30866 返信 Re:不法滞在を合法に!(訂正) URL とほほ 2004/11/17 05:07
○不法滞在をしなければよいのだ。

単純労働(この言葉は適当ではないので以下不熟練労働、不熟練労働の定義:不熟練労働とはその仕事に熟練を要しない労働の事であり、不熟練労働者が熟練労働者ではないと言う事ではない)が受け入れられないから不法滞在をしなくてはならない。職(食)安全を求めて民衆は移動する、こうした労働供給圧力に抵抗する事自体はフェアな競争とは言えない。まずこの認識が必要である事。
確かに単純にこれを受け入れることは必ずしも良い結果を生み出さない、かといってそれがフェアでないことには原則的に変わらない。

現実は日本に入ってくる労働者は本来は不熟練労働者ではない、日本に来日するためには母国でそれなりの経済力(熟練労働力)を持った人間でないと来日そのものが不可能である事。

一旦、不熟練労働者を受け入れた場合にはその後諸問題が発生してくるのは海外の移民の歴史がハッキリと証明している、その為にヨーロッパ等ではその諸問題に対して人権侵害が起こらないように出入国管理を行う。日本にはこれがない。
再度言っておこう、日本の出入国管理は「外国もそうだから、日本もそうしよう」として運用する、外国がなぜその様になってきたのか歴史的背景を研究しようとしない、だから出入国管理法の運用に当たって多大な人権侵害が生じている事に気がつかない。

結論
観光ビザで入国して就業するのは就業ビザを発給しないからである。

○法治国家は法律が優先ですけど。

その法を制定する主権は民衆にある、個々人に立法権がある、これが民主主義である。法家思想は民主主義のそうした原理原則により排斥される。また法家思想が数々の人権侵害事件を引き起こしてきた事も歴史の証明するところである。その法がどうあるべきか?そう運用すべきか?を議論しているのであるから法律を持ってこの議論をすることに意味がないことは先述した通りである。法が憲法に著しく反する場合その方の見直しは当然の事である。

> 僕は別にこの法律が悪法だとは思ってませんよ!妥当な法律です。
ではその妥当性を根拠を示して主張する事が正常な議論となる、自分はこう思っている、だけでは議論にならない(これも先述したとおりである)

> そもそも政治的多数派意思と、一般意思の違いが分かりません。
民主主義とは多数決の事ではない。
「民衆が主権をもち自由・平等・博愛の精神の元司法・行政・立法の三権を施行するという思想」のことである。多数決はその手段に過ぎない、多数決が民主主義であるならナチスも民主主義である。

○自分勝手に憲法を解釈しなくてはいけないのですか?

構わないであろう、が、それを議論し正しい解釈を結論するのが民主主義である。
一方で「法は法」と唱えながら「憲法は勝手に解釈する」と言う論理矛盾は都合の良い手前勝手な主張とみなされる。

> 憲法の精神に反する法律があるから、憲法の精神にあうように何を解釈するのですか?
法が憲法の精神に反するのであればその法は見直されるべきと言っているのである。
> 大変失礼で申し訳ありませんが、読み取れませんでした。
能力の不足は仕方がないにしても、それを根拠に議論してはならない。

○例えば犯罪者に対する逮捕と似ているような気もしますね。

であるから、不法滞在とはどのような犯罪であるのか?を議論しているわけである。それに対して「法は法」としか反論できないのであればこの投稿の冒頭から議論のやり直しの堂々巡りとなる。
「法は法」で運用するのであれば日本国民はほぼ全員が刑務所送りである。

○理論というか倫理(ソクラテスは倫理の勉強で出てきますので)というか。

法をソクラテスの時代のように考えるのであればソクラテスの時代に戻りなさい。法理論の発展を学ぶ必要がある。

○上記に関しては日本国の利益になるからじゃないですか?

国益に繋がるように、運用すべきである。と言う議論をしているのである。国益に繋がらない事を根拠を示して主張しているのであるから、国益に繋がる事を主張して初めての反論となる。またその場合「国益とは何か?」も重要な論点となるであろう。

○国内での需要の現実が「不法滞在」の根源である事はどなたかが不法滞在を斡旋なさっているのでしょうかね。

そう言う現実はある。

因みに私自身の考え方は私のホームページで議論している。
【署名協力願い】小学校6年生の拘禁+送還