はじめに
1996年8月16日に、Mannheimの南西に位置する、Schwetzingenに行ってきました。このSchwetzingenへは、その前日の15日にやはりGoetheのExkrusionがあったのですが、案内する人が都合がつかないとのことで、なんと10人だけで締め切られてしまいました。15番目当たりに名前を書いていた私は行かれないことになってしまいました。そこで、悔しいので次の日に日本人の友達といっしょに行ってきました。
Schwetzingenは、お城で有名な街です。お城というよりはその庭園なのですが。
位置
これがそのお城を庭園側から撮ったものです。中央の通路をぬけて、庭園側に入ってきます。この庭園の入場料は、大人3.5マルクです(だいたい1マルク75円ぐらい、1996年12月現在)。お城の中も見学するには別料金がかかります。確か、お城と庭園で大人7マルクだったと思います。
この城および庭園は、プファルツ(Pfalz)およびバイエルン(Bayern)の選帝候だったCarl Theodorによって、1748年から1785年の間に建設されました。(なんかSpyerに比べてやけに説明がスムーズだぞ、手元にパンフレットがあるんです。でもドイツ語ですが。)
次の写真は、庭園の中央部にある噴水のわきから城側を撮ったものです。この庭園は、フランス式庭園です。(そのうちスキャナーが手に入ったら平面図も載せようと思いますが。)
これが、一番奥の池の手前から城を見た写真です。城から、奥の池までヴィスタが通っています。
その池に向かって右手に歩いていくと高木の多い森に入っていきます。下の池の周辺だけに関しては、風景式庭園といった感じです。
これが一番奥の池です。ハクチョウやカモがたくさんいて、子供やお年寄りが餌をやったりしていました。のんびりした雰囲気で、いい感じでした。
あちこちにヴィスタが通されているのですが、これのそのうちの一つです。奥に見えるのは、当時使われたプールです。
この写真が庭園の最後ですが、太鼓橋のようなものです。どういう意味があるのかはわかりません。
こうしてみるとあまりデジタルカメラで撮っていなかったのがわかりました。庭園には他にも、巨大なパーゴラや花壇、イスラム教のモスクのミニチュア、ドイツの城の廃虚のミニチュアなど、様々な仕掛けがあったのですが、紹介できなくて残念です。
スライドには撮ってあるので、スキャナーかフィルムスキャナーが手に入ったら充実させようと思います。
城の門からでたところから、反対側を撮ったものです。正面にのびている通りがもっとも大きな通りです。ここから50mぐらい行ったところにバスの停留所があります。また、この通り沿いにいくつか喫茶店(というか飲み屋ですが)もあります。
いま、真冬のドイツにいるとなんか信じられませんが、この日は結構暑かったんです。暑い中を半日歩き回って庭園を出たときには、いっしょに行ったみんなが考えていたことはただ一つ。お城からちょっと離れた静かな喫茶店兼飲み屋(ドイツ語でいうKneipeです)でいっぱいやりました。それにしても、地球の歩き方にも載っていない街なのに、この店のマスターは日本語の挨拶を知っていました。彼の話では、日本人は結構来るそうです。