28890 | 返信 | Re:韓国最高裁、兵役を拒否する良心の自由を否定 | URL | gaji | 2004/07/16 18:39 | |
こんにちは、gajiです。 【「良心的兵役拒否」に相反する判決】---------- 「良心的兵役拒否(信仰のために兵役を拒否すること)」に対するソウル南部地裁の無罪判決により、社会的論争が沸き起こっている中、裁判所が良心的兵役拒否者に対して相反する判決を下し、混乱を引き起こしている。 ------http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/05/28/20040528000066.htmlより 【良心的兵役拒否者、判事によって判決にブレ】 http://japanese.donga.com/srv/service.php3?bicode=040000&biid=2004052932908 数日前の朝日新聞で「無罪判決」に対して韓国内は賛否両論(というより世論は非難がち)といった記事を目にした覚えがあります。退役軍人が反対しているetc.良心的兵役拒否が認められるのであれば、誰も兵役につきたくない云々。拒否している若者たちは確信犯というか、銃より刑務所を選ぶといっていたように思います。 【東亜日報 [社説]「良心的兵役拒否」は有罪】 -------- 良心の自由と国防の義務は、いずれも放棄できない憲法上の価値である。最高裁は、「個人の権利である良心の自由は、国民全体の尊厳と価値を守るための国家の安全保障より優越した価値だとは言えない」と判例を下した。北朝鮮と対峙する現実では、法律の解釈も国家の存立という価値に重きを置くしかない。 しかし、軍隊の代わりに刑務所行きの選択を強いられる「エホバの証人」の信者たちの問題に終止符が打たれたわけではない。最終的に違憲法律審査権を持つ憲法裁判所(憲法裁)の決定を待たなければならない。本質的な問題は未解決のまま残っているわけだ。憲法裁が、憲法上の二つの価値が衝突する時にどのように調整するのか、合理的な決定を下すことを期待する。 社会の一角では、銃を取ることを拒否する「エホバの証人」の信者たちに、代替服務を許容すべきだと主張する。しかし、他の宗教との関係、入隊する若者の士気という社会的影響が十分に考慮されなければならない。これは、国民世論を収れんして、法律を制定または改正する立法府が判断して決めることである。 ---------http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=080000&biid=2004071669448 より ニュースによれば、初めての無罪判決がこの5月に出たことによって、社会的論争や世論の混乱が生じていたようです。 今回の判決が「人権に対する恐るべき蹂躙思想」とのご指摘は過剰反応ではないでしょうか。 「隣国の軍国主義化」とのことですが、韓国では徴兵制自体、既存のものなのですから、「軍国主義化」という言い方はそぐわないと思いますが。。 |
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