SFC 清水唯一朗研究室

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研究関係

清水唯一朗に関する情報、ゼミに関する情報などをご紹介してます。

2009年12月21日  研究関係

「予算膨張は政党政治の必然か?」(『WEDGE』1月号)

  WEDGE22-1.jpg 『WEDGE』1月号
 『WEDGE』の連載「政のかたち 官のすがた」も4回目。通常国会の開会を前に、政党内閣下における予算統制について書きました。同僚の神保謙先生も、北朝鮮政策についての論考を寄せられています。
 
 わがふるさとは、はや雪景色のようです。土曜の朝にはSFCでも小雪が舞っていました。
 あと10日、よい年末になりますよう。
 <追記>
  19日の『朝日新聞』、「事務次官いる?いらない」にコメントを出しました。
 

2009年11月19日  研究関係

「過去官僚と現在官僚」(『WEDGE』12月号)

 WEDGE21-12.jpg 『WEDGE』12月号
 10月号の総論、11月号の「内閣主導」に続いて、第3回となる12月号では政権と官僚のあり方について論じました。昨今聞かれるようになった「過去官僚」(かつて官僚であった人)と戦前の政党内閣の関係から論じて、現役の「現在官僚」と政権のあり方に射程を伸ばしてみました。刊行は明日20日だそうです。お目に止まれば幸いです。
 
 立冬ということばが肌にしみる今年の冬。風邪などひかれませぬよう。
 

2009年10月19日  研究関係

「『内閣主導』実現なるか」(『WEDGE』11月号)

 WEDGE09-11.jpg 『WEDGE』11月号
 『WEDGE』の連載「政のかたち 官のすがた」、第1回の総論に続き、今回からは各論です。まずは「内閣主導」について論じました。内閣の有する性格がどう変わってきたのか、政権交代に伴う政策変革はどう起こったのかを論じました。
 今号にはのっぽさん、升味先生の記事があります。「できるかな」と『日本政党史論』に育てられた私にとっては、格別な喜びです。
 
<以下、10月30日加筆>
 お読み頂いた方から、このテーマでもっと深掘りするには何を読めばいいかという問い合わせを何件か頂きました。ありがとうございます。
 比較的入手しやすく、参考になるであろう文献を挙げておきます。ご活用ください。
・政治主導
 牧原出『内閣政治と「大蔵省支配」―政治主導の条件』(中央公論新社、2003年)
・内閣制度、官邸機能
 拙著『政党と官僚の近代―日本における立憲統治構造の相克』(藤原書店、2007年)
・加藤高明内閣全般
 奈良岡聰智『加藤高明と政党政治―二大政党制への道』(山川出版社、2006年)
・行政調査会
 拙稿「政治指導の制度化」(『慶應の政治学 日本政治』慶應義塾大学出版会、2008年)
・セクショナリズム
 今村都南雄『官庁セクショナリズム』(東京大学出版会、2006年)
・GHQと公務員制度
 岡田彰『現代日本官僚制の成立―戦後占領期における行政制度の再編成』(法政大学出版局、1994年)
 

2009年10月7日  研究関係

「『過去官僚』、官邸下支え」(談話)

 『朝日新聞』10月6日朝刊の記事「『過去官僚』、官邸下支え」に談話を寄せました。
 「政府・与党の協調が課題」と見出しがありますが、専門知の継承、内閣主導の進展、政府与党関係について、大隈重信・憲政党内閣、原敬・政友会内閣、加藤高明・憲政会内閣の経験を述べたものです(加藤内閣の部分は編集の段階でなくなってしまいましたが)。
 お目に止まれば幸いです。
 

2009年9月27日  研究関係

政治大学現代日本研究中心開所シンポジウム(9月24、25日)

 12年ぶり2度目の台湾訪問に行ってきました。
 目的は、国立政治大学に新設された現代日本研究センターの開所式と開設記念シンポジウム。開所式には蕭万長副総統をはじめ、台湾の要人が列席、壮観でした。

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 シンポジウム初日は、世界各国の日本研究についてのレビュー報告。方法論の観点から、日本、アメリカ、中国、韓国、ドイツ、シンガポールにおける日本研究の現状について台湾の若手研究者が報告し、日本の若手研究者がコメントをするというものでした。私の役目は呉明上先生(義守大学)報告へのコメントでした。日台双方の若手研究者で交流できたことで、多くの示唆を得ることができました。
 2日目は、ベテランの先生方が登場。台湾における日本研究について、日本側から5名、台湾側から6名の先生方が講演されました。これは嬉しい経験でした。同センターのスタートに際して、とても有益な議論だったように思います。
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 12年ぶりに訪れた台湾は、大きく変化していました。台北101(高層ビル)や、MRT(市内鉄道)をはじめ、中心部はずいぶんと様変わりしたように感じました。
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 幸いにも宿は、市郊外に位置する政治大学近くに取っていただけたので、「台湾らしい」街並みを満喫することができました。相変わらずどこに行っても台湾人に間違われましたが(笑)、雰囲気、空気、人柄、とても好きな国のひとつです。
 何より嬉しかったのは、政治大に留学している古い友人が、とても真摯に研究を積み重ねている様子を聞けたことでした。彼のまわりにいる台湾人、日本人留学生もみな熱心で優秀。最終日によいひとときを過ごさせてもらいました。感謝です。
 蓬莱の島に、また伺える機会を楽しみに。
 

