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2012.02.06 Mon

humid magnum

ペットボトル加湿器の改造。
ペットボトル式の加湿器というやつは、安価かつコンパクトで、いい加減に置いておくにはちょうどいい代物ではある。しかしながら、たいていの製品は500mLのペットボトルしか装着できないため、すぐに水が切れるのが少し残念である。
筆者が使っているのはCCPのKX-205Pという製品で、恐らく現在は販売していないと思うが、5,6年前に2000円ほどで購入した気がする。

ちなみに、CCPの家電は安い割に造りが良くて、性能もそこそこ満足できるものが多いので、研究室などに投げ置くのに重宝している。


KX-205Pも例に漏れず500mLボトル用で、おおよそ2,3時間で水が切れるため、シーズン中は日に2,3回給水することを余儀なくされる。
では大型のペットボトルを使えばいいじゃない、と思うのだが、

20060917-j6.jpg
上の図のように、KX-205Pはペットボトルの上部を製品にはめ込む構造のため、一般的な形状の500mLのペットボトルしか適用できないという制限がある(1.5Lなどのボトルははまらない)。
また、ボトルのキャップを付属のものに付け替える必要があり、これも500mLのものにしか装着できない。


そこで今回、KX-205Pによる長時間連続加湿を可能にするために、専用の大容量ペットボトルを製作することになった。

要件として、ボトル上部の製品との接合部は500mL型のサイズにしなければならないため、500mLボトルの底部を拡張して容量を増すという手法をとった。


材料
ペットボトル飲料 500mL - 100yen
ペットボトル飲料 1500mL - 180yen
ペットボトル用瞬間接着剤 - 100yen
エポキシ接着剤(2液混合タイプ) - 100yen
カッターナイフ

ペットボトルは裁断するので、できるだけ凹凸の少ない形状のものが加工しやすい。今回は、三ツ矢サイダー・オールゼロ500mLと、セブンアップ・クリアドライ1.5Lのボトルを使用した。

接着剤はダイソーで販売している100円のもので十分活用できる。


工作
イメージとしては、500mLボトルの底部と1.5Lボトルの上部を切り取って2つの接着して、太くて長いペットボトルを作る。

まず2つのペットボトルを裁断する。
はじめに500mLボトルの底部を切り取り、その径に合わせて1.5Lボトルにペンで印を描くなどしてから1.5Lボトルを切ると良い。
出来るだけ容量を増やすためには、切り取る部分は少ない方が良い。
裁断する際には、カッターナイフを突き刺したあとに、ペットボトルの方を回しながら切り裂いていくと良い。

次に、ペットボトル用接着剤で2つのボトルを接合する。
裁断が上手く行えていれば静置しておくだけで接着できるが、径があっていないと接着剤が固まる前にずれてしまう。
その場合は、ボトル同士をテープなどで仮どめして、紐などでぶら下げた状態で接着すると良い。
この接着作業は重要で、ボトルが垂直になるようにまっすぐ接着しなければ、給水して使用した際に歪みが生じて、ボトルが劣化しやすくなることが考えられる。

今回は、ペットボトル用接着剤だけでは水漏れの心配が感じられたため、その上から更にエポキシ接着剤を厚塗りして固めた。
速乾性のものでも、厚塗りした場合は硬化まで時間を要するので、まる1日くらいは乾燥させた方が良い。

完成品を下記に示す。

RIMG1203.JPG

RIMG1204.JPG

RIMG1205.JPG
ボトルに反射している人物が筆者である!


この改造型KX-205Pは、Humid Magnum(ヒューミッド・マグナム)と名付けた。


結果として、ボトル容量は約4倍になり、加湿器の連続稼働時間も約4倍となった。1日に1回の給水で済むため、作業効率が向上した。

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