インゼミ(9月18日)

 東京大学先端研・菅原琢ゼミとのインターゼミを実施しました。
 今年のお題は「小選挙区比例代表並立制が日本の政党制に与えた影響を論ぜよ」。計量政治を主たる専門とする菅原ゼミと、政治史を主たる専門とする清水ゼミが、各々のディシプリンから取り組みました。
 まずは清水ゼミ。政党制の理論を中心に据え、「擬似二大政党制」として94年以降の構造を説明。ついで菅原ゼミ。こちらは小選挙区比例代表制の導入経緯から説き起こして、政党の変質を論じました。
 双方の報告、質疑応答に続いて、菅原先生から示された「第二のお題」をもとに議論。現実を踏まえつつ、想定の世界を論じていく、思考の訓練が行なわれました。
 終了後はいつもの通り懇親会。今回は九州の血が熱くたぎったようです。
 インターディシプリンを実践するこの試みも今年で3回目。双方のゼミに、よい相互作用が生まれてきたことを実感した会でした。菅原先生、菅原ゼミのみなさん、どうもありがとう。清水ゼミの諸君、合宿から引き続き、おつかれさまでした。
 清水