SFC 清水唯一朗研究室

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清水唯一朗に関する情報、ゼミに関する情報などをご紹介してます。

2009年1月1日  未分類

新年のごあいさつ(1月1日)

 いつも当ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
 本年も研究に、教育にがんばって参りますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
                              2009年1月1日 清水唯一朗
清水研究室の2008年
 1月  「国策グラフ『写真週報』の沿革と概要」刊行(玉井清編『戦時日本の国民意識』所収)。
 4月  ゼミ第2期(日本政治外交研究ベーシック、アドバンスト)開講。
     「著書解説『政党と官僚の近代』」刊行(『SFC FORUM NEWS』No.84)。
 5月  講義「総合政策学の創造」において政策コーカスを実施。
     学会報告「政党再編期における衆議院議員総選挙」(日本選挙学会)。
 6月  書評「副田義也『内務省の社会史』」公刊(『日本歴史』721号)。
 8月  「次世代人材育成・研修会」(吉野作造記念館)に講師・コーディネーターとして参加。
 9月  ゼミ合宿@潮来。
     東京大学菅原ゼミとの第2回インゼミを実施。
     ゼミ1期生の成果を『日本政治外交研究』1号として刊行。
     慶應義塾大学ウインドアンサンブルOB吹奏楽団第6回定期演奏会にて演奏。
 10月 「近代日本官僚制における郷党の形成と展開」刊行(『長野県近代民衆史の諸問題』)。
 12月 講演「オーラル・ヒストリーの可能性」(立命館大学大学院「地域共創セミナー」)。    
     「政治指導の制度化」刊行(『慶應の政治学 日本政治』所収)。
 身長 5mm成長。
 体重 2kg成長。今年もすこやかに。
 

2008年12月27日  未分類

著書―『慶應の政治学 日本政治』

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 慶應義塾大学法学部編『慶應の政治学 日本政治』(慶應義塾大学出版会、2008年)
 慶應義塾創立150周年記念出版として、法学部出身の研究者による論文集が刊行されました。
 この中に「政治指導の制度化―その歴史的形成と展開―」と題した論文を寄稿させていただきました。日本政治の巻には、他に市川太一、上野利三、小川原正道、笠原英彦、佐々木信夫、田中直樹、玉井清、中村勝範、増山幹高の諸先生が書かれています。
 拙稿ですが、以前から、近代日本における政治指導がどのように形作られ、運用されていったのかを長いスパンで考えてみたいという気持ちがあり、明治二(一八六九)年の太政官制から昭和七(一九三二)年の政党内閣期終焉まで、六〇年あまりの展開を追いました。目次は以下のとおりです。
  はじめに
  一 統治構造の創設と政治指導の制度化―一八六九~九八
   1 太政官期における政治指導の問題点
   2 統治構造の創設と政治指導の制度化―内閣職権と各省官制
   3 明治憲法施行と議会開設による制度化の変容
  二 政党内閣の登場と変容する制度化―一八九八~一九二四
   1 政党内閣の創出と政党主体による政治指導の模索
   2 桂園時代という安定の中の変化
   3 原内閣と政党政治下の政治指導
  三 政党内閣の定着と制度化の解釈運用―一九二四~三一
   1 加藤高明内閣における政治指導の構築
   2 田中内閣における政治指導の再編
   3 浜口・第二次若槻内閣における政治指導の相克
  おわりに
 これに続いて、現在、政党内閣期の政治と行政の関係を俯瞰する原稿を書いていますが(今日、仮脱稿しました)、長いスパンで捉えなおすことで、新たな理解が見えてきたように感じています。
 新しい年には、どんな見通しが見えてくるのか、楽しみです。
 

2008年12月25日  未分類

頂き物―Akita, George, Evaluating Evidence

%E3%82%A2%E3%82%AD%E3%82%BF%E5%85%88%E7%94%9F.jpg Akita, George, Evaluating Evidence : A Positivist Approach to Reading Sources on Modern Japan, Univ of Hawaii Pr, 2008
 著者のジョージ・アキタ先生から頂きました。アキタ先生には、8年ほど前から折に触れて激励を頂き続けてきました。一次史料に基づいた研究の嚆矢として評価される『明治立憲政と伊藤博文』から37年。史料読解に丹念に取り組み続けてこられたアキタ先生の、メッセージのこもった一冊が出ると聞いて、楽しみにしていました。
 以下、目次。
 Preface
 Acknowledgments
 Introduction
 Japan’s Postwar Positivists The IHKM and YAKM Projects
 Reading Primary Documents Letters, Ikensho, Nikki, and Memoirs-the Pitfalls
 Hara Kei Nikki and Eiin Hara Kei Nikki Compared Typos and Other Problems
 Now That We Have These Primary Sources
 John W. Dower and Herbert P. Bix
 Concluding Remarks
 Notes
 Glossary
 Bibliography
 Index
 IHKMは伊藤博文関係文書、YAKMは山県有朋関係文書ですね。
 読ませて頂くのが楽しみです。先生、いつまでもお元気で。
   

2008年12月23日  未分類

冬の京都―オーラル・ヒストリー講座(12月22日)

 冬の京都に行ってきました。
 今回は、立命館大学大学院政策研究科・公務研究科の「地域共創セミナー」の講義。「
オーラル・ヒストリーの可能性」と題してお話しさせて頂きました。教員のみなさんも、学生のみなさんもとても熱心で、充実した議論をすることができました。お招き頂いた森道哉先生に感謝です。

