情報処理2z(Java version)
課題8:オリジナルゲームへの準備

基本課題
  1. 効果音を入れてみよう
応用課題
  1. グラフィックを入れてみよう

  2. 円滑な描画のために、すべての画像ファイルをゲームが始まる前にロードしてしまおう


soundデータファイルのダウンロードはこちら


参考資料




今週の課題の提出先は、

To: report
cc: 自分のログイン名
Subject: 2z8

です。
画像や音声ファイルは添付せず、
プログラムのみをメールに張り付けて送ってください。

Subjectを間違えないよう注意しましょう。


おまけ。
〜 ゲーム作りにおける音声ファイル 〜



 このページでは、ゲーム作りにおける「音声ファイルの種類と作成方法」について説明します。


◆ まずはじめに

  ゲームにおける音声として「効果音」「BGM」の二つが挙げられますが、このページでは BGM自体の作成方法については触れません。 BGM=曲を作るためにはある程度の知識(コード理論など)と機材が必要不可欠ですので、かねてから自分で曲を作っている方以外は 下手に手を出さない方が賢明です。曲を作っている友達に作ってもらうか、著作権に引っかからない曲(主にクラシック)を自分で入手しましょう。最近の楽曲をそのまま使うと大抵著作権に引っかかりますので注意して下さい。


◆ 音声ファイルの種類について

 まずは、代表的な各種音声ファイルの種類とその特徴について表にまとめましたのでご覧ください。

  .auファイル .wavファイル .midファイル
特徴 java上での標準フォーマット Windows上での標準フォーマット DTMにおける普遍的なフォーマット
JDK1.02で使用できるか ○(モノラルのみ) × ×
JDK1.2以降
データの重さ やや重い 重い 非常に軽い
主な作成方法 wavからファイル変換 サウンドレコーダーなどから生成 主に専用の機器で作成
備考 全てのjava上で扱える Windows上で扱いやすい 実際に演奏するのはマシンなので
音質がマシンに依存する

 表を見てわかる通り、JDK1.02では.auファイル以外は使用できません。注意して下さい。
 JDK1.2以降を使用しているなら、基本的に.wavファイルがオススメです。Windowsの標準フォーマットですので、マイクがついているラップトップなら、標準で入っているサウンドレコーダーにて録音が可能です。使い方も難しくありませんので、すぐ使えるはずです。
 .midファイルは非常にデータが軽くなるのが特徴です。ただし、マシン自体が演奏することになりますので、あらかじめ用意された音以外は基本的に使えません。また、作成方法もある程度の専門知識が必要ですのでオススメはしません。扱える方のみ使用して下さい。


◆ 音声ファイルの生成、変換

 始めに、最も馴染み深い.wavファイルの生成方法について説明します。jdk1.02を使用されている方も、.wavファイルから.auファイルに変換しますのでよく読んでおいて下さい。

 音声を作成する最も手っ取り早い手段は「サウンドレコーダーで録音」です。使い方もすぐに分かると思います。これで身近な音を色々拾ってみましょう。
 また、「効果音素材サイト」も幾つかありますので、検索エンジンで探してみるのも手です。ただし、フリーで使える効果音素材サイトは意外と少なく、希望の効果音があるとは限りませんのでご注意を。
 もちろん、効果音を自分で作ることもできます。作成ソフトはいろいろありますが、ここでは「SWave」というフリーウェアをお勧めします。→ ホームページ:さくらやまスクエア(http://homepage1.nifty.com/sakurayama/)   自分の希望通りの効果音を作るのは難しいですが、「ゲームらしい」音は簡単に作れるはずです。

 さて、苦労して作成した(手に入れた)効果音ですが、JDK1.0.2を使用している方はそのままでは使えません。auファイルに変換する必要があります。変換ツールは「GoldWave」を推奨します。→http://www.goldwave.com   このソフトはシェアウェアですが、いくつかの機能はお金を払わなくても使えます。

 「GoldWave」を使ったwavファイル→auファイルへの変換手順は次の通りです。

1.[file]→[open]でファイルを開く
2.[file]→[save as]で同様に保存を指定
3.ファイル形式を以下のように指定(囲った部分に注目)



 これでauファイルへの変換は終了です。