next up previous
Next: その他 Up: プレゼンテーション原稿 Previous: イントロダクション

調査結果・細かいエピソード

調査方法であるが、学生にあらかじめこちらで作成したチェックリストを持参 させ、慶應の名前をなるべく出さず、この調査の真の目的も明かさずに単なる 一般国民という立場で官庁訪問を行なわせた。そして各省庁の印象を幾つかの 項目に分け彼らなりの印象・視点により評価してもらった。gif以下は主な質問項目の集計結果である。

*応対*

まず窓口での担当者の応対だが、24対4で丁寧な方が多いという結果が出た。 以下は学生達が挙げた、応対が良かったという例である。

一方、以下は対応が悪かったという例である。

*目的、身分*

ほとんどの省庁で目的や身分は聞かれた。これは色々な解釈ができる。単に彼 らの好奇心から出た「何に使うんですか。」という質問もあったようだし、一 方でこちらを疑念の目で見て、学生達にこの文書はできるだけ見せたくないの ではないかとの印象を与えるものもあったようだ。以下はその例である。

*コピー*

目的の文書を見せて頂いた上で、コピーを求めてみた。各省庁、部署によって、 現物をそのままくれるところ、コピーをさせてくれるところなどまちまちであっ た。また原則禁止と断られたがお願いしたら『特別ですよー』とかなりの枚数 をコピーしてくれたところもあった。
ただし、中にはその場で判断された上で断られたという印象を受けた班もあっ たようであり、コピーに対して明確な判断基準が存在していない、という指摘 も学生からあった。

また学生達はいくつかの部署では完全にコピーを断られてしまったが、その理 由としては以下のようなものがあった。



Atsushi Kusano
Thu May 8 15:35:48 JST 1997