« | »

2011.03.28

light for blackouts

停電の夜でも安心、1000円で作る超高輝度LED常夜灯


概要
12VでLED照明ユニットという部品を発光させる。
ハンダ付けなど細かい作業が一切不要で、小学生でも作成できる。
必要な部品
ブレッドボード EIC−301(150円、1個)
ハンダ付け不要で、部品を直接差し込んで電子回路を作成できる基板。実際の実装面積はボード上の半分も使わないが、この大きさのボードが一番安い。
新品のブレッドボードは差し込みが固いことがあるが、無理矢理部品を差し込もうとするとピンが折れるので、差し込む方向を調整しつつ丁寧に扱う。
ブレッドボード・ジャンパーワイヤ EIC-J-S(250円、1個)
ブレッドボード用の配線セット。ブレッドボード工作をよくする人は、0.65mmの単芯線(ビニル電線のIV線)をどさっと買っておいて、必要なだけ切って使うのだが、とりあえず初めてこの回路だけ作るのなら、配線セットを買う方が工具も不要で分かりやすいと思う。
SANYO単3アルカリ乾電池LR6(4本入)(120円、2個)
電池も安い秋月。ノーブランドの4本60円の単三電池もあるが、寿命や信頼性を考慮して、あえて高い方のサンヨー製電池を選んだ。
単三電池は1本が1.5Vなので、この回路に必要な12Vの電源を作るためには8本必要。よって最低2パック買う。
電池ボックス 単3×8本用(Bスナ・プラスチックタイプ)(100円、1個)
電池を8本直列に繋ぐためのボックス。回路に配線するためにバッテリースナップという部品が必要なので一緒に買う。
バッテリースナップ(電池スナップ)プラスチック製(20円、1個)
電池ボックスから回路に配線するための部品。10円のものより造りがしっかりしているので耐久性がある(電池ボックスから抜き差しを繰り返しても壊れにくい)。また、線がけっこう固いので、ブレッドボードに直接差すことができる。本来はジャンパー線や単芯線とハンダ付けした方が良い。
白色LEDユニット 34.5ルーメン OSMW02C04GS(300円、1個)
主役の光源。非情に高輝度なので、光を直視しないように注意。
300円という安価にもかかわらず、整流器や抵抗器を内蔵しており、AC電源もDC電源も両方使え、極性(+−)もなく、更に別途抵抗もいらない、つまり電池の12Vをただ繋げば光るという素晴らしい部品(通常、LEDを電池で発光させる場合は、抵抗器を使って電流を調整しないと壊れることがある)。
もちろん明るさ申し分なく、大型の超高輝度白色LEDを採用している(眩しくて直視できないくらいの明るさ、データシートには眼が焼けるから直視するなと書いてある)。しかもそのLEDを4つ搭載しているので照らす範囲も広い。
おおよそ、この照明ユニット1つで5畳程度部屋が完全に闇の状態から全体が薄暗く見える程度に明るくなる。
点灯させるとほんのり暖かくなるが、それ以上に発熱しない。さすがの発光効率。
以上で、合計1,060円。60円足が出ましたが勘弁して下さい。
あと、秋月のインターネット通販だと送料が1箱500円、代引き手数料が300円で合計800円かかるので、通販の場合は1,860円。
千円の物を買うのに800円も手数料をかけるのはなんだかなぁという人は、何セットか買ったり、電池の予備を買っても良いと思う。
または、照明ユニットを複数購入して、回路に並列に繋いで明るさをアップしても良い。
当方では、電池8本の12Vに照明ユニットを2つ繋げている。
回路図
左が基本バージョン。複雑に見えるが、ほとんどは照明ユニットにあらかじめ組み込まれている部分の回路で、実際の部品は電源と照明ユニットの2つだけ。
右は照明ユニットを2つ並列に接続したバージョン。相当明るい。
超高輝度LED常夜灯
作ったもの
超高輝度LED常夜灯
うちで作ったのは照明ユニット2個バージョン。
差し方は色々あるが、とりあえずの一例。
短いジャンパー線が4つ必要。写真では赤い線が+極、黒い線がー極。下の方の長い赤黒線は電池ボックスから延びているもの。
赤丸の穴に照明ユニットのピンを差す。極性はないのでどちら向きでも良い。
上述の電池の場合、丸5日間(120時間)程度は同じ明るさで点灯する。
6日目くらいから発光が弱くなるが、まだ1週間以上点灯する。
参考
電子回路記号
電子回路の直列と並列