30074	返信	Re:南京大虐殺を中国共産党はどう主張しているのか。	URL	gaji	2004/10/14 15:46
ウサギの眼さん、横レス失礼いたします。 2.歴史教育の変遷------------------------------------------ 小学生から日本の残虐性を強調した教育が特に最近はカラー写真やイラストを多用して歴史及び国語で教えている。中学校歴史教科書の南京事件の扱いの変遷を示すと、８０年版　　南京大虐殺という項目・章なし。１５０字　Ｂ５版１ページの１/３足らず。　　　　　　挿絵、写真なし。人数は東京裁判でも否定された３０万人８２年版　　同上。人数が３０数万人に増加。９２年版　　南京大虐殺の項が独立。５２０字　Ａ４版１ページ　　　　　「陥落地区での日本侵略者の残酷な統治」の章６ページが追加。９５年版　　同上に「虐殺」に挿絵２枚、「・・統治」に挿絵８枚追加。以上で分かる通り８０年代より明らかに中国政府の方針が変わったのです。それは鄧小平・江沢民政権の始まりにほぼ一致するし、かの教科書誤報事件発生(８２年）にも一致する。文化大革命の荒廃から立ち直り、民族問題を抱える国民の団結の為にも日本敵視は必要だったが教科書事件が外交カードに有効と気付いたのに加え日本の右傾化（彼等に言わせれば）を自国民に知らせ、且つ日本の残虐性を忘れない為の恒久施設や小学校からの徹底した洗脳教育が必要だったのだと言われている。特に盧溝橋近辺の「中国人民抗日戦争記念館」は９７年までに中国人の入館が延べ８００万人、外国人が１０万人、内８割が日本人だそうだ。外国からの訪中賓客を中国当局が連れて行くことも多い。また日中両政府間の公式の青少年交流でも日本側の若者たちは北京に着くなり、まずここに連れていかれ、「日本の侵略と残虐の歴史」をたっぷり学習させられるのである。ところが前にも述べた通りこの展示・説明は史実を全く無視したり（一番分かり易いのは盧溝橋事件の発端は国民政府軍に紛れ込んだ共産軍の兵士が演習中の日本軍に撃ちこんだというのは今や完全に証明されているのに、ここでは日本軍が仕掛けたとなっている）、誇張したものが多いので政治宣伝としか言えないもの。そこへ嘗て村山首相が訪問し、まさか行くまいと思った小泉首相まで行ってしまったのは大問題。つまり明らかな史実に反する中国の主張を日本の首相が認めてしまったことになる。以上で分かる通り全てあの1982年（昭和57年）の教科書誤報事件以降に中国側が反日記念施設を作ったり教科書が変わったわけです。いかにあの誤報事件が重大な結果をもたらしたのかが分かりますね。 ----------------------http://www1.u-netsurf.ne.jp/~ttakayam/hanniti.htm 中国には盧溝橋をはじめ、「反日記念施設」は各地にあるようです。また、現在、米国にも記念施設をつくる準備がなされていますし、「南京大虐殺」については、米国の教科書にも記載されることになっています。南京大虐殺が米国の小中学校の教科書に------------------ 　米国・カリフォルニア州議会は「南京大虐殺」を小中学校の教科書に記載する法案を採択した。中国系女性議員が提出した法案。同州ではサンフランシスコを中心として「南京虐殺史実展」が繰り返し催されているが、その初の具体的成果となる。（平成１６年１月２５日号） ------------------http://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/H16/1601/1601004usatext.html