30260 返信 Re:極右による言論の自由侵害を許すな URL しようない 2004/10/21 23:17

> > また「国が燃える」の件は詳細は知らないのですが、「メディアへの圧力」というのなら「外国人犯罪を報道するのは差別」「反共和国報道は排外主義」とメディアに抗議する人々も同様ではありませんか?
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> そのような「抗議」がマスコミ各社に対して行われたことがいつあったのですか? 批判ならそれなりにあるでしょうが、マスコミ各社に直接抗議したという話は聞いたことがありません。

水原文人クンが聞いた事がない=存在しないではないのですよ。後者のほうは宝島社の「北朝鮮利権の真相」はその模様がでています。前者でも東京エイリアンアイズ、アジア学生文化協会、東京YWCA「留学生の母親」運動といったグループがそういうことをやっています。

> で、直接抗議するとか、街宣車で乗り付けてイヤガラセでもしない限り、批判することそれ自体は言論の自由で保証されています。

確かにそうですね。しかし上のようなことを問題にせずに。今回の本宮漫画への抗議やNHKアジア女性国際法廷事件のみを「言論弾圧」だけを「言論弾圧」と騒ぎ立てる人はどうなりますか?
これでは説得力に欠けるといわざるを得ません。これでは「立川反戦ビラ弾圧事件」がどうのこうのと騒いでいる人々とかわりません


> > 以前、田中荘でのやりとりで「なぜ一般日本人によるものよりはるかに少ない外国人犯罪をメディアは取り上げなければいけないのか?」と主張する方がいましたが、もしマスコミがこの種の圧力に屈して被疑者が「外国人」であることに触れなくなったりすればそれは立派な「言論弾圧」ではないでしょうか?
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> 「田中荘」のような場所で出た「批判」のことは「抗議」とは言いませんよ。「抗議する」と文中にあったとしても、マスコミ各社に直接乗り込んだとか、裁判に訴えようとしたとか、そういうことでなければ、「言論弾圧」にはりません。批判を行うことは、民主主義にとって不可欠な健全な言論環境を維持し、社会全体の良心のレベルをより研ぎすまされたものとするためには、必要です。

まあ水原文人クンが目を通さなかっただけかもしれませんが、田中荘内でも森永和彦氏が「警察の不法滞在者取締り」を取り扱った番組を見てTV局やスポンサーに執拗に抗議したと語っていましたし(確かノンポリ氏も?)むじんさんとのやりとりの中で「在日外国人犯罪」問題に関してマスコミに抗議したという団体の公開質問状かなにかも紹介されていましたよ。

> だいたい「差別だ」と「抗議」が来るとすぐにやめてしまうのが日本の大手マスコミの困ったところですが。最近とある打ち合わせで手錠にモザイクをかけるような自己規制はいつから始まったか、という話題になりまして、さるテレビ局の報道出身の人の説だと、どうもロス疑惑事件で三浦和義氏が民事で勝訴してかららしいですね。

そのうち「判決確定までは匿名で」なんてことになるかも

> > > > 経済面での中国の重みが増すにつれメディアでの中国に都合の悪い言論は難しくなりつつあります。(中国大使館関係者が中国に批判的な国会議員の後援企業に圧力をかけたり)。
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> > > はて、今も書店には中国批判の本が山積みになっているではありませんか。たとえば黄文雄とか。また、五大紙の一つである産経新聞は中国に対する非難攻撃をずっと続けているし、世界最大の発行部数と称する読売新聞も中国への批判を強めつつある。「中国に都合の悪い言論は難しくなりつつあります」とは、いったいどの国のどのメディアの話なのでしょうか。
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> > まあ、これは中国の国力やそれを背景にした圧力の増大と日本国内の反中嫌中感情の増大とのかねあいの問題かもしれませんね。
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> そうでしょうね。で、「中国の国力やそれを背景にした圧力の増大」がなぜか「反中嫌中感情の増大」を生んでいるように思えるのですが、いかがでしょうか? こういうのも典型的な自己投影のパラノイアですが。

いやあ私がここで問題にしている(中国大使館すじ等の)「反中派への圧力」が人々に知れ渡って「反中嫌中感情の増大」の原因になっているようには思えないのですが。それと「自己投影のパラノイア」とやらについて詳しく説明してもらえますか?

> > 以前、つい最近まで日本人拉致問題はタブーに近い雰囲気があったと述べましたが、その背景にかの在日団体があるのは指摘するまでもないと思われます。
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> 違いますね。確たる証拠がなかったら、そう大げさに報道なんてできないのが報道の倫理です。北朝鮮が認めてからは、なにしろ当事者・犯人が自白したようなものですから報道できるわけです。もちろん、あと世論のウケがいいのと、政権担当者の思惑も相当にあるかも知れませんが。

上に挙げた書物をおよみになれば考えも変わるかもしれませんよ。それに拉致問題は90年代に松木さん(ピョンヤンにいると自宅に手紙が届いた)失踪事件に関して「よど号グループの妻」達の松木さんとのスナップが出てきた事や安明進氏の証言から横田めぐみさんの件が明るみに出たということから大きな転機をむかえました。

> > 最近在日中国人が急増しているようですが、あまり彼らの力が増大するのは・・日本国内に強力な華僑団体が成立すれば決して絵空事ではなくなるかもしれません。
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> (失笑)。またまた自己投影のパラノイアですか? だいたい日本に来る中国人には北京政府の支配下に属さない人もいるし(華僑は必ずしも北京と同一視できませんよ)、北京政府が嫌いな中国人の方が多いんじゃないですか? とくに田舎の貧困地帯の出身者は、今の政府はそんなに支持してない可能性が高い。

「自己投影のパラノイア」ってなんですか?そもそも私はどういう立場で「自己投影」をしようというのでしょう?私はどこかの国のマイノリティとでも??

それに「華僑=北京政府」とは限らないことぐらい、なにも水原文人クンに指摘されなくても百も承知ですよ。横浜や神戸の老華僑の人々は国民党支持者も少なくないのですから。ただし、最近中国大陸から来る人々は当然中国共産党政府の影響を受けている場合が多いし、中共政権を全面的に支持しない人ですら「日本」がらみだと遠隔地ナショナリズムを発揮する可能性が高い(これはアイリスチャン氏達を支持する北米のチャイニーズの人なんかがその典型です)。また
「田舎の貧困地帯の出身者は、今の政府はそんなに支持してない可能性が高い」とのことですがこれは何を根拠にしているのですか?田舎の人々は「解放後」の「土地革命」で中国共産党に感謝している人が多いという話しをよく聞きますけど。それ以前の問題として中国の「田舎の貧困地帯」の出身者は普通外国にいこうとは思いません。広東や福健の華僑を多く送り出している村はもはや単なる「田舎の貧困地域」ではありません。