ネットは中立的であり続けられるか
「ネットは中立的であり続けられるか」がホットワイアードに掲載。
私の連載はこれが最終回。50カ月にわたって28回書いたことになる。いい機会をいただいた。江坂編集長に感謝。ホットワイアードの読者の皆さんにも感謝。
「ネットは中立的であり続けられるか」がホットワイアードに掲載。
私の連載はこれが最終回。50カ月にわたって28回書いたことになる。いい機会をいただいた。江坂編集長に感謝。ホットワイアードの読者の皆さんにも感謝。
Ruth Taplin and Masako Wakui, ed., Japanese Telecommunications: Market and Policy in Transition, London: Routledge, 2006.
第8章で「Ill-deined National Interest: The Difficult Role of the Japanese Negotiator in the Access Charge Negotiations with the United States」を担当。
もうダメになったとかと思ったらついに出版された。英語の本は初めてだ。和久井先生はじめ皆さんに感謝。校正も何もなかったので(英語の本はそんなものなのだろうか?)、はたしてまともな英語になっているのかが不安だ。読み返すのが怖い。
他の著者は、浅井澄子、依田高典、Jeffrey L. Funk、Ruth Taplin、鬼木甫、和久井理子、鈴木賢志の各氏。しかし、高いなあ……、15000円を超えるのではないだろうか。
【追記】
和久井先生からメールをいただきました。値段の件も、校正の件も、大変な努力をしてくださっていたのでした。大変申し訳ないです。校正については私の知らないところで編者と出版社の間で激しいやりとりがあったそうです(ということは私の拙い英語は大幅改善しているはずだとほっとしました)。別の先生が英語の単著を出したときにも相当なやりとりがあったと聞きました。簡単なことではないのですね。うかつなことを書いてしまいました。すみません(念のため言うと、和久井先生はとてもやさしい先生です)。
「政策の創造的エミュレーション」@Hotwired
「本当にユビキタスな情報社会へ向けて」
日経デジタルコアのネット時評に掲載。
「世界はフラットか、ギザギザか:都市と人の視点から日本のIT政策の見直しを」富士通総研『Economic Review』第10巻1号、2006年1月。
C&C振興財団編、上村圭介、原田泉、土屋大洋『インターネットにおける言語と文化受容』NTT出版、2005年、本体2800円+税、ISBN4-7571-0173-2
「世界情報社会サミットの余計な議論」@Hotwired
吉田倫子、土屋大洋「ネットワークにおける創発現象とSNS」『世界週報』2005年11月8日号、60〜61ページ。
ほとんど富士通総研の吉田さんが書いているけど紹介だけ。
「辺境の小国の技術戦略—ニュージーランドのクリエイティブ産業—」がホットワイアードに掲載。
「ギークが変える技術フロンティア」(ネット時評)掲載。
猪口孝・田中明彦・恒川恵市・薬師寺泰蔵・山内昌之編『国際政治事典』弘文堂、2005年。
少しだけ執筆。11月刊行予定。執筆者は総勢445人。執筆者が1冊ずつと全国の図書館が買えば1000部にはなる計算か。なるほど。
Hotwiredに「科学大競争の時代」掲載。
今日から2週間の海外出張だ。
HotWired Japanに「経済理論を飛び越える中国——ソフトウェア開発、マンガ・アニメ振興へ」掲載。
岩崎正洋、河井孝仁、田中幹也編『eデモクラシー・シリーズ第3巻 コミュニティ』日本経済評論社、2005年6月10日、本体2500円+税、ISBN4-8188-1741-4
東京大学大学院の野口さんとともに「第6章 アメリカ合衆国」を担当。 野口さんがメインで執筆。
庄司さんが書いている韓国の第8章もおもしろい。
「インターネットと安全保障」がホットワイアードに掲載。
関連して、RonfeldtとArquillaの新しい論説「ネットワーク、ネット闘争、未来への戦い」が、原田泉、山内康英編著『ネット社会の自由と安全保障』(NTT出版、2005年)に収録されているようだ。
クリエイティブ・コモンズ・ジャパン編、ローレンス・レッシグ+林紘一郎+椙山敬士+若槻絵美+上村圭介+土屋大洋『クリエイティブ・コモンズーデジタル時代の知的財産権』(NTT出版、2005年)
【帯の口上】情報やコンテンツがインターネットの普及によって爆発的な広がりを持つことが可能となった現在、「コピー=悪」のままでよいのか? デジタル時代のあらたな情報共有の形を、世に問う。
