29117 | 返信 | Re:警戒すべきは中国 | URL | inti-sol | 2004/08/03 22:45 | |
毒芋虫さん > さて、これまでの投稿で毒芋虫は中国が危険な国であることを主張してきましたが、いくら毒芋虫がスッピツ犬みたいにキャンキャン吠えても認めない人もいると思いますので、ここは権威にすがることにしましょう。 別に、桜井よし子氏が「権威」だとは、私はまったく思わないんですが。私が本多勝一氏の名を出したって、あなた権威だなどとは思わないでしょう?それと同じことですよ。 > その理由は、日本列島を取り巻く状況を見ると、まずロシアがあり、中国があり、朝鮮半島があってアジアがある。日本にとって非常に問題なのはこれらの国々です。とくに中国はとても心配です。なぜならば中国は政策が覇権でありますから、どのような言葉を使っていても中国はものすごく現実的で出てこれるときには出てきます。危ないなと思ったら引くんです。 そりゃ、中国は大国であり、覇権主義的でない大国など一つもないという意味では、確かに覇権国家です。チベットに対してやっていることは容認しがたいし、ベトナムへの侵略(中越紛争)もそう。 しかし、第一にその「覇権」の矛先が日本に向く危険があるかと言えば、それはありません。先の投稿でもふれたように、日中間の貿易は、昨年、日本の輸出が6兆5千億円、中国の輸出が8兆7千億円という莫大なものであり、中国にとって日本は最大の貿易相手国です。その国と戦争するということは、中国経済が(日本経済もですが)ひっくり返ることに直結します。 第二に、中国が覇権国家であるといっても、米国とは(旧ソ連と比べても)まるっきり比べものになりません。少なくとも世界規模で見れば、米国は中国の数十倍危険な存在です。 > 九六年の台湾の総統選挙を見れば非常によくわかります。李登輝さんが出たときに、ミサイルをバンバン飛ばした。一三発か一四発を打ち込んだ。台湾の人々に台湾人の李登輝を通すようなことがあったら中国は軍事力を使って台湾に影響を及ぼすぞと言うことを示した。 でも、結局李登輝は総統選挙に勝ちました。で、中国は李登輝が総統になった台湾に軍事侵攻しましたか?核ミサイルを撃ち込みましたか? その後も2000年、2004年と台湾独立派の陳水扁が総統選挙に連勝しましたが、何か起こりましたか? できないんですよ、そんなことは。中台関係も日中関係と似たようなことが言えて、経済的には、もう分離不可能なほど相互依存が進んでいます。 ところで余談ですが小林哲夫さん > しかし私は自衛隊を容認したinti-solさんやGaouさん等がどのような論理で護憲を主張しているのか解りません。 私は当面のところ自衛隊を容認していますが、gaouさんは容認していません。私がどのような論理で護憲を主張しているかは、投稿29089に書いたとおりです。もう、あなたと議論する意志はありませんが、最小限の事実の指摘のみ。 |
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