| 27746 | 返信 | 転送・ロシア大使館にメールを! | URL | にゃにゃにゃにゃにゃ | 2004/05/12 08:43 | |
| 転送歓迎。 ・・・・・・・・ 9日、チェチェン共和国の首都グロズヌイで、親ロシア派の大統領、アフマド・ カディロフが、戦勝記念式典の最中に爆殺されました。これは、「チェチェン独 立派の犯行」だとされています。 真相はわかりませんが、ロシア政府がこの事件をきっかけに、チェチェン人に対 する「テロ」をさらに激化させることは、十分に予測できます。「武装勢力の掃 討」と称して、彼らは何をしようとしているのでしょうか。 これ以上の「国家による犯罪」を止めるために、ロシア政府に対して、いかなる 理由においても、不当な人権侵害や殺人は許されない、という声を、今あらため て上げることが必要です。 ロシア大使館の住所、Tel,Fax番号、メールアドレスを次に貼りつけます。 どうか、「カディロフ大統領暗殺をきっかけに、チェチェン人に対する人権侵害 や攻撃を拡大することを許さない」というあなたの声を届けてください。 〒106-0041 東京都港区麻布台2-1-1 Tel: 03-3583-4224 / 03-3583-5982 Fax: 03-3505-0593 E-mail: rosconsl@ma.kcom.ne.jp アフマド・カディロフがどのような人物であったかについては、下の共同声明の 中の「チェチェン」の項をご参照ください。 「2004年初頭、ロシア軍とチェチェン武装勢力は、チェチェンにおける深刻な人 権侵害に関与し続けた。しかし、最近「カディロフツィ」(カディロフ一派)と 呼ばれる新興武装勢力が台頭してきており、多くの「失踪」事件を引き起こし、 チェチェンの多くの人々はロシア軍以上にこのカディロフツィを恐れていると 語っている。このカディロフツィは、親ロシア派のチェチェン大統領アフマド・ カディロフの息子を中心に組織された武装勢力である。」 チェチェン情報については、チェチェン・ニュースの受信をお薦めします。↓ http://chechennews.org/chn/sub.htm ************ アムネスティ発表国際ニュース(2004年4月7日) AI INDEX:EUR46/014/2004 チェチェンとイングーシの状況は悪化している。 失踪、強かん、拷問、超法規的処刑の新たな証拠 アムネスティ・インターナショナル、ヒューマンライツ・ウォッチ、拷問被害者 のケアのための医療基金、メモリアルによる共同声明 http://www.reliefweb.int/w/Rwb.nsf/480fa8736b88bbc3c12564f6004c8ad5/ec26a5ea 2294a9f085256e70006cb1f6?OpenDocument ---------------------------------------------------------------------- 2003年10月におこなわれたチェチェン共和国大統領選挙を、ロシア政府はチェ チェンが正常化へと向かう大きな変化であるとして歓迎した。しかし、同地域に おける暴力と虐待の連鎖は依然として断ち切れていない。ロシア連邦軍とチェ チェン武装勢力による、強制「失踪」、強かん、拷問、超法規的処刑は、チェ チェンでは日常茶飯事のことである。同じような人権侵害がイングーシでも増加 している。さらに、ロシア政府は、「正常化」へ進む過程の段階として、イン グーシの避難民キャンプを閉鎖し、弱い立場にある国内避難民をチェチェンに移 動させるために、圧力をかけ誘導している。 「アムネスティ・インターナショナル」、「ヒューマンライツ・ウォッチ」、 「拷問被害者のケアのための医療基金」、「メモリアル」は、チェチェンとイン グーシにおける人権侵害を終わらせるために直ちに措置を講じるよう、ロシア連 邦政府に対して要請する。我々は国際社会に対し、ロシア政府が国際人権基準の 下でその義務を果たすように訴えることを求める。特に国連人権委員会は、チェ チェンとイングーシにおける状況に関し、そうした内容の強い決議を採択すべき である。重大で組織的な人権侵害を明瞭に非難することに失敗すれば、同委員会 の倫理的権威をおとしめ後退させることになるであろう。 ●チェチェン 2004年初頭、ロシア軍とチェチェン武装勢力は、チェチェンにおける深刻な人 権侵害に関与し続けた。しかし、最近「カディロフツィ」(カディロフ一派)と 呼ばれる新興武装勢力が台頭してきており、多くの「失踪」事件を引き起こし、 チェチェンの多くの人々はロシア軍以上にこのカディロフツィを恐れていると 語っている。このカディロフツィは、親ロシア派のチェチェン大統領アフマド・ カディロフの息子を中心に組織された武装勢力である。 人権団体メモリアルは、チェチェン領の約3分の1の状況を組織的に監視して いる。