「先行者」

私の好きなゲームは今話題の中国製最新鋭ロボットを題材としたゲーム「先行者」で
ある。

このゲームを説明する前に先行者とは何者かということを説明しておかなければなら
ない。「先行者」、それは日本の本田技研が作り出したASIMO、ソニーが作り出した
SDR-3Xといった最新鋭のロボットに対抗すべく、中華人民共和国が長砂国防科学技術
大学で開発した中国最先端技術の結晶ともいうべきロボットである。高さ1.4メー
トル 重さ20キロ、頭部、目、首、胴体、腕、足、人間と同様のパーツを持ち、さ
らに基本的な言語能力まで備えていると言う。また、股間にはキャノン砲らしきもの
を搭載している。この先行者というゲームはその「先行者」を操って、敵である
ASIMOやAIBOなどを破壊するというゲームである。このゲームの面白いところといえ
ばやはり「先行者」の動きである。「先行者」は「中華チョップ」、「中華キャノ
ン」、「ガトリング」、「ドリルパンチ」といった特徴的な動きをする攻撃方法を
もっている。その中でも特に「中華キャノン」を発射するときの腰を振る動作は面白
い、というか滑稽である。それだけではない「先行者」は「ファンネル」なるものを
もっている。普通ファンネルというと「ガンダム」に出てくるようなかっこいいもの
を想像するだろう。だが、しかし「先行者」の持つ「中華ファンネル」は違った。な
んとただの風船みたいな?ものなのである。しかもまったく役に立たない。いったい
何のためについているんだろうと疑問に思う。このゲームのすごさはJavaのAppletを
使っているにもかかわらず、あれだけの重い音声や画像を使いながらも動作が軽快で
あるということである。さらにはネットランキングもあり高得点者を発表し偏差値な
ども動的に変わっていくのである。なんと、すごい技術力なのだろうか。自分の作っ
たミニプロとは大違いである。いかに「先行者」というゲームがおもしろいかという
ことを証明するデータを紹介したい。そこには驚くべきデータがあった。ネットラン
キング1位の人のプレイ時間だ。なんと9万秒つまり約25時間もそのゲームをやりつ
づけているのだ。それだけ「先行者」は人をのめりこませることができるのだ。いっ
たいこの人は何をしているのだろうか。