29037 返信 Re:トルティーヤさん URL 水原文人 2004/07/27 14:07
烏龍茶さま、いつもためになる、論理構成のしっかりしたご投稿、ありがとうございます。

> >◇いいえ、逆上はしていません。
> 相も変わらずご自分が何を書いているのかもわからなくなっているようでしたので、以前と同様「逆上している」と判断させていただきました。
>
> >慇懃無礼に印象操作をなさるのはおやめください
> 失礼ですが、あなたに関する限り印象操作の必要を認めません。理由は以前の「自己責任」議論で述べたとおり、あなたの投稿そのものが逆上に満ちているからです。

まあまあ、相手はプライドだけは高くて興奮しやすい若者ですから・・・どんどんやってあげた方が本人のためでしょう。

> そうおっしゃいますが、あなたは何もわかっていらっしゃらない。私の投稿で明らかにしたのは、あなたの主張(28846)の
> 「少なくとも米軍は瞭然としたユニフォームを着用しているのでテロリストではありません」
> は【 デ タ ラ メ 】ですよ、ということなのですが。

トルティーヤさんにはなぜか、すべてを正規軍(とくにアメリカ軍)に都合よくだけ解釈する傾向があるようです。そもそも国際法を遵守しているとアメリカの現政権下の軍の行動が国際法違反と談ぜられる可能性が高いからこそ、ブッシュ政権が国際司法裁判所を無視しようとしていることにも気づかないようなのですが。

> また、デタラメと言うことで言えば、以下もそうですね。
> >実際には戦時国際法違反行為を計画・立案・実行していた首謀者である事は疑う余地は
> >ありません。
> 【実行していない】からこその【無罪判決】ではありませんか。
>
> >米兵を偽装したリーコンが情報収集や後方攪乱の為の破壊工作や扇動を行った為に、POWに
> >なった隊員は米陸軍憲兵隊に逮捕され銃殺刑に処せられています。
> 本題とは無関係なのですが、あなたは国際法を全くわかっていないので説明しますと、
> 1 国際法に違反した正規兵は、捕虜資格を持ちません。従って「POWに」なったはずはあ
>   りません。どうでもいいですが「捕虜」と書きましょうよ。
> 2 米兵偽装中に破壊活動をしたのであれば、スコルツェニーケースとは全く別種のケース
>   となります。従って不適当な例示でしかありません。
> 3 「銃殺刑に処された」つまり「刑に処された」のですから正式な軍律審判にかけられた
>   わけで、即決処刑が認められていた例になどなりません。
>
> ぼろぼろですね。

ところで国際法にお詳しい烏龍茶さんに質問なのですが、そもそも「テロリスト」に国際法をあてはめることはどこまで可能なのでしょうか? 国際法は基本的に国家およびその国家の権威・権限を背負って行動する政府や、こと戦時国際法は軍や軍人の行動を規制するものだと理解しているのですが、どこかの国家がテロ行為を背後から支援している場合を除いて(ちなみに、アメリカもまたCIAを通じて「テロ支援」をしてきた歴史がありますが)、定義上は民間人になる「テロリスト」をどこまで規制できるのでしょうか?

実例を見る限りでは、テロリストのアクションは通常の刑法の範疇である殺人罪などで裁かれている場合が圧倒的に多いように思います。

またジュネーヴ条約違反などでも、相手国の利害が大きな割合で介入する場合を除けば、まず自国軍の軍法会議などで裁かれる場合が普通のように思えます。もちろん国際法となる条約などに加盟している時点で、加盟国にはその条約の精神に則った軍規に基づいて公正な判決を軍法会議などで下す責任を負っているわけですが。たとえば米軍予備役兵によるイラクの囚人虐待事件では、米国の軍法会議がどのような判決を下すかが、米軍つまり米国が国際法の精神をどこまで順守するのかをはかるバロメ−ターになるのであろうと思いますが。