2009年9月19日  研究関係

「政治主導の政治史」(『WEDGE』10月号)

 WEDGE21-10.jpg 『WEDGE』2009年10月号
 『WEDGE』誌上にて、今月号から「政のかたち 官のすがた」と題して連載を開始することになりました。同誌にはこれまで2回、政治史の視点から政権交代、二大政党制、政官関係についてコメントしてきました。歴史の経験を重視した連載を、というお話で今回の企画に至りました。
 第1回は「政治主導の政治史」と題して、明治以降、綿々と続けられてきた政治主導の模索を、見取り図をイメージして描きました。拙著『政党と官僚の近代』で示した理解を前提にしつつ、「政治指導の形成と展開」(『慶應の政治学 日本政治』所収)を執筆する中で考えたことを反映させるかたちを取りました。SFCの環境のなかで見出した形です。お目に止まれば幸いです。
 
<以下、10月30日加筆>
 お読み頂いた方から、このテーマでもっと深掘りするには何を読めばいいかという問い合わせを何件か頂きました。ありがとうございます。
 比較的入手しやすく、参考になるであろう文献を挙げておきます。ご活用ください。
・隈板内閣、政官関係、政官協働
 拙著『政党と官僚の近代―日本における立憲統治構造の相克』(藤原書店、2007年)
・政党内閣と政権交代
 村井良太『政党内閣制の成立―1918~27年』(有斐閣、2005年)
・加藤高明、憲政会内閣
 奈良岡聰智『加藤高明と政党政治―二大政党制への道』(山川出版社、2006年)
・明治憲法
 大石眞『日本憲法史』(有斐閣、2005年)
・官僚制度
 大森彌『官のシステム』(東京大学出版会、2006年)
 

2009年8月22日  研究関係

ジョルジュ・ビゴー展とギャラリー・トーク

bigot.jpg 「ジョルジュ・ビゴー展」図録
 東京都写真美術館で開催されている「ジョルジュ・ビゴー展―碧眼の浮世絵師が斬る明治」を観に行ってきました。ビゴーといえば、上記の絵をはじめとする風刺画で知られる明治日本を描いたフランス人画家。ノルマントン号事件や選挙干渉の風刺画でご記憶の方も多いのでは。
 私自身、この時代を専門にする以前からビゴーには特に興味があり、清水勲さんや及川茂さんの著作は軒並み目を通していましたが、なぜかこの展覧会は知らず、知ったのはつい昨日。第3金曜日は担当学芸員さんのギャラリートークもあるというので、研究の合間を縫って恵比寿に足を運びました。いつ来ても、ここは雰囲気がいいですね。
 『あさ』『おはよう』『また』に書かれた一般のひとびとの姿が壁面にプロジェクターで写し出され、その脇には、おなじみ『トバエ』の絵がずらり。図版でなく、実物で見ることができたため、書き込まれている文章もしっかりと読むことができました。これには感動。
 来日前、来日後の活動がとてもバランスをもって紹介されていたのもすばらしかったですが、何より圧巻は担当学芸員、三井圭司さんのギャラリートークでした。明治前期におけるメディアとしての写真と絵の関係について語られたくだりには熱というか、作品への愛情がこもっており、感動を覚えました。御礼深謝です。
 帰り道、図録を見ていたところ、謝辞のところによく知る某館学芸員Mさんの名前が!おとといまで一緒に出張していたのに(笑)。灯台もと暗しですね。
 
 展覧会は23日までです。この週末、お時間のある方は、恵比寿まで散歩されてみては。
 

2009年8月20日  研究関係

『WEDGE』総選挙特集

 WEDGE2009-9.jpg  『WEDGE』9月号(8月20日)「政権交代すればハッピーなのか」
 『WEDGE』9月号掲載の「政権交代すればハッピーなのか」にコメントが掲載されました。総選挙に向けた特集の中で、外交、安全保障、歴史的経験から政権交代が論じられています。
 注目はコメント陣。北岡伸一先生、井上寿一先生、土居丈郎先生、升味準之輔先生と錚々たるメンバー。私のコメントはごく短いものですが、先生方の論旨は、さすがと唸らされます。
 JR、私鉄の駅売店に並んでいますので、ご関心の方はお手に取っていただければ幸いです。
 

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