29062 返信 gajiさんへ。 URL ヒデ 2004/07/28 17:50
>>gajiさんへ。
ご存知のことと考えますが、少し横レスさせてください。

>「靖国」には、殉難者としてA級戦犯は祀られているものの、
>異国で刑しなされた英霊の皆様という「英霊」は祀られてはいないと思うからです。

―――――靖国神社に関する本の中からの抜粋―――――
昭和33年5月末日までにすべての“戦犯”が釈放された。
昭和34年3月10日(1959年)
「日本国との平和条約第十一条関係合祀者祭神名票送付について」
“戦犯”関係者を靖国神社の祭神として合祀することが始まった。
昭和34年の春に合祀された戦争裁判の受刑者 353人
同年の秋に合祀されたのは 472人
昭和39年、41年、42年、48年と合祀が続けられた。
すべてB・C級。

そして最後に“A級戦犯”の合祀がなされ、合計1,000人以上にも及ぶ
“戦犯”関係者の合祀が完了した。
“A級戦犯”の「祭神名票」が送られてきたのは、昭和41年2月
昭和46年(1971年)に総代会で了承されはしたものの、いつ合祀するかは宮司に
一任されることになった。
昭和53年秋季例大祭前日に合祀。
昭和54年4月19日(1979年) 春の例大祭の直前の新聞報道により
一般に知られるようになった。
―――――――――――――――――――――

A・B・C級戦犯は、靖国神社に合祀されています。
なおA・B・C級戦犯は、
1952年5月1日 木村篤太郎法務総裁の名で
「連合国の軍事裁判により刑を処せられた者」は、
国内法上の犯罪人にしないという、一般的な通知が出されており、
日本国では、犯罪人ではありません。


A・B・C級戦犯は、厚生省などは「法務死」「法務死亡者」と称しており、
松平永芳氏(昭和53年7月から平成4年6月まで第六代宮司)は、「昭和殉難者」との
表現を使うことを神社職員に通達しています。