30105 | 返信 | Freud理論はトンデモ e:信 水原文人の醜悪かつ笑いを誘う言い訳はまだ続く Re:扇動と差別と。 | URL | 森永和彦 | 2004/10/15 02:06 | |
> > あなたよりははるかにありますし、一般常識であるはずのフロイトの理論にのっとっていますから、それ以上の専門知識でも持ち出さない限り「幼稚な知識や経験」というのは単なる言いがかりであり、指摘になぞなっておりません。 > > 水原文人は精神神経医学を専門とする医師か、それとも臨床心理士のような関連分野の従事者なのだろうか。単に稚拙なマスター論文でフロイトに言及した程度のレベルで他人を精神障害などと決め付ける資格があるわけがないのである。そもそも水原文人によればフロイト理論は一般常識であるらしいが、一般常識の持ち主程度の見識で「おまえは精神障害だ」などと勝手に決め付けられてはたまらない。あたりまえのことだが、精神医療のプロが患者の診断にマスター論文程度のフロイト学説などを直接持ち出すはずがないのである。この水原文人という人物、どこまで幼稚なのか、もはや笑いが止まらない。 今日では、Freudの理論は完全に否定され、「トンデモ」の一種とみなされています。いまだにFreud理論を援用する医師がいるなら、その医師には絶対にかからないほうが良いです。 Freudの理論は、СССР(ソヴェト同盟)におけるЛысенко(ルイセンコ)理論と並んで、大きな被害を与えた疑似科学の典型といえるでしょう。 Freudの理論への評価は、「新しい部分は正しくなく、正しい部分は間違っている」と要約されます。つまりまったく無価値ということです。もちろん学ぶ必要はありません。ただし、残念ながらFreud理論から生まれた概念が、さまざまな学問分野で使われていることがあるので、Freud理論の「概念・用語」は知っておいたほうがよいのかもしれません。(ちょっとした入門書でもあれば十分でしょう。) Freudの理論については、以下の本が参考になります。 H.J. Eysenck(アイゼンク)/宮内勝他訳 批評社発行 精神分析に別れを告げよう [フロイト帝国の衰退と没落] (Decline and Fall of the Freudian Empire, 1985) A5判上製/248頁/3400 ISBN4-8265-0228-1 1988,1初版第1刷発行 フロイトとその後継者たちによって世界中に広められた「精神分析」という神話を、行動療法を体系化した現代の代表的臨床心理学者である著者が、豊富な体験、データ、知識をもとに徹底的に批判、解体する画期的作品。 日本語版への序 序章 1章 人間フロイト 2章 治療法としての精神分析 3章 精神分析的な治療とそれにかわるもの 4章 フロイトと子供の発達 5章 夢判断と日常生活の精神病理 6章 フロイト派の概念をめぐる実験的研究 7章 精神分析のたわごとと似非歴史学 8章 安らかに眠れ・フロイトの評価 |
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