30524 返信 Re:自主的思考の放棄と個人崇拝(民族という単位と抑圧する諸国家の抗争) URL 工藤猛 2004/11/01 03:38

>  歴史をつくるのは、一人一人の名もない市民であって、特権的なインテリ層ではありません。ファシストでも極右でも歴史修正主義者でも差別排外主義者でもない、ごく普通の人民に対して、暴力や脅迫的手段で服従させようという手法は決して長続きしません。

>  そもそもロシアの戦争目的を「近代化」と考えること自体、根本的に甘いし、それに「近代化」や「世俗化」「民主化」につながるのなら、侵略戦争を肯定するという発想はイラク戦争でのネオコンに通じるものがあります。

> > > >  バルト三国とウクライナでの抵抗運動とパルチザンはその後も1950年代初めまで活動していました。バルト三国で活動したのは「森の兄弟」と呼ばれるパルチザン軍です。

> > 「森の兄弟」は、ナチスに協力したファシストです。ソ連政府がこれを徹底的に掃討したのは当然です。それとも、ファシストであっても反ソなら支持すべきということでしょうか。

>  あなたの論理だと、東南アジアの民族独立運動家のなかに、旧日本軍に協力した経験のある人達がいるのなら、東南アジアの国々は永遠に英帝、仏帝などの植民地にとどまらなければならないということになります。


>  帝政ロシアのもとで被抑圧民族の地位にあったポーランド人やウクライナ人は、ユダヤ人に対しては抑圧民族としてのふるまいを、歴史的に行なってきました。同じように、ロシアや東欧などで被抑圧民族だったユダヤ人も、パレスチナでは抑圧民族としてふるまっていますし、アラブ人もパレスチナでは被抑圧民族ですが、クルド人やスーダン西部や南部のアフリカ系住民に対しては、抑圧民族としてふるまっています。中国人(漢民族)も、日本に対しては、歴史的に被抑圧民族だが、チベットやウィグルなどでは抑圧民族として現れています。 

>  そして、当然のことではありますが、抑圧民族としてのふるまいは、決して被抑圧民族として受けた仕打ちを帳消しにすることにはつながりません。

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 興味深く両者の「論争」を呼んでいるものの一人です。
 マルクスのクリミア戦争に関する新聞記事(同時代の事件への評論、分析)を
 読んでいると現実主義者だと思います。教条的なドグマで裁断していない。
 同時代にのめりこんでいる現実感覚がある。(当然に時代環境にに制約されている)

 「一人一人の名もない市民」
 左翼にも保守にも右翼にもファシストにもなりうるのが名もない市民です。
 飲み食いまぐあい子育てし、生活の糧は労働で得るしか暮らしようがありません。
 経済環境に左右されます。所得が激変したら、平凡な「能力」のわが子を
 私大に進学させれないで就職しろと急に針路変更するかもしれない。
 高校で学業を終えて、世の中でどうしたら食えるか「訓練」してこないで
 いきなり針路変更させられて子供の戸惑いは大きいだろうな。
 介護保険制度はあるものの老いた親が常時介護に近い身の上になったら
 大変な負担を物心両面にわたってその家族にのしかかる。
 1948年生まれとしては二十年後に「年金制度」は、インフレで何分の一に減った
 実質支給額で四苦八苦しているのではないかとも想像してみる。
 公的な債務(国債や地方債)1000兆円はインフレでしか返済できないだろうな
 とも考えてみる。庶民はこつこつと住宅ローンを返済している。
 売却してもローン残高に満たない売値になっている不動産のデフレに
 怒ってみたところでしょうがない。権力につてがないから、銀行は
 所得があるものの債務をちゃらにすることはない。こつこつと払うしかない。
 北朝鮮系金融機関に投入された公的資金一兆円以上に腹を立てたってしょうがない。
 在日朝鮮人には権力へのつてがあったのだろうさ。企業にも銀行にも何十兆円もの
 公的資金が投入され、債務免除で生き延びた企業も多い。必要だったのだろう。
 来年も中国共産党に援助金1000億円弱が日本国の税金が振舞われる。
 宇宙に人間を「あわびの食事」までつけて打ち上げる国なのに。
 核兵器を増産している国なのに。
 理屈にあわんな。

 状況次第で、平凡な庶民でもどちらかの良さそうな潮流を選ぶよ。
 戦前ヒトラーを支配者にしたのは普通のドイツの庶民だと思うよ。
 時代はなんでも作り上げる。