートは、本文をパソコンで出力して、そこに手書きで赤字を入れていく、という方法をとりました(高校1年古文参照)。英文などは手書きの曲がった筆記体で書くよりも、活字になっていた方が品質が向上するのではと考えたのです。ただ、細かく書いたり斜めに伸びたりする赤字は、手書きで書き加えることにしました。このような赤字をワープロで入れることは、できないわけでもないのですが非常に面倒くさいものです(いちいちテキストボックスを配置する、etc)。これらはワープロでやるよりも手書きで書いたほうが絶対に早いですし、出来もいいはずです。
手書きでできること、ワープロでできないこと。いくらワープロソフトが進化したところで、なくならないものもあると思います。
みなさんはワープロソフトを使うとき、デフォルトのつまらないデザインのままでも、「ワープロで作ったものだからいいや」と考えてはいませんか。ワープロで作ったくだらないレイアウトの文書よりも、手書きで作ったすばらしいデザインの文書の方が、何倍も勝ることがあるのです。
「ワープロで作ったからきれい」、そんなことは決してありません。そんな先入観があるとしたら、すぐに拭い去ってください。ワープロの中でもデザインを考えてみてください。不自然に英数字だけごついフォントになっている、そんなの認められません。
私はこれまで、手書きでできることを、なんとかワープロの中でもできないものかと、そこら中のオプションをいじくって実験してきました。そしていろんなことを発見しました。それが、今回この講座で発表した内容です。
文書をパソコン上で編集できるということは、大きな利点があります。訂正や追加もちょちょいとできてしまいます。整った形の文字で、何部でも刷ることができます。その文書をそのままあちこちのアプリケーションに渡せば、可能性は無限大に広がります。
最近、みんなの作る文書を見て、思うことがあります。Wordいやだいやだ言っていたくせに、いくらここで教えても、それを使わない。デフォルトのまま、何もいじらない。たぶん、“こだわり”がないんだと思うのです。
手書きにしても、ワープロ使うのしても、“こだわり”がなければ始まりません。
このページが、「こだわり」始めたみなさんの、ヒントとなりますように。