研究成果は製品として、国際学会発表、国際論文発表、本・雑誌の出版などさまざまある。
多くの研究成果を実際の製品として社会に出してきている。
例えば、任天堂のポケットカメラ(三菱電機人工網膜カメラ)、
Jフォーンのカメラ、インターネットマンション端末(コミュニティーweb)、
触覚マウス(富士ゼロックス)、認証マウス(富士ゼロックス)、VoIP phone(JVC)
電子ペーパー(富士ゼロックス)、ドライバーウエア・アプリケーション(SciencePark)、
ジェスチャー認識(NSW)、発電床(JR東日本)、温度差発電、横波スピーカー。
詳しくは、http://www.neuro.sfc.keio.ac.jp/ のproductsを参照せよ。
研究成果の出版物に関しては、
http://www.neuro.sfc.keio.ac.jp/publications/books.html
(専門書の英語・日本語出版)
http://www.neuro.sfc.keio.ac.jp/publications/articles.html
(論文)を参照。
具体的なプロジェクトには、
[機械学習およびニューラルコンピューティング研究プロジェクト]
多くの研究成果を生み出している。特徴抽出イメージ処理、味覚・臭覚・おいしさ
測定器の研究。scikit-learnやopencvなどを使った機械学習、予測、モデル化、
特徴抽出などの研究および応用。3Dモーションの認識、big data, 組み合わせ
最適化手法などの研究および応用。
[インターネットガジェット研究プロジェクト]
インターネットガジェット(IoT)を製作するための情報は次のサイトに置いてある。
電子おもちゃ研究プロジェクトではヒット商品研究・開発に向けて、もの作り
を中心に活動・展開している。中心になる技術はハードウエアでは
マイクロコントローラ・FPGA・センサーを中心に、またソフトウエアではオープン
ソース開発ツールを使って短期間で開発・研究できる技術習得を 目的としている。
現在、Bluetooth, Xbee, Wifi, 3G, LTE,I2C,uIP,USB,microSDガジェットをオープ
ンソースプロトコールを用いて開発。
超低コストインターネットガジェット設計(オーム社2008年)
インターネットガジェット入門(近代科学社 2010年)
武藤博士の発明の極意: いかにしてアイデアを形にするか (近代科学社 2013年)
[セキュリティ研究プロジェクト]
国内で活躍するだけでなく、ODAを通して途上国へ技術提供している。
(現在:ジョルダン、ベトナム、フィリピン、タイ、スリランカ)。
セキュリティ共同研究としてtripwire, signacert, intellisync,
sciencePark, i-cynap, symantec, trendmicroなどの企業と共同研究している。
セキュリティマネージメント、マルウエア対策、すかし技術など。
iPhone/iPod touch ハッキング。
[アライアンス数理モデルプロジェクト]
アライアンス数理モデルの応用研究。
[LPWANプロジェクト]
sigfoxなどのLPWAN(low power wide area network)を使ったIoT技術
の研究
[ロボットプロジェクト]
社会に役立つロボット研究
[電力線搬送研究プロジェクト]
守谷商会・ネッツエスアイ東洋と200Mbpsの電力線搬送の応用・評価研究を行
っている。
[ドライバウエア研究プロジェクト]
ScienceParkやDeviceDriversとデバイスドライバーの共同研究している。
ドライバーウエアはサイエンスパーク社と共同研究。
[GPS・LPS研究プロジェクト]
JR東日本とGISの共同研究している。鉄道GPSなどで実験中。
[横波スピーカープロジェクト]
騒音の中で聞こえやすい、
反射音が小さい、
音同士が干渉しにくい、
音減衰が小さい、
消費電力が小さい。
[Energy Harvestプロジェクト]
鉄道で使える技術、power harvesting devices,発電床(JR東日本)、
温度差発電、GPS、横波スピーカ(JR東日本)、
人体通信(カイザーテクノロジー)を共同研究している。
eleki-jackマガジン2008年2月号の温度差発電を発表。
http://www.youtube.com/watch?v=Rt1BcxJRfmE
[インストラクショナルデザイン研究プロジェクト]
e-learningで重要なインストラクショナルデザインに関して研究・開発を行っている。
ODAでも重要な役割を果たしていく。
[ベンチャーインキュベーション]
ベンチャー企業のインキュベーションや企業家の支援。
[AIイノベーション・ラボ]
AI技術の進展・普及を見据えたイノベーションを想定しつつ、以下3つの目的に基づく実証的な研究活動および支援活動を行う。
[リハビリとディスレクシア支援プロジェクト]
その他、研究プロジェクトの中には学生独自のプロジェクトや学生ベンチャー企業が多く存在する。
本研究プロジェクトの特徴は、大企業をはじめ多くのベンチャー企業技術者・経営
幹部が本研究プロジェクトを支援しながら共同研究し、着々と研究成果を出し新産
業創出に貢献している。