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2009.05.15

HGST specifications

HGST製HDDの型番による違いについて、前々からよく分かっていなかったのでちゃんと調べてみた。
キーワーズ
HGST Hitachi 日立 HDD ハードディスク Ultrastar Deskstar 7K A7K E7K P7K 比較 違い


というわけで、今回調べた製品は以下の通り。
Deskstar P7K500
Deskstar 7K1000.B
Deskstar E7K1000
Ultrastar A7K1000
現行で流通しているこれらのシリーズの500GBモデルについてスペックを比較してみた。
各モデルのスペック表から性能比較に役立ちそうな項目を抜粋したものが下記の表である。参考に平均価格も示してある。
?はスペック表に記載がなかったことを表している。

Specifcations 仕様 P7K500 7K1000.B E7K1000 A7K1000
Data heads ヘッド数 4 ? ? 6
Seek time(ms) 平均シーク時間 ? ? 8.5 8.2
Load/Unload ロードアンロード回数 50,000 300,000 300,000 50,000
Data disks ディスク枚数 2 ? ? 3
Rotational speed(rpm) ディスク回転数 7200 7200 7200 7200
Max. areal density(Gbits/inch^2) 面記録密度 185 244 244 148
Media transfer rate(Mbits/s) データ転送速度 1138 1406 1406 1070
Data buffer(MB) データバッファ容量 16 16 32 32
Idle Acoustics(bels) 騒音 2.6 2.4 2.4 2.9
Idle Power(W) 消費電力 4.8 4.4 4.4 7.3
MTBF(hrs) 平均故障間隔 ? ? 1,200,000 1,200,000
Price(yen) 平均価格 6,787 7,584 9,770 12,393

とってもおおまかに言えば、7K及びP7Kシリーズはパーソナルユース向けで、E7K及びA7Kシリーズはエンタープライズかサーバ向けとなるようだ。
例えば、E7K,A7Kシリーズのスペック表にはちゃんとMTBF値が書かれているし、E7Kのデータシートには品質についてのデータが明記されていたりする。ちなみにMTBFが120万時間となっているので、一応は半永久的(100年以上)に故障しないということになる(まあそんなわけないが)。
ただし、ロードアンロード回数を見ると、A7Kは5万回とあまり多くない。
(ロードアンロード回数とは、磁気ヘッドが磁気ディスク表面から退避場所に退避し、その後再び磁気ディスク表面に戻った回数の合計で、スペック表ではそのHDDの限界値を示している。S.M.R.T.で計測できる。)
その他の違いとしては、各々のシリーズでバッファ容量と転送速度が違う。
A7Kの転送速度は、他のシリーズに比べて圧倒的に遅い。遅いが故に壊れにくいのか。しかしほとんど同じスペックのE7Kは普通に速い。
結論としては、
スピードと信頼性をともに考慮するなら、現在はE7Kシリーズを買うのが良いといえる。