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イラク国際戦犯民衆法廷・京都実行委員会の講演会のお知らせです。今回は、アブグレイブ等における米軍による拷問・虐待問題を、特に性暴力の観点から取り上げます。アブグレイブにおける拷問・虐待の基本的事実は一応世界に報道されましたが、それでも明らかになった事実の一部に限られます。日本のメディアもそうです。あまりにひどいために報道はしたものの、選択的な報道でしたし、米軍によるレイプなどは欧米日のメディアではごまかしていました。なお、最近出た資料として、『アブグレイブ：ブッシュ政権中枢の第一級の国家戦争犯罪』（アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局、2004年10月）があります。 http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Iraq/pamphlet_abughraib_abuse.htm ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊『清末愛砂さん講演会』 -アブグレイブ刑務所の写真が語っていたもの、語っていないもの- 日時：１１月２７日（土）１４時（開場は１３時３０分）場所：こももみらい館　第２研修室　　　（地下鉄「丸太町駅」下車） http://www.kodomomirai.or.jp/child/miraikantop.html 参加費：500円　主催：イラク国際戦犯民衆法廷京都実行委員会連絡先：070-5664-2713（佐藤）　satokazu@wave.plala.or.jp 米国大統領選挙が終わりました。結果はどうあれ、ブッシュ大統領が行っていることは戦争犯罪であり、ブッシュは被告人です。イラクのアブグレイブ刑務所での性拷問の実態は、世界に衝撃を与え、米軍の戦争犯罪を白日の下にさらしました。しかし、同時期にイラク人の女性拘束者がひどい性暴力を受けていたことは「問題化」されていません。イラクでは、米軍に拘束されていた女性たちは、 ①性差別と人種差別と結びついた性暴力そのものの暴力、 ②問題化されないという暴力、 ③釈放後に社会の中で受けるスティグマや家族による名誉殺人・監禁などの暴力という、三重の暴力を受けています。１１月２７日の講演会では、清末さんの講演を通じて、ブッシュ・小泉の女性への戦争犯罪を立証していきます。講師紹介清末愛砂（きよすえ　あいさ）さん。大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程在学中。英国ブラッドフォード大学留学中に、パレスチナの非暴力運動「国際連帯運動」に関わる。人身売買に関する研究をする傍ら、ジェンダーの視点から見た「反テロ戦争」の分析を行っている。現在、アジア女性資料センター（　http://www.jca.apc.org/ajwrc/　）および非暴力平和隊・日本　(http://www5f.biglobe.ne.jp/~npj/ ) の運営委員。ぜひ、どなたでもご参加ください。