『ネット・ポリティックス―9・11以降の世界の情報戦略―』 土屋大洋
『ネット・ポリティックス―9・11以降の世界の情報戦略―』
岩波書店
2003年6月10日
本体2400円+税
ISBN4-00-001797-7

目次

はじめに:市民への危機

第1部見えない戦争:インテリジェンス・コミュニティとインターネット・コミュニティ
第1章新しい帝国主義と情報戦略
第2章規制を強めるアメリカ
第3章国家が情報を管理する時
第4章噴出するプライバシー問題
第5章通信傍受のできる携帯電話!?
第6章暗号政策のゆくえ
第7章暗号戦争の一〇年

第2部インターネット・コミュニティの戦い
第1章サイバー・ワシントニアンの台頭
第2章変わりつつあるインターネット
第3章インターネットと政治献金
第4章バイオとインターネット・コミュニティ

第3部ブロードバンドの政治学
第1章遅れているアメリカのブロードバンド
第2章中国の国家戦略としての情報化
第3章韓国のデジタル福祉社会
第4章ギネスの国アイルランドのブロードバンド事情
第5章無線ブロードバンドをめぐる攻防

第4部インターネット・ガバナンスの危機
第1章インターネット・ガバナンスの可能性
第2章壊れてしまったガバナンス・システム
第3章新しいガバナンスの時代のリーダーとは
第4章ピアリングの政治学
第5章革命と反革命インカンベントの力を超えられるか
第6章ネット・ポリティックスの地平