How to write HTML with Transcopyright:

transcopyright Japanese Manual



What's New
関連ProjectとしてProject Xanaduのページからリンクをもらっています。
(Xanadu Australiaからです。)
スタンフォード日本センターが主催する「日本ポップカルチャー研究会」の情報サイトからリンクされました。(12/20,2002)

[はじめに:私個人の経験も踏まえて]


近年ついに社会に情報化が浸透し、World Wide Web,Internetのみならず誰もが自由にアクセスが出来る双方向の電子情報基盤が国際社会を支えるようになってきています。
ドイツが電子ネットワーク上の国外の「ナチスドイツ」に関するコンテンツに対しても自国の法律を適応するようになったことは有名な事実ですが、電子メディア上のコンテンツに対して広く国際的な法的に限定されない様々な規制が浸透するようになってきています。
90年代冒頭は電子メディアが社会に浸透しはじめたこともあり、「大容量のコンテンツをオンラインに流す事で回線を早く太くさせよう」、「訴えられなければ画像などアーティストの情報をネットに流して良い」といった「低空飛行」のようなアイデアが多くあったと思います。「低空飛行」的なアイデアは斬新なものの見方を時として提起する事がありますが、その一方でモラルが低い考え方を社会に提起してしまいます。
私個人も次のような体験をすることで、この考え方をより強く実感するようになりました。
ダンサーと著作権について
オンラインでの活動を含めた電子メディアという新設領域に関する法的基盤の整備は進んできています。またどの国家の政府がどのような考え方を採用するかということもこれからの展開を大きく左右ことになると思います。
電子メディアのフロンティアを自ら考え創造してきた人々はすでに未来を考える上で幾つかの重要な考え方を提起しています。
このページでは現在地球を覆っているWorld Wide Webの原点ともいえる構想、Hypertext構想とProject Xanaduを1970年代に提起したTed Nelson氏の提案するtranscopyrightを紹介します。

[概要:transcopyrightとは何なのか?]


「transcopyright」とはTed Nelson氏によって提唱された概念です。「transpublishing」「micropayment」というシステムと並べて理解をする必要があります。HypertextとはWorld Wide Webではありません。単にリンクの網の中をを飛び回るシステムではありません。その点については詳細をこのページから参照してください。
FAQ:Project Xanadu,Hypertext,Ted Nelson
"Hypertext"において、ノン・ヒエラルキーの状態の情報が共有されている状態で、あたかも「組み木」を組み替えるように情報を組み替える事でドキュメントは表示されます。コンピュータにおいてファイルが自由にコピーできるというのは、デジタル技術の特性と重ねあわせて、本質・自明の事実と扱われる事が多いです。しかしこのパラダイムにおいては「素材のオリジナルは1つ」であり、そのおのおのの部分を組み替えるように引用する事で利用をすることになります。
このような情報供給形態に「publishing」という概念と「著作権・課金の形態」を与えたのが「transpublishing」であり「transcopyright」「micropayment」です。

<img src="http://www.sfc.keio.ac.jp/~yukihiko/XaS/Xanadu.jpg">
--このタグを入れることで私の下にある画像を遠隔で表記することができます。 --
画像ファイルやjava言語で書かれたコンポーネントはaddress・URLを表記する事で遠隔でもその情報を1つのページの中に読み込む・入れ込む事(in*clude)が可能です。電子メディア上で相互に情報をコピーするのみなく、曖昧なハイパーリンクを相互に張り合い「迷路」をつくりだす事なく、情報を表記、出版(publishing)しようという考え方が「transpublishing」です。オンライン上で「コンテンツをコピーする事なく」その情報を相互に読み込む(trans*clude)ことが現時点ですでに可能になっています
そしてそこに著作権と課金がかかってきます。コンテンツをコピーする事ない状態でその著作権は「transcopyright」として表現されます。コンテンツが1つでも相互に読み込まれる(trans*clude)される中での著作権という考え方です。その中で課金は「micropaymenet」として行われます。1つのコンテンツを読み込むのに多大な料金を支払うのでは有料コンテンツが利用される事は少ないです。むしろ無料コンテンツも独自の方法(FreePic,Copyleft,GNU,OpenSource,etc)で流通する電子化された情報社会では無料かないしは低い料金のコンテンツが利用される可能性が高いです。その名の通り微量な課金(micropayment)によって、誰もが情報に自由にアクセスし、自由に情報を引用(trans*clude)することが可能な方法をつくろうというのがこの考え方です。
テクストも音も画像もJAVAのようなコンポーメントも自由に組み合わせて利用する(trans*clude)することが可能な社会はどのような社会でしょうか?この考え方に基づくシステムの実装、そしてどのような体制の中で採用されるのか、どの国が採用するのかなど議論がわかれると思います。しかし情報社会においては情報の利用者がたとえ「現行の社会や慣習にとって理想論」であっても自ら考え方を提起する事が大切だと思います。理想的な考え方に対して、HTMLで初歩的な考えを実装してみたこの試みはとても興味深いものだと思います。

[HTMLでの書き方]


テクストは未だ実験段階ですが、テクスト・画像・音声のファイルにおいてその表記の仕方がしたように考案されています。
http://www.sfc.keio.ac.jp/~ted/TPUB/TQdemo.html
からテクストと画像ファイルのサンプル表記を知ることができます。
ここで上がっているようなテクストの引用形態及びトランスコピーライトについては現在開発中です。
そこでここでは画像ファイル・音声ファイルについて簡単なマニュアルを準備することにしました。音声ファイルについては原理は同じなので画像ファイルで割愛させてください。(完成しているサイトについてリンクをしておきます。)

[transcopyrightを利用したsample image]

"Olympiad" directed by Leni Riefenstahl

*テッド・ネルソン氏の著作、「The Future of Information」には例としてレニ・リーフェンシュタールの作品がでてきます。引用の仕方(trans*clude)によって意味が変わってしまうメディアの例として使われています。
  1. まず使用したい画像ファイルを準備します。
  2. 次に下にあるサンプルファイル(テクスト・イメージ)共にコピーします。
  3. 画像ファイルを単に<img src="">を利用して表記するのではなく横に画像ファイルを置くことで利用します。
    <img src="使用する画像ファイルのURL"><a href="サンプルファイル(テクストファイル)のURL"><imgsrc="サンプルファイル(画像ファイル)のURL"></a>
    というフォーマットで表記をします。

[transcopyrightを利用したサンプル音楽ファイル]

説明は割愛します。しかし完成例にリンクをします。
Takuji Tokiwa's Work
Xanadu Artists Societyの成果より

[Download Format]


Keio Formatという表記の仕方で提起されている引用方式にそったファイルフォーマットです。ダウンロードし加工して利用下さい。
[sample files]

[タグの書き方]


*自分で作品を公開する場合:
  1. オンライン上にファイルを置く。
  2. サンプルファイル一式をダウンロードする。
  3. タグを書き直し、自分で使えるようにカスタマイズする。
  4. コピーライトを利用したリンクを張りかえる。
*すでにtranscopyrightで表記されている人の作品を入れ込む場合:
  1. トランスコピーライトの表記のページからTAGをコピーして利用してください。

[関連リンク]


--英文ページ
ザナドゥに関する詳細なリンク集はこちらから。
Japanese Index/Project Xanadu,Hypertext,Ted Nelson
スタンフォード日本センター 主催:日本ポップカルチャー研究会」

謝辞


Project XanaduのTed Nelson team・member(Ted Nelson氏、Marlene Mallicoatさん、Andrew Pamさん、Ed Harterさん)に感謝します。
Yukihiko YOSHIDA(English)/吉田悠樹彦(Japanese)
Graduate School for Media and Governance,Keio University
Organization:moderator of Dance Mailing List/Japan,Japanese Society for Dance Research(JSDR),World Dance Alliance Asia Pacific/WDA-AP --Research and Documentation Network/Adminstrator
Dance Science Research Group
*アメリカでは同じegroupsを使っていても、メーリングリスト・フォーラムのモデレータは仕事の肩書きになるようです。
Citizen of World
short bio
Questions and comments should be e-mail to Yukihiko YOSHIDA,yukihiko@sfc.keio.ac.jp.
All right reserved by Yukihiko YOSHIDA and SeavenSeas Press Inc.
(C)Yukihiko YOSHIDA,yukihiko@sfc.keio.ac.jp