29877 返信 イラク侵略戦争と最近の国際情勢 URL 工藤猛 2004/10/06 11:10
イラク戦争は米英が主導した侵略戦争だ。歴史的に間違いが「ある」戦争だ。
当時のスペイン首相は積極的にイラク戦争を推進していた。
政権が変わったらスペインは国の方針を変え、イラクから自国軍を撤退させた。
イラク侵略戦争反対のフランス・ドイツと同じ立場になった。EU内で。

私は日本軍(自衛隊)のイラク派兵を支持している。
日本国の唯一の軍事同盟国はアメリカだ。
同盟国が推進する戦争には協力する。
それが同盟の意味だ。逆もあるということだ。
東アジアで日本国が困難な戦争に対峙したら、いやいやでも
アメリカは同盟のよしみで日本側で参戦する必要がある。
戦友になっていなければ他国の軍部は真剣にならんよ。
日頃の付き合いが大切だ。


最近アメリカで「対北人権法案」が全会一致で可決された。いいことだ。
さすがアメリカと思うのは人道援助を別枠で北朝鮮に与えることを
例外として認めていることだ。たいしたものだ。文明国の行いだな。
アメリカの法律には日本人の拉致被害者「奪還」を応援する文言もアル。
たいしたものだ。欧州の諸国の多くは北朝鮮と国交を結んでいるが
何処の国もアメリカのように親身には対応してくれていない。
アメリカにさまざまな思惑があろうともうれしい限りだ。
当の日本国でさえそこまでに「根本」的な拉致被害者擁護の法律は無い。
情けないことだ。

ニューギニアの戦線で餓死した戦友の死肉を食らってでも欧米軍を
殺していたかったと「妄想」する民族主義者ですら
「対北人権法案」に具体的に表現された拉致被害者救出に心を砕いている
アメリカ議会には感謝する。全世界でアメリカだけだ。素直に感謝する。
それでこそ軍事同盟国だ。(役に立つ同盟だ。)


親分がイラクを侵略したいという。
子分は英国、イタリア、スペイン、ポーランド、オランダ等などだという。
日本国も応援で出兵しなければなるまい。
ここのところ風向きが変わってきた。スペインがぬけ。
オランダ、ポーランドも抜けそうだ。イギリスも国内政治情勢が危うい。
心強いのはオーストラリアの保守連合が連邦議会選挙に向けての
有権者向け外交政策で東アジアの安全保障で日本と一緒にやってゆきたいという
外交政策を発表したことだ。ありがたいことだ。

万が一、政変で英国がイラクから撤兵し、アメリカがイラクに駐留し続ける
事態が生じたら、日本国はイラクに数万人の自衛隊員を派兵したらいい。
軍事同盟は一蓮托生だ。核を持つ中国共産党に対抗できる同盟の相手国が
アメリカ以外にあるのだろうか。アメリカを蹴ってロシアと同盟するか。
むりやりにでも頼み込んでNATOの一員になれるのか。
核兵器には核兵器で対抗するしかない。
日本国が独自に核兵器を所有製造したら自滅への道になる。
安全保障をより不安定にするだけだ。韓国も台湾も作ろうと思えば
核兵器は作れる。日本国は弾道ミサイル製造の基本技術と製造技術は手にしている。
総合的な理由で核兵器システムを持たないだけだ。


東アジアで中国の覇権の前に立ちふさがる国家は日本国だ。
目の上のたんこぶが日本国だ。早い話、中国共産党の敵は日本だ。日本人だ。

中国共産党に対等な日本中国友好の精神が残っているのかね。
毛沢東が生きていた頃までは確かに不幸な過去の戦争の惨禍を
歴史的な事実と踏まえながら日中友好で交流してゆこうといった
中国共産党の意思や政策は感じ取れた。今でもあるのかいな。

他国の選挙で選ばれた首相に対して靖国に参拝するなと命じるほどに
毛沢東は「あほ」ではなかったと思うよ。だれが「あほ」なんだ。


ハノイで開かれているアジア欧州会議(ASEM)で
アジア債券市場創設が提案されるようだ。いいことだ。
円、ユーロ、ドルの通貨で「バスケット通貨建て債権」を構想しているようだ。
すばらしい。国連の常任理事国になるよりも、この構想が実現されたほうが
日本国の安泰にどれだけ貢献することか。

日本国を理解する「仲間」は多いほうがいい。

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気になる動きもある。
読売新聞6日朝刊六面にこんな写真が掲載されていた。

その写真の説明。
「ローマで記者会見するシモン・トレッタさんとシモン・パリさん。
 左端は日本人人質事件で身柄を拘束された高遠菜穂子さん=先日30日、AP」

解放されたイタリア人も日本人も再度イラクで活動したいそうだ。
両者とも自国軍隊の撤退を要求している。
再度イラク国内で「誘拐」されたらどうするつもりだ。
今のイラクには単なる物取り強盗に過ぎない「ごろつき」の誘拐団も存在する。
自分らの「誘拐」解放をたてに自国政府の政策変更を訴えるのではなくて
自国で政策主張を展開しろ。自国で自国政府に「撤退しろ」と訴えろ。

なんか、うさんくさい。
露骨な政治臭を感じるのは私の独特なひがみによるのかなー。