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 立命館と聞いて、衣笠キャンパスだろうと思いこんでいたところ、呼ばれた先は朱雀キャンパス。JR二条駅となりという見事なロケーションに、見事な校舎。二条駅周辺はひっそりとしていた印象があったのですが、駅舎の改修、再開発で、とても賑やかな街になっていました。
 ひっそりといえば、やはり外せないのが壬生。大河ドラマのころの喧騒は収まって、静かなたたずまいが戻っていました。
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 わりと時間があったので、壬生~二条をゆっくりと歩くことができました。
 冬の京都は、また格別です。
 

2008年12月20日  未分類

頂き物―論文など

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・同「政界再編と地方政治―岩手県釜石市の事例を中心として」『社会科学研究』59巻3・4号、2008年
 東大社研「希望学プロジェクト」の研究成果。著者の上神さんから頂きました。上神さんが、このプロジェクト推進のために東大先端研のオーラル・ヒストリー講座に出席されていたころのことを思い出しながら拝読しました。地方政治に焦点を当てた豊富な聞き取りデータ、ありがたい成果です。
・塩出浩之「『評論新聞』ほか集思社刊行物記事総覧」『琉球大学法文学部政策科学・国際関係論集』10号、2008年
 著者の塩出さんから頂きました。同氏が取り組んでいる「公論」形成研究の成果。記事総覧としながら付された考察の切れ味は、さすが。
・吉野作造講義録研究会「吉野作造講義録」『国家学会雑誌』121巻9・10号、2008年
 研究会メンバーの中野弘喜さんから頂きました。五百旗頭薫さん、伏見岳人さん、中野さんらによる吉野講義録の翻刻と分析。赤松克麿、岡義武らの講義ノートを丹念に収集、翻刻されたことで、わが国で初めて行なわれた「学問としての政治史」の試みが明らかにされている。これは貴重な仕事。
 

2008年11月16日  未分類

頂き物―御厨貴『表象の戦後人物誌』

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 著者の御厨先生から頂きました。ありがとうございます。
 徳川義寛、徳富蘇峰、卜部亮吾、富田朝彦、笹川良一、石原廣一郎、渡邉恒雄、庄司薫、六人の政治家(岸信介、河野一郎、福田赳夫、後藤田正晴、田中角栄、中曽根康弘)、危機の宰相(池田勇人、田村敏雄、下村治)、石原信雄、そして平成くんこと御厨ゼミ生という「人」から戦後が写し出されていきます。先日、麻生首相が八重洲ブックセンターで購入した本だとは、知る人ぞ知る。
 これらが書かれていたころ、助手として先生のお話をしばしば伺う環境にあったので、そのころの記憶と重ねながら読みました(庄司薫を知ったのは、まさにこの文章だったなぁ、などなど)。
 それにしても、一冊一冊を読んでいた時との感覚の違いは、なんなのだろう。簡単に見えながら難しい、人を介する視座への、してやられた感なのだろうか。
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 同時に、同じ版元、同じ編集者の手で刊行された、こちらは書評集成。当の編集者殿から頂きました。ありがとうございます。
 人を介して、書評を介して時代を照射した2冊の本を目の前にして、その企画意図にも「してやられた」感を抱く。偶然やアクシデントにどう対応出来るかは、日々の蓄積と、一貫した視点であるのだな、と。
   

2008年11月4日  未分類

著書―長野県近代史研究会編『長野県近代民衆史の諸問題』

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 長野県近代史研究会編『長野県近代民衆史の諸問題』(龍鳳書房、2008年)
 5年前から参加させて頂いている長野県近代史研究会の論文集が刊行になりました。このなかで「近代日本官僚制における郷党の形成と展開―長野県出身官僚を事例に―」 と題して、
 1,近代化を進める日本の中で、地方の青年はどのようにして中央の官僚となっていったのか。
 2,官界中央において、地域閥が形成される姿はどのようなものだったのか。
 3,中央の官僚は、出身地の政治にどのような関わりを持ったのか。
という三つの問いを立て、長野県を事例に明らかにしました。
 すでに拙著『政党と官僚の近代』でも引いた論文で、同業者各位からは「あれはいつ出るの?」と問われることしばしばであった一本だけに、今回の刊行には深い感慨があります(原稿を出してから刊行まで、種々の要因があって3年かかりました)。
 同会会長の上條宏之先生の古稀記念出版ということもあり、ほとんど書店には出回らず、出版社からの直販になるようです(そんななか、すでに店頭に出しているジュンク堂は、さすが。
http://www.junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0011037760)。
 先月末から今月始めにかけて、2本原稿を書きました。こちらは年明け、年度末にお目にかけられる予定です。
 

2008年10月7日  未分類

ゼミ成果の刊行、秋学期のゼミ開始

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 ゼミ1期生の研究成果が冊子にまとまりました。内容は以下のとおりです。
   『日本政治外交研究』発刊にあたって(清水 唯一朗)
   「占領初期における日本型民主主義の模索」(園田 麻祐子)
   「大平政権期の日本外交―「西側の一員」路線における権力政治と相互依存―」(八塚 正晃)
   「戦前における道州制論議の考察」(鈴木 康祐)
   「吉野作造におけるデモクラシーの「伝統」の発見―明治文化研究をめぐって―」(鹿山 新介)
   「橋本内閣における郵政省・通商産業省の改革過程分析」(大河 光)
   「全国総合開発計画と公共事業―戦後国土政策の検証」(若林 悠)
 今年に持ち越しになった分もありましたが、いずれも力作。みなさん、よくがんばりましたね。
 秋学期のゼミもスタート。1~4年生の14名(+大目付)。秋も、春に負けずにがんばっていきましょう。
 

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