メモリアルによれば、2004年上四半期で78人がチェチェンで誘拐され、そ のうちの41人がその後「失踪」したとしている。また同時期に、少なくとも30人 の民間人が武力紛争によって死亡した。アムネスティ、ヒューマンライツ・ ウォッチ、メモリアルが記録している最近のいくつかの人権侵害事件は、以下の ようなものである。 ・2004年3月18日午前2時、迷彩服を着て覆面をかぶった男たちが、チェチェン北 部にあるナウルスカヤ村にあるハムブラトフ一家の自宅に押し入り、24歳のティ ムール・ハムブラトフを拘束した。彼の親戚によると、侵入者たちは自らを連邦 保安庁(FSB)の者だと名乗り、ティムール・ハムブラトフを違法な武装集団に 所属している容疑で、地元警察署へ連行していくと述べた。同午前遅くに、ティ ムール・ハムブラトフは拘禁施設の中で死亡した。メモリアルが親戚から入手し た、彼の死体を写した映像は、腕や脚が切断され、これまで寄せられている情報 と一致する拷問の傷痕が認められた。 ・2004年3月27日午前2時頃、シャリ地方ドゥバ・ユルト村に、迷彩服に身を包ん で覆面をかぶった大勢の男たちを乗せた8台の軍用車が入ってきた。彼らは、19 の民家を襲撃し、28歳から44歳の11人の男性を拘束した。そのすぐ後、3人の男 性が村の近くで解放されたが、残りの8人は「失踪」した。ある情報筋が親類た ちに伝えたところによれば、彼らはハンカラにあるロシア軍基地に拘束されてい るという。しかし検察はそれを否定している。 2004年4月15日火曜日、英国の公益団体「拷問被害者のケアのための医療基 金」は、チェチェンにおける武力紛争において強かんが行なわれているという、 最初の重要な信頼できる証拠を提供する報告書を発表する。 報告書「チェチェン紛争における強かんとその他の拷問:英国にやってきた難 民申請者から得られた証拠」 シャーロッテ・グランヴィル・チャップマン博士著、 拷問被害者のケアのための医療基金(英国ロンドン)発行(2004年4月) (なお、報告書は以下のウェブサイトからも入手できる、 http://www.torturecare.org.uk/、 医療基金広報部−電話+44-[0]20-7697-7792)。 報告書は、ロンドンにある医療基金の治療センターに収容されている、チェ チェン紛争から逃れてきた35人の難民申請者−男性が16人、女性が19人−を対象 にした、医学的かつ心理学的な記録に基づいている。検査と治療の間、16人の女 性と1人の男が、医療基金の臨床医に強かんされたと打ち明けた。このうち13件 がロシア兵によるもの、3件がロシアの警察官によるもの、1件がチェチェンの反 政府武装勢力によるものとされている。また17人の強かん被害者のうち、10人が チェチェン人、5人がチェチェン人とロシア人の両親を持つ人であり(その中 に、チェチェン武装勢力により強かんされたという女性も含まれている)、2人 がロシア人であった。強かんの被害者からの聴き取りはすべて、強かん被害者や その他の性的暴力の被害者からの聴き取りについて何年もの経験を持った専門医 によって行なわれた。彼らの証言は信頼できるものであり、他の強かん被害者の 証言とも一致していると、医療基金は結論している。 人権団体は、これまで長らくチェチェンで性的暴力が蔓延していると考えてい た。しかし、事件そのものが恥辱として隠されてしまうため、そのような性的暴 力に関する情報を収集することが困難であった。実際、強かんの被害者の半数以 上は、事件からはるかに時間を経た後でも、不名誉ないし恥辱だという傷痕を抱 えている。ある女性の被害者は、彼女が強かんされたことが明らかになったと き、同じ地域に住む女性に侮辱され暴行されたと、医療基金に語っている。 医療基金は、報告書の中で、何度も蹴られたり、殴られたり、あるいは焼かれ たりするなどの拷問や虐待についても報告している。基金の医師たちは、肩の不 接合、骨折、腎臓の損傷などを記録している。これらの報告は、チェチェンで行 なわれている拷問について、この声明に署名している他の団体が集めた情報と一 致している。 ●国内避難民の状況 イングーシにある10の避難民キャンプには何千人もの国内避難民が生活してい るが、彼らは、チェチェンの治安状況に対して十分根拠のある不安を抱いてい る。しかし、ロシア政府は、彼らの不安を無視してチェチェンに戻るようにと圧 力をかけ続けている。多くの場合ロシア政府は、イングーシに住み続けたいと望 む国内避難民に、代替の居住施設を提供するという約束を果たしていない。ま た、多くの帰還者が住まわされているロシア政府が運営するグロズヌイの居住施 設は十分な状況にはない。 4月1日、ロシア政府はスプートニク国内避難民キャンプを閉鎖した。これ は、イングーシでこの半年間で閉鎖された中で四番目に大きなキャンプである。 キャンプにいた避難民は、ロシアとチェチェン政府の役人たちが彼らをチェチェ ンに戻るよう「あめとむち」の手法を使ったと、アムネスティ、ヒューマンライ ツ・ウォッチ、メモリアルに語った。避難民たちによると、役人たちは、もし彼 らがチェチェンに戻れば、損失財産に対する補償を約束するが、彼らが戻らない 場合には人道支援を打ち切ると警告した。さらに、法執行官は、もしチェチェン に戻らないなら、弾丸を撃ちこむか麻薬づけにするぞと脅したという。アムネス ティ、ヒューマンライツ・ウォッチ、メモリアルの調査員は、同じような「あめ とむち」の方法がイングーシにある最後のキャンプのサツィタでも行なわれてい ることを確認した。 多くの国内避難民は、キャンプから追い出されてチェチェンに戻され、いわゆ る「一時居住センター」(TAC)に滞在している。3月下旬にグロズヌイにある4 つの一時居住センターを訪れた際、アムネスティ、ヒューマンライツ・ウォッ チ、メモリアルの調査団は、一時居住センターの環境は国際基準を満たしていな いことを確認した。それぞれの一時居住センターでは、6人用につくられた14平 米の部屋に8人からそれ以上が収容されていた。どの施設にも水道設備や下水設 備はなく、人道支援の食糧は不定期で不充分で、国内避難民は人道支援機関から 何も受け取っていないと語っていた。 調査団はまた、ロシア政府が、チェチェンに戻った避難民に対してその損失財 産を補償するという約束を果たしていないことも確認した。グロズヌイにある一 時居住センターにいる12人以上の国内避難民のうち、補償を受け取った人は誰も いなかった。多くの人は、書類手続が取られていないとか、補償を受取者リスト から奇妙にも名前が消えていたりした。 ●イングーシにおける状況 長い間チェチェン紛争の特徴であった人権侵害は、イングーシへと急激に広が りつつある。メモリアルは、2004年だけで多数の「失踪」の情報を受け取ってい る。人権団体は、ここ数か月の間に行なわれた多くの即決処刑、民間人の死傷に つながるような攻撃があったことを記録している。 イングーシにおける最近の調査で、アムネスティ、ヒューマンライツ・ウォッ チ、メモリアルは以下のことを報告している。 ・2004年3月11日、武装した人々が、ヴェルクニエ・アチャルキ村の近くでイン グーシの副検察官であるラシド・オズドエフの車を止め、彼を拘束した。目撃者 が彼の親戚に語ったところによると、彼は始めイングーシの首都であるマガスに ある連邦保安庁(FSB)の本部に連行され、その後チェチェンのハンカラにある ロシア軍基地に移送され、別の名前で拘束された。イングーシ検察庁は、3月15 日に彼の誘拐について刑事事件としての捜査を開始したが、今日まで彼の消息の 公式な確認はなされていない。ラシド・オズドエフの親戚によると、彼は連邦保 安庁(FSB)による違法な行為を調査していたとのことである。 ・2004年3月15日、午後10時30分頃、ロシア軍のヘリコプターが、イングーシの スレプツォフカヤ村近くの川岸に停めてあった車を攻撃した、非武装の民間人に 対する故意の攻撃を行なったと思われる。車に乗っていた4人が車から出て逃げ たとき、ヘリコプターは彼らをロケット弾で攻撃した。4人のうちの1人である 20歳のムサ・ハムホエフは、その場で殺された。10代の2人は重傷を負い、地元 の病院に収容された。そのうち1人、16歳のイブラヒム・ハシャグルゴフは、1週 間後に怪我のために死亡した。もう1人の若者も現在重体である。車に乗ってい たもう1人がどうなったのかは明らかではない。イングーシ検察庁は刑事事件と して調査を行なっている。 ・2004年3月2日、午後5時頃、51歳のイサ・ハズビエフと彼の妻と娘は、アル ティエボ村近くを車で走行していた。家族は、3台の車にのった武装した男たち が他の車を停めるのを目撃した。武装した男たちは、車に乗っていた人を引き連 り出し、外へ投げ出した。彼が逃げ出そうとしたところ、武装した男たちは彼を 撃ち殺した。ハズビエフは車を40メートルほど前で停め、進むべきか後退すべき か迷った。彼が車を停めたとき、3人の武装した男が何の警告もなく彼の車に4回 発砲した。ハズビエフは肩と脚に怪我を負った。彼の24歳の娘は首と頭に怪我を 負い、3日後に病院で死亡した。メモリアルは最近、それらの武装した男たちが イングーシの連邦保安庁(FSB)に所属しているという証拠を発見した。 ***************************************************** このリリースについての問い合わせ先: 社団法人アムネスティ・インターナショナル日本 〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-7 小笠原ビル7F TEL:03-3518-6777 FAX:03-3518-6778 E-mail: ksonoko@amnesty.or.jp ホームページ: http://www.amnesty.or.jp/ |
||||||
![]() | ||||||