1年以上かかったけどようやく出せた。目玉は2003年12月のGLOCOMフォーラム2003でのレッシグの講演録。
「ブロードバンド・コンテンツのためにテレビのスポンサーを動かせ」が日経ネット時評に掲載。
「またそんなこと言っちゃっていいの?」と言われましたが、やっぱり変かなあ。ライブドアの一件を見ていても、(この一件がいいかどうかは別として)テレビ局はあんまりネットのほうを見てないんだろうなあと思う。テレビは視聴者のものではないのですよ、たぶん。
前にも書いた『テレコム・メルトダウン』が完成。週明けに開かれる日本経済新聞社の世界情報通信サミットでも即売される予定。著者の一人のエリ・ノーム教授(コロンビア大学)が基調講演をする。
ついでにレッシグ教授つながりで、来月には、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン編『クリエイティブ・コモンズ』も出る予定。レッシグ教授の講演録を収録。
インターネットの政治学序論@ホットワイアード・ジャパン
こんな大げさなことを言っていいのか若干不安だが……。
といっても翻訳。それも1人ではなく4人でやった。しかし、原文があまりにも難解なためにとても大変だった(原文はFT.comに掲載されたコラム)。出版社の皆様にも大変ご迷惑をおかけした。昨晩は午後9時半から11時半まで出版社の編集部で最後の作業をさせてもらった(その後、別の論文で徹夜)。もう翻訳はやるまい。『スマートモブズ』で懲りたはずだったのだが(1章しかやってないけど)、今回はローレンス・レッシグ教授からの提案だったので引き受けざるを得なかった。来月の日経新聞社の世界情報通信サミットまでには必ず出る。何といっても著者の一人のエリ・ノーム教授が来日(たぶんエリ・ノームの著作の翻訳としては初めてではないだろうか)。情報通信政策のサブリーダーとして最適。乞うご期待。
エリ・ノーム、ローレンス・レッシグ、トーマス・ヘイズレット、リチャード・エプスタイン(公文俊平監修、土屋大洋、砂田薫、霜島朗子、小島安紀子訳)『テレコム・メルトダウン―アメリカの情報通信政策は失敗だったのか―』NTT出版、近刊。
「インターネットは政治参加につながらない?」Hotwired Japan
連載リニューアル。締切だいぶ遅れて迷惑をおかけしました。すみませんでした、編集長。
NIKKEI NETのネット時評「読まれる電子メール――米国の判決が示したプライバシー問題」掲載。
これもだいぶ前に書いたので忘れていた。これをドラフト段階で読んだある先生は「アメリカの裁判官というのはあほだなあ」とおっしゃっていた。まあ、どうなんだろう。法律論議は難しい。
読売新聞の昨日(10月19日)付け夕刊4面にインタビューを掲載していただいた。本人が書くよりうまくまとまっている(松本さん、ありがとうございます)。実は始めたばかりなのだが、GREEの話を紹介している。もうひとつのキーワードは創発。これがどう結びつくのか興味がある。ブルース・スプリングスティーンが始めた「Vote for Change」もとても気になる。来月アメリカ出張がありそうだが、ライブも見てみたいなあ。今のところうまく日程が重ならない。ブルース・スプリングスティーンはかつて「Born in the U.S.A.」を歌っていたころにレーガン政権がキャンペーンに使おうという話があったらしくて(うろ覚えなので正確ではないかも)、共和党寄りなのかと思っていたら、今回ははっきりと反ブッシュだ。
上記のインタビューはウェブにはないが(たぶん)、モニ太のデジタル辞典「ソーシャルネットワーキング」はとてもかわいい。
C&C振興財団監修、原田泉、土屋大洋編著『デジタル・ツナガリ—拡大するネットコミュニティの光と影—』NTT出版、2004年。
上村さんのパソコン通信がなぜ死んだかという話や、渡会さんの2ちゃんねる論、小泉さんの情報倫理、野口さんの途上国とインターネット・コミュニティ、遊間さんのアクセシビリティなど、やや堅めだけどそれぞれおもしろいテーマを扱っているはず。
けっこう時間がかかった。ドラフトができてから7カ月。植草さん、ありがとう。
Web智場に「韓国のIT政策の転換」掲載。これも8月の韓国取材がベース。いつの間にか8-3-9戦略というのができていた。
HotWired Japanに「飛び交う個人情報――韓国における住民登録番号の功罪」掲載。富士通総研の瀧口さんと一緒に行った8月の韓国取材がベース。
9月15日に個人情報研究会でも報告した。結局、日本の個人情報保護政策に韓国の事例はあまり参考